2023年7月アーカイブ

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20230725-OYTET50011/


 私は、抗がん剤などの治療方針について話し合うとき、「緩和ケア」についてもお話しします。 説明に使う文書には、「どんな場面でも、『緩和ケア』は必ず行います」と書いています。

◆緩和ケアはネガティブなイメージ?

 この説明をするとき、「緩和ケア」についてどんなイメージを持っているか、患者さんやご家族に聞いてみることもありますが、ネガティブなイメージを持っている方が多いようです。「私は緩和ケアなんて受けたくありません。ずっと治療を続けたいんです」「緩和ケアを受けるっていうことは、もう私には希望がないということですか?」というように言われることもあります。

 緩和ケアには、次のような誤解があるようです。

  • がんに対して行うのは、「治療」か「緩和ケア」かのどちらか、二者択一である。
  • 「緩和ケア」は、「治療」をあきらめたあとに行うものである。
  • 「治療」には希望があるが、「緩和ケア」には絶望しかない。

   → → 

 

ヨミドクター 2023/07/27

https://www.sankei.com/article/20230725-V65J637UAZLVFAXIUM3NQUNRTI/

 

放射線照射や抗がん剤の投与。乳がん患者に行うこうした治療は、がんの進行や再発を防ぐ一方で、体への負担ともなる。先日、横浜市で開かれた日本乳癌(がん)学会学術総会は、不必要な治療を減らす「デ・エスカレーション(治療負担軽減)」を重要課題とし、議論した。この取り組みについて、総会で会長を務めた大野真司・がん研有明病院副院長(兼乳腺センター長)に聞いた。(佐藤健二)

 

産経新聞 2023/07/25 09:00 

https://medical.jiji.com/column5/150?page=1


~ ◇「がんは怖い」が7

がん教育の特別授業の前に中学校側にしてもらったアンケートによると、「がんについてどんな印象を持っているか?」という質問に対して、「怖い」(68%)、「どちらかといえば怖い」(22%)、「どちらかといえば怖くない」(7%)、「怖くない」(3%)―という結果でした。

 「怖い」と考える理由の多くは、「死につながるから」「家族ががんで亡くなったから」「がんの治療は難しい、とドラマなどでやっていたから」―でした。一方、「怖くない」と考える理由としては、「がんについてあまり知らないから」「身近に感じないから」「医療が発展しており、早期発見すれば助かる可能性が高いから」―などが挙げられました。ほとんどの子どもががんを「怖い」と考えており、特に、家族やテレビなどの影響で身近に感じるほど「怖い」というイメージが強くなるのでしょう。→→



時事メディカル(こちら診療室 がんを知ろう第9回) 2023/07/28 5:00

https://forbesjapan.com/articles/detail/64749


~~がん医療の分野では、近年、CAR-T細胞療法やリキッドバイオプシー、CRISPRによる治療など、注目すべき革新的技術が数多く登場してきています。そのほとんどは、ゲノミクスや病理学、免疫学といった生物科学の分野から生まれています。
その一方で、ヘルスケア全体において急速に普及しつつあるAI(人工知能)やIoT、ロボティクスなどのデジタル技術とデータ駆動型技術も、がんとの闘いにおいてかつてないほど大きな効果をもたらすと期待されています。~

 

Forbs JAPAN 2023/07/27

https://www.sankei.com/article/20230718-ROZTRE3TNFK2JOGNN42XBDX7TA/

 

   回答 がん研有明病院 院長補佐 乳腺内科部長 高野利実医師

――60代女性です。昨年4月、右乳房のしこりに気づき、検査を受けたところ乳がんと診断され、部分切除しました。主治医からは、術後の化学療法(抗がん剤)は必要ないと説明されましたが、セカンドオピニオンで化学療法を勧められ、抗がん剤のナブパクリタキセル(商品名アブラキサン)と分子標的薬トラスツズマブ(同ハーセプチン)による治療を受けることにしました。ただ、抗がん剤による副作用で頭髪が抜けることには抵抗があります。対策を調べた結果、「頭皮冷却」という脱毛抑制方法があることを知りました。一方で頭皮冷却により、抗がん剤の効果が低下してしまわないか不安もあります。

 

産経新聞 2023/07/18 09:00   

https://nordot.app/1057311482808206258?c=113147194022725109


奥州市総合水沢病院(菊池淳院長)は、全身MRIを使ったがん検診を実施している。県内の医療機関にも導入されている「PETCT」検査に比べ、放射線被ばくがなく、時間が短く、体への負担が少ない上、安価で受診できるな

 

岩手日日新聞 2023/07/28 

https://jp.reuters.com/article/daiichi-sankyo-fda-idJPKBN2Z101Q

 

 第一三共は20日、進行性の血液がんと新たに診断された患者を対象とする同社の治療薬「ヴァンフリタ」を米食品医薬品局(FDA)が承認したと発表した。~

 

REUTERS 2023/07/21 09:58

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1075443#:~:text=%E5%B8%82%E5%86%85-,%E4%B9%B3%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%AF%E6%95%B0%E5%8D%81%E5%B9%B4%E3%81%8B%E3%81%91%E3%81%A6%E7%99%BA%E7%97%87%20%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%A4%A7,%E6%9C%9F%E3%81%8B%E3%82%89%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E3%81%AB%E5%A4%89%E7%95%B0&text=%EF%BC%94%EF%BC%90%EF%BD%9E%EF%BC%95%EF%BC%90%E4%BB%A3%E3%81%AE,%E7%99%BA%E7%97%87%E3%81%AB%E8%87%B3%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%80%82

40~50代の女性に発症が多い乳がんの発がんメカニズムをゲノム解析によって明らかにしたと京都大などの研究チームが発表した。思春期前後に乳腺の細胞に遺伝子変異が起こり、数十年かけて増殖を繰り返して発症に至っていたという。英科学誌ネイチャーに27日に掲載される。~

 

京都新聞 2023/07/27 0:00

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20230721-OYTET50000/

 

7月27日は、「世界 (とう)(けい) 部がんの日」と定められています。頭頸部がんは、男性に多く、中高年以降に発症することが増えると言われています。どのようながんなのか、大阪大学の耳鼻咽喉科・頭頸部外科教授、猪原秀典さんに聞きました。(聞き手・利根川昌紀)~

 

ヨミドクター 2023/07/26
https://www.kanaloco.jp/news/government/article-1006287.html


横浜市による市内の事業所を対象としたがん検診の実施率やがん患者の復職状況の調査で、35・1%は検診を実施していないことが分かった。また、4割強の事業所には直近でがんと診断された従業員がいたが、人手不足や経営上の事情により、治療と仕事の両立が難しい実情も浮かび上がった。

神奈川新聞 2023/07/20 20:32

和泉市立総合医療センターでは、地域の皆様の健康増進や療養生活にお役立て

いただけるよう、さまざまなテーマの医療講演会を開催しています。

諸般の状況を鑑みて、7月より来場してご参加いただけることになりました。

来場(先着20)+オンラインでも開催いたします。ぜひご参加ください。

 

◆「知っておきたい『高額医療費』のお話」

・日時:8/22()15:001530

・講師:医事課 仲山 元規

・会場:3階講堂またはオンライン

 

オンラインでの参加には、「ZOOM」のミーティングIDとパスワードが必要です。

その他詳細は、医療講演会PDF8月)をご覧ください。

お申込み期限:講演日の前日午後5時

申込先メールアドレス:izumi-kouenkai@tokushuukai.jp

 

来場(先着20)のお申込みは、下記にお問い合わせください。


【問い合わせ先】
和泉市立総合医療センター 地域連携センター
電話:0725-41-3150(直通)(受付時間:月~金 午前9時~午後5時)
E-mail:
izumi-kouenkai@tokushuukai.jp

(〒5940073 和泉市和気町451

大阪市立総合医療センター

17回小児医療センター講演会
「小児がんについて学ぼう!~最新の治療トピックス」


日時:令和5年8月18日()1200から9月1日()1200

内容:

①「小児がん」と小児がん拠点病院について
小児血液腫瘍科部長 藤崎 弘之

AYA世代のがん治療をどう支えるか
小児血液腫瘍科副部長 岡田 恵子

③小児がんへの新規治療開発・ドラッグラグ解消のために
小児血液腫瘍科医長 仁谷 千賀

視聴方法

1.こちらの視聴サイトへ視聴期間内にアクセスしてください。

チラシ

2.視聴期間は令和5年8月18日()1200から9月1日()1200までです。
※期間中は何度でも視聴可能です。

【お問合せ】大阪市立総合医療センター 地域医療連携センター
5340021 大阪市都島区都島本通21322
電話0669291221(代)

 松下記念病院 資生堂ジャパン()

「がんを経験した方へ アピアランスケア(外見のお悩み)講座」

 

日時: 2023819日(土)午後1時~

場所: 松下記念病院

   松下記念病院へのアクセスはこちら

定員 先着15名 要予約

   参加ご希望の方は病院2階 がん相談支援センターへお申込みください 
06-6992-1231(代表)

悩みについて一緒に話しませんか?

・色ムラ隠せるファンデーション

・目元で変身!眉毛の書き方

・パーソナルカラー診断

男性の方もぜひ、どうぞ


【お申込み・問合せ先】松下記念病院 がん相談支援センター
06-6992-1231(代)(平日午後9時~17時まで)

国立がん研究センター 稀少がんMeet the expert

 第22回 夏休み企画「こころの話 頭頸部がんと向き合うために」

日時:2023818()18301930

参加方法:オンライン配信Zoomウエビナー 事前予約制

◆講演
吉本 世一(国立がん研究センター中央病院 副院長 頭頸部外科長)

 清水 研 (がん研有明病院 腫瘍精神科 部長)

 

【事前お申込み】当日まで可

お申し込みは下記のURLよりお願いいたします。

https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_2QXwlXm8Sp-dyiEFQ3pSzg

定員500

 

主催:国立がん研究センター 希少がんセンター・希少がん中央機関

 

【お問い合わせ】稀少がんセンター事務局

Eメール rcc-office@ml.res.ncc.go.jp

電話 03-3542-2511 内線3578
受付:平日9001700

松原徳洲会病院 医療講座(ZOOMと会場同時開催)

 
「身近にあるがん/救急とがん」

日時: 2023817日(木)1430

講師: 外科顧問 古河 洋

会場:まつばらテラス() 3F 多目的ホール

   ZOOM同時開催

 

詳細は以下のお知らせをご覧ください。

  8月の医療講演スケジュール

 

【お申し込み・お問合せ】松原徳洲会病院 地域医療連携室 

TEL 0723343400

岸和田徳洲会病院 オンライン医療講演 (事前登録制)

皆様の病気予防や健康増進のため、オンライン公開医療講演を開催しております。
参加(拝聴)には、事前の登録をお願い致します


◆開催日:8/4())15:00~15:30
「胃がんについて」

片岡直己(消化器外科部長)

◆開催日:8/17 ()  14:00~14:30

緩和ケアについて一緒に考えてみませんか?」

 操野 由美子(緩和ケア認定 看護師 )

 

申し込み締め切り

 講座日の前日午後4

 ※申し込み先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。

申し込みの方法や注意事項は以下のお知らせをご覧ください。

https://kishiwada.tokushukai.or.jp/lecture/

 【お問合わせ先】岸和田徳洲会病院

   電話:072-445-9915() 地域連携室 担当:竹内、川合

大阪国際がんセンター 第91回 膵がん教室 

テーマ:放射線治療と日常生活

 

日時:2023816日(水)14301530


場 所:大阪国際がんセンター病院1階 大講堂(入院患者さんのみ)

※入院患者さん以外はWeb視聴も可能です。3ヶ月間見逃し配信がございます。
詳細・Web視聴コチラをご覧ください。

【プログラム】

① 「膵がんの放射線治療」  井川医師

② 「放射線治療中の生活について」」 看護師

~ちょっとひといき、ストレッチタイム~  理学療法士

③ 「放射線療法と食事」 管理栄養士

④「糖尿病とがん」  山崎医師

⑤「社会資源を知ろうー安心して治療を受けるために-」 社会福祉士

【お問い合わせ先】運営事務局 oici.pcs@gmail.com
       080-7233-9076

               協力:ミリアド・ジェネティクス合同会社

近畿大学病院 ともに生きる会

日時:2023812() 13301600

開催方法:YouTube

対象:市民のみなさま

テーマ:「前立腺がん」

◆第1部:講義

13351450

「前立腺がんの最新治療」

排尿・尿失禁について~医師の立場から~」

「前立腺がんの放射線治療」

「排尿・尿失禁について~看護師の立場から~」

◆第2部:公開セカンドオピニオン
15
001600

みなさまの「前立腺がん」に関するご質問に各分野の専門家がお答えします。

※ご質問は、お申込みフォームよりお寄せください。

 

詳細・お申込み法は下のお知らせをご覧下さい。

   ⇒ お知らせ

【お問い合わせ】近畿大学病院  がん相談支援センター
電話072-366-0221(内線3892) 

https://news.yahoo.co.jp/articles/39e85a145b972cf4507e1846b6d6729013a20899?source=rss

 

 日本医学会連合は、近年注目が集まる「ゲノム編集」について解説したウェブサイトを開設。一般には馴染みのないゲノム編集について、多くの国民が理解しやすいよう、平易な文章とイラストを使った分かりやすい解説がなされている。「ゲノム編集」は新たな治療法の開発につながる一方で、適切に使用しないと社会に不利益をもたらす恐れもある。ウェブサイトでは、ゲノム編集とは一体どのようなもので、何に役立ち、何に注意しなければならないのかなどについて学ぶことができ、夏休みの自由研究の参考にもなりそうだ。~

 

Yahho! ニュース(Medical Note) 2023/07/18 11:51

https://www.sponichi.co.jp/society/news/2023/07/17/kiji/20230716s00042000745000c.html


がん治療の最前線、米国で働く日本人医師が現場から最新の情報を届ける「USA発 日本人スーパードクター これが最新がん治療」。テキサス州ヒューストンにある米がん研究最大の拠点「MDアンダーソンがんセンター」で治療に取り組む小西毅医師による第6回は、広い国土の米国で進む「リモート医療」についてです。

 ≪国土の広い米国 進む実用化≫
 ある日、大腸がんのロボット手術を2週間前に受けたマーティーさんの外来検診がありました。マーティーさんは車で5時間以上離れた自宅に帰っています。私は診察室ではなく、オフィスのパソコンからテレビ電話を通じて、自宅のソファでくつろぐ患者さんと奥さんに対面しました。~

 

スポニチアネックス 2023/07/17  05:00

https://hc.nikkan-gendai.com/articles/279283

 

~漢方薬というと、たしかな効果がないのではといったイメージを抱く人も多い。しかし近年、漢方薬を処方する医師が増加している。漢方薬と西洋医学の最新事情について、千葉大学墨田漢方研究所の勝野達郎氏に詳しく聞いた。~

 

~また、これまで漢方薬はがん患者に対しても、抗がん剤治療による食欲や体力低下、しびれなどの副作用を軽減させる目的で処方されてきた。そんな中、最近になって生薬の併用ががん患者の生存率を上昇させたという海外の報告が注目されている。「中国や台湾の研究によると、子宮頚がんの患者さんの10年生存率は、抗がん剤治療だけでは4割だったのに対し、『白花蛇舌草』の服用を併用した患者さんは7割と、生薬の併用は生存率を上昇させていました。ほかにも『白花蛇舌草』や『半枝蓮』の併用で、膵臓がん、上咽頭がんの患者さんの生存率も上がったと報告されています。当院でも、希望される患者さんにはこれらの生薬を処方していますが、さらに科学的な検証が必要だと考えています」~~

 

日刊ゲンダイヘルスケア 2023/07/15 

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20230711-OYTET50016/


「がん患者も運動を」という話がよく聞こえてきます。

 ほどよい運動が、「体にいい」というのはよく言われる話で、がん患者さんも運動した方がよさそうです。

「抗がん剤治療中でも運動していいんですか?」

 がん患者さんからも、運動のことはよく聞かれます。

 「抗がん剤治療中でも運動していいんですか?」

 「やっぱり、運動しなきゃダメですか?」

 「普段運動しないんですけど、どんな運動をすればよいのでしょうか?」

 「運動していいんですか?」と聞かれた場合は、運動を避けるべき特別な事情でもない限り、「もちろんいいですよ!」と即答します。がんがあるから、あるいは、抗がん剤治療中だからという理由で、運動は控えなければいけない、ということはなく、体調が許すなら、好きな運動をして大丈夫です。「医者に聞くよりも、自分の体に聞くのでいいんですよ」なんて言うこともあります。~ 

 

ヨミドクター 2023/07/13

https://dempa-digital.com/article/453449

 

近畿大学医学部・近畿大学病院(大阪府大阪狭山市)202511月の移転に向け、新キャンパス構想をまとめた。堺市の泉北高速鉄道・泉ケ丘駅前に移転する計画で、新病院のコンセプトで目玉となっているのが、DX化による「スマートホスピタル」の実現だ。

 現段階の構想では、外来患者の予約から支払いまでスマートフォン1台で完結する流れを検討中だ。これにより、現在は受付から診察まで約50分、検査を含めると約90分を要していた待ち時間が、ゼロ分に短縮。医療費の後払いで会計を待たずにそのまま帰宅でき、継続処方の薬なら患者の自宅まで配送するサービスも考えているという。

 

電波新聞 2023/07/13

https://www.shiga-med.ac.jp/photos/3960


令和5年7月11日(火)、本学臨床腫瘍学講座・腫瘍内科の醍醐 弥太郎教授 および 寺本 晃治特任講師から、報道機関等に対し、「滋賀県初の『がんゲノム医療拠点病院』として がんゲノム医療の独自提供を開始します ~がんゲノム医療の普及と新たな医療開発の推進~」に関する記者説明会を滋賀県庁にて開催しました。記者説明会では、主に以下の内容について説明を行いました。

  • 厚生労働省が指定する「がんゲノム医療拠点病院」に滋賀県で初めて指定された。
  • 指定を受けたことにより、遺伝子検査から分析までの過程を当院のみで完結させることが可能となり、県民に向けてより迅速ながんゲノム医療の提供ができるようになった。
  • 滋賀医科大学が有する先端的ながん医療・研究体制と連携して、新たながんゲノム医療の開発に向けた取り組みを推進。

会見の中で、醍醐教授は「滋賀県と一体になって取り組んできたことが花開いてうれしく思います。ここからがスタートだと思っていますので、県内のがんゲノム医療のさらなる普及を目指して取り組んでまいります」と語りました。~


◆本件の詳細(プレスリリース): 

https://www.shiga-med.ac.jp/sites/default/files/2023-07/press_0630_2.pdf

 

滋賀医科大学 2023/07/11

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1065749

 

がんや難病を患う人のゲノム(全遺伝情報)を調べ、適切な診断や治療をするゲノム医療推進法が先の国会で成立した。

 ゲノム医療を後押しする基本計画策定を国に義務づけ、遺伝情報による差別への対応を求める。

 欧米では「遺伝情報の活用と差別防止は車の両輪」とされる。ようやく日本も国際標準に向けて一歩を踏み出したといえよう。ただ罰則規定がなく、実効性が課題になる。国と医療界は差別や偏見、不利益な扱いを生まない取り組みを急がねばならない。

 ヒトゲノムの解読完了から今年で20年。がんや希少疾患などに関わる遺伝子の働きが解明されつつある。遺伝情報から病名を割り出したり、個別の治療法を決めたりする手法が実用化されている。

 一方、ゲノム解析で得られたデータは究極の個人情報でもある。雇用や保険契約、妊娠などで用いられたり、他者に漏れたりすると「遺伝差別」を招きかねない。~~

 

京都新聞 2023/07/12 16:00

https://www.47news.jp/9344363.html


勤労者や被扶養者の「職域におけるがん検診」の受診率は、小規模事業所や女性で伸び悩んでいることが、厚生労働省が進めるプロジェクト「がん対策推進企業アクション」のアンケートで明らかになった。
 同アクションの参加社を対象に2022年11、12月に調査。186の健康保険組合を含む1017社から回答を得た。
 受診率が明らかな回答を総合した結果、前年同様に、肺がんと大腸がんの検診受診率は国民生活基礎調査による19年の推計値をそれぞれ20%程度上回る結果となった。

 ただ、従業員20人以下の小規模な事業所ではこの二つのがんの検診受診率が低調で、肺がんでは調査対象平均より15%以上、大腸がんでも約10%低かった。

 女性のがんでも課題が示され、子宮頸(けい)がんの検診受診率は国民全体の推計値よりも約10%低く、乳がん検診も国民の推計値をわずかに下回った。ただ、これら女性のがんでは、従業員20人以下の企業で検診受診率が平均を上回っていることも判明。今後、その要因の解明が必要だとしている。~

 

共同通信 2023/07/11  

https://news.yahoo.co.jp/articles/9c60a59be2a470740fe2a75dc8567293de44cf95


欧米では使えるのに、国内では使えない小児用医薬品の「ドラッグ・ラグ」解消に向け、厚生労働省が10日、企業に薬の開発を促す具体策を示した。成人用の薬と同時に、小児用の薬の開発に着手することで、企業が優遇措置を受けられるようにする。企業の判断で小児用の開発計画を策定できる仕組みを導入していく。~

 

Yahoo!ニュース(朝日新聞デジタル) 2023/07/11

https://www.sankei.com/article/20230711-442MGHO5YFJRLHNDZ7XRUMHCCY/

 

   回答 がん研有明病院元婦人科部長 瀧澤憲医師

--40代女性です。令和2年12月に卵巣がんの根治手術を受け、子宮、両側の卵巣・卵管を切除しました。がんは子宮に強く癒着しており、切除時に被膜が破綻したため、進行期はⅠC期と診断されました。翌年1月から、抗がん剤のパクリタキセルとカルボプラチンを併用する化学療法(TC療法)を6サイクル受けました。ところが今年2月に血便が生じ、直腸がんと診断され、直腸全摘と領域のリンパ節を郭清(かくせい)。目に見えるがんを全て切除しました。術後の病理診断で卵巣がんの転移と判明しました。ⅠC期の卵巣がんで6サイクルのTC療法が終了してから2年以内に再発し、大変ショックです。どのような病状なのでしょうか。―

 

産経新聞 2023/07/11 09:00

https://news.yahoo.co.jp/articles/8efd7858073cdce7d45c99c5cd25989108cb4556


現在のがん治療は、検査結果からがんの進行度を見極め、「ガイドライン」に基づいた治療を医療施設で行っている。通常のがん治療は、西洋医療による手術、放射線、抗がん剤の3大治療が主流。病気を治すためにとても重要な治療とされている。

高学歴な人ほど民間療法に走りやすい

 しかし、インターネットが発達したことで最新の医療情報にアクセスしやすくなった反面、SNSなどでは「○○でがんが治った!」という話がまことしやかに語られ、"ニセの医療"に目がくらみやすい。通常のがん治療を拒否して取り返しのつかない結果になることも少なくない。 「治療実績の向上などから"がんは治る時代"といわれていても、完治の保証がない、再発の不安がある場合などは、本人や家族の選択肢として、西洋医療以外の『補完代替療法』を取り入れます」  と、補完代替療法や健康食品に詳しい大野智先生は語る。 ~

 

Yahoo!ニュース(週刊女性PRIME) 2023/07/09 06:02 

https://nordot.app/1049462051065184506

 

大阪大学の研究グループは、計118万人のヒトゲノム情報を用いて大規模なゲノム解析を実施し、がんにおける「遺伝的素因」に影響を与える遺伝子多型(ゲノム配列上に存在する個人差)を新たに10か所同定した。

がんの発症には、各個人の「遺伝的素因」(生まれ持ったがんへのかかりやすさ)が関与していることが知られている。これまで、各がん種の発症に影響を与える遺伝子多型が数多く同定されているが、多くは欧米人のゲノムデータによる研究である。遺伝的素因が人種間で異なっている可能性もあることから、今回、バイオバンク・ジャパン(日本)やUKバイオバンク(英国)などで収集された日本人および欧米人集団からなる計118万人のゲノムデータを活用し、13種類のがんを統合した大規模なゲノムワイド関連解析(GWAS)を実施した。~

 

大学ジャーナルONLINE 2023/07/06

https://www.sankei.com/article/20230704-ZJ3TNK4IRVL6FBUOQBOV6RQPR4/

 

   回答 がん研有明病院 乳腺外科部長 片岡明美医師

――41歳女性です。今年3月、左乳房にがんが見つかり、5月に部分切除術を受けました。放射線や薬剤による術後療法を提示されていますが、実は4月に妊娠8週間で流産したばかりでした。がんの治療を受けると子供が産めなくなるのではないかと心配です。

 

産経新聞 2023/07/04 09:00

https://nordot.app/1047376825820742353?c=113147194022725109 


岩手医大薬学部の寺島潤講師(53)の研究グループは、治療法研究のために抗がん剤への耐性を持ったがん細胞を効率的に作る技術を開発した。従来の方法では数カ月から1年かかっていた培養期間を10日程度まで短縮した。がん細胞に耐性ができる仕組みの解明や治療法研究の進展に期待が集まる。~

 

株式会社岩手日報社 2023/06/30

済生会野江病院 認定看護師市民講座

 地域の方々の健康維持・増進のため、当院で活躍中の各専門分野の認定看護師による市民講座を開催いたします。皆様のお役に立つ情報を分かりやすくお伝えしますので、是非ご参加下さい!
      
 

日時: 202388()10301200

場所:済生会野江病院 4階 大会議室・中会議室
(
536-0001 大阪市城東区古市1-3-25)

 

4つの体験ブースで皆様の健康に役立つ情報をお伝えします

◆がん関連ブース

  ウィッグや乳癌患者用の下着などをご覧いただけます

◆救急ブース

  AEDの操作や胸骨圧迫を体験いただけます

◆脳関連ブース

  脳卒中や認知症の予防についてお伝えします

◆皮膚感染関連ブース

  紫外線対策や正しい手洗いについて体験いただけます

参加費無料・予約不要


【お問合せ】済生会野江病院 TEL 06-6932-0401
認定看護師会 がん相談支援センター 渡邉

NHK厚生文化事業団 福岡発フォーラム

日時:202386()13301600予定

参加形態:会場参加型(400)とオンライン参加型(500)

会場:アクロス福岡 イベントホール
(
810-0001 福岡市中央区天神1-1-1)

※事前お申込みが必要です。

お申込み法(先着順)・詳細は以下のチラシをご覧下さい。

チラシ[PDF]こちらからダウンロードできます。

【プログラム】

1部 

・がん治療と副作用 患者の声から

・サポーティブケア最前線"しびれ"に挑む

2

・"だるさと食欲不振"に新たな可能性

・患者の心に寄り添う"意思決定支援"

 

【パネリスト】

・田村 和夫
福岡大学名誉教授、日本がんサポーティブケア学会顧問

・小川 朝生
国立がん研究センター東病院 精神腫瘍科長

・西内 崇将

  高松赤十字病院 腫瘍内科部長(兼)化学療法科 部長

・原 利彦

  福岡がん患者団体ネットワーク がん・バッテン・元気隊 副代表

・末次 輝子

 医療法人三井会神代病院リハビリテーションセンター 音楽療法士

【コーディネーター】

町永 俊雄    福祉ジャーナリスト

【問合せ】NHK厚生文化事業団「がんフォーラム」係
電話03-5728-6633(平日10時~17)
メール event5@npwo.or.jp  ※件名に「がんフォーラム」と入れてお問い合わせください。

 

 

Web公開中「脳腫瘍と脳卒中」大阪成人病予防協会

公開期間:6/269/29

99回成人病公開講座 (2023614日 収録)

「脳腫瘍と脳卒中」

  チラシ


○内容

【原発性脳腫瘍に対する治療の取り組み】

【がんセンターにおける転移性脳腫瘍の治療】

大阪国際がんセンター 脳神経外科 部長 有田英之

【がんと脳卒中】

大阪国際がんセンター 循環内科 主任部長 大江洋史

 

○視聴について   

予防協会ホームページからの閲覧期間 2023626日~929

             https://www.osyk.jp/

期間終了後は大阪国際がんセンターのHPからご覧になれます。

       

主催:大阪国際がんセンター、大阪成人病予防協会、大阪対がん協会

【問合せ】(公財)大阪成人病予防協会 0647912071(平日9:00-16:30)



3月から6ヶ月間Web配信中 市民公開講座「肝がん撲滅運動」近大病院

令和4年度「肝がん撲滅運動」市民公開講座

WEB配信中

1部 肝臓の病気

2部 肝炎と肝硬変

3部 肝臓がんについて

内容の詳細、視聴法は、以下のお知らせをご覧下さい。

     令和4年度日本肝臓癌学会肝がん撲滅運動市民公開講座 WEB配信  


お問合せ近畿大学医学部附属病院

072-366-0221()

オンコロ「夜間学校」ライブ配信 

67回 頭頸部がん

講師:清田 尚臣 先生 (神戸大学医学部附属病院 腫瘍・血液内科)

ライブ配信:
8/10()19002000

テーマ:頭頸部がん

多くの種類がある一方、その一つひとつの発生頻度は低い頭頸部がん。部位や病期による治療の違いを学びます。

視聴するには、以下のURLからご参加下さい。

大阪オンコロジーセミナー Meeting the Cancer Experts 「夜間学校」2023 | がん情報サイト「オンコロ」 (oncolo.jp)

 (画面の上の方へスクロールしてください)

【掲載情報のお問い合わせ】平日10001830
フリーコール 0120-974-268

国立がん研究センター 稀少がんMeet the expert

 第21回「宮肉腫ならびに子宮癌肉腫に対する薬物療法」

日時:2023810()18301930

参加方法:オンライン配信Zoomウエビナー 事前予約制

◆講演
西川 忠曉 (国立がん研究センター中央病院 腫瘍内科)

 

Rare Cancers Stations 稀少がんグラントの紹介

「未成年の子どもを持つ稀少がん患者におけるオンラインピアサポートグループ参加による心理社会的効果を検証する前向き観察研究」

研究者代表 小杉 和博 (国立がん研究センター東病院 稀緩和医療科)

 共同研修者 髙橋 智子(一般社団法人キャンサーペアレンツ理事)

 

【事前お申込み】当日まで可

お申し込みは下記のURLよりお願いいたします。

https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_5YGSYzVkQiO31u_hiwi5kA

定員500

 

主催:国立がん研究センター 希少がんセンター・希少がん中央機関

 

【お問い合わせ】稀少がんセンター事務局

Eメール rcc-office@ml.res.ncc.go.jp

電話 03-3542-2511 内線3578
受付:平日9001700

大阪医科薬科大学病院 市民公開講座

 参加無料・事前申込不要

 

日時:令和5729日(土)1330
場所:大阪医科薬科大学 本部キャンパス新講義実習棟 P101

定員:先着100名様

 

【プログラム】

「もっと知ろう 子宮頸がんー最新の治療からワクチンまでー」

大阪医科薬科大学 産婦人科学教室 講師() 藤原 聡枝

「子宮頸がんワクチンを詳しく知ろう」
薬剤師 居藤 亜弥

「子宮頸がん治療中の生活の工夫」
産婦人科病棟 看護副師長 安田 有紀子

 

詳細は病院ホームページからのお知らせをご覧下さい。

【お問い合わせ】大阪医科薬科大学病院
(〒569-8686大阪府高槻市大学町2-7
TEL 072-683-1221
 内線2616(午前9時~午後4時30分)

83回 日本脳神経外科学会近畿支部学術集会共催

市民公開講座「最近の脳神経外科治療~身近にいますよ!エキスパート~」
                                         

日時:2023729()955開演

会場:大阪市北区区民センター
(
大阪市北区扇町2-1-27)

事前申し込み不要・参加費無料

主催:大阪医科薬科大学 脳神経外科・脳血管内治療科

 

【講演内容】

・「脊椎脊髄」高見俊宏医師(大阪医科薬科大学)

・「血管障害(開頭)」後藤浩之医師(済生会中津病院)

・「血管障害(血管内)」辻 優一郎医師(加納総合病院)

・「小児脳外」亀田雅博医師(大阪医科薬科大学)

・「脳腫瘍(開頭)」古瀬元雅医師(大阪医科薬科大学)

・「脳腫瘍(内視鏡)」矢木亮吉医師(大阪医科薬科大学)

・「機能脳外(収束超音波治療)」戸田弘紀医師(北野病院)

・「機能脳外(微小血管減圧術)」鰐淵昌彦医師(大阪医科薬科大学)

 

済生会中津病院ホームページからのお知らせ


【問合せ】

大阪医科薬科大学 脳神経外科教授室 佐伯
TEL 072-683-1221(
代表)

がん医療セミナー ONCOLO Meets Cancer Experts (OMCE) 2023

91回 放射線総論

講師:全田 貞幹先生(国立がん研究センター東病院 放射線治療科)

ライブ配信:
7/28 () 19002000

テーマ:
放射線総論

X線、γ線、重粒子に陽子線・・・さまざまな線源・照射方法がある放射線治療の総論を伺います。

 

YouTube 視聴

 がん医療セミナー ONCOLO Meets Cancer ExpertsOMCE2023 | がん情報サイト「オンコロ」

【掲載情報のお問い合わせ】平日10001830
 フリーコール 0120-974-268

◆市立豊中病院 がんサロンのご案内

【イベント名】とよなかがんサロン

【日時】令和5年(2023年)724日(月)13:3014:30

【ところ】市立豊中病院 管理棟5階 講堂

【対象】がん患者さんとそのご家族 
市立豊中病院以外で受診中の方も参加可能です。

院内感染防止のため入院中の患者様は参加をお控えください

【内容】 談話会(60分)

【参加費】無料

【事前申込み】当日11時まで受け付け 

【申込先】がん相談支援センター 06-6843-0101(代表) 内線3125

 

◆市立豊中病院  AYAトークのご案内

開催日時:令和5年(2023年)728日(金)13:3014:30

開催場所:市立豊中病院 管理棟5階 講堂

対象:おおむね30代、40代のがん患者さんとそのご家族 
市立豊中病院以外に受診中の方もお待ちしております)

内容:(1)ミニ講座30分「のぞいてみよう、検査結果」 
    講師:当院臨床検査技師 

   (2)情報交換&トークタイム

参加費:無料

申込:当日11時までに、下記URLから登録、またはがん相談支援センターにお電話ください。

 

申し込み先:7月AYAトーク申し込み(豊中市電子申込システム)

※院内感染防止のため入院中の患者様は参加をお控えください。

 

【お問合せ】市立豊中病院 
     がん相談支援センター 電話06-6843-0101 内線3125

 

https://medica.sanyonews.jp/article/30518/ 


岡山大学病院低侵襲治療センターの黒田新士講師と消化管外科の金谷信彦医師らの研究グループは28日、治療が難しい皮膚のがん「悪性黒色腫」の脳転移に対し、高い治療効果が見込めるウイルス製剤と免疫治療薬(抗PD1抗体)を同時に送り込む新たな治療法を開発したと発表した。マウスを使った実験では生存期間の延長を確認。現行の医療では治療困難な、遠隔転移を伴う進行がんに対するウイルス・免疫治療の有効性を示す成果で、新薬開発につながると期待されている。~ 

 

山陽新聞さんデジ 2023/06/28

がん患者と研究者のSNS運用へ

https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/202306/0016524732.shtml

 

がん患者や一般の人が治療、研究の仕組みを学び、研究者とも意見交換できる交流サイト(SNS)の運用が7月から始まる。研究の計画段階から積極的に意見を言える人が増え、より患者のニーズに沿った取り組みが進むと期待される。中心となっている国立がん研究センター東病院(千葉県)の吉野孝之副院長は「多くの人が参加する『街』をつくりたい。白熱した議論が生まれたら良い」と話す。

 患者の遺伝子を調べ、その特徴に合わせて治療法を考える「がんゲノム医療」が主なテーマで、名称は「フェアリーズ」とした。まずはがんの患者団体の会員から参加者を募る。7月末頃に試験的に始め、11月に本格稼働する。患者の家族や一般の人も参加できるようになり、将来は2千人以上の登録を目指す。

 病気の原因や治療法を探る研究に、患者らの意見を反映する取り組みは「研究への患者・市民参画(PPI)」と呼ばれる。患者は困っているが医師らが注目していない症状を研究したり、患者の精神的、身体的な負担が少ない研究計画を作れたりする利点がある。~

 

神戸新聞NEXT 2023/06/28 15:52

https://www.sankei.com/article/20230627-E7JGXNRHF5MLLHBTRF4636WLFU/

 

   回答 がん研有明病院元婦人科部長 瀧澤憲医師


--50代女性です。令和元年9月に卵巣がんの根治手術として、子宮、両側の卵巣・卵管、大網(胃と横行結腸に付着し下腹部に垂れ下がる膜状の組織)を切除し、骨盤リンパ節と傍大動脈リンパ節をともに郭清(かくせい=目に見えるがんは全て切除)しました。卵巣の明細胞がんで、進行期はⅠC期(手術時に癒着部位が破綻)と診断されました。退院後、下腹部の激痛と40度を超える発熱に見舞われ3週間入院。再発予防のための化学療法(抗がん剤のパクリタキセルとカルボプラチンを併用するTC療法)は延期し、2カ月遅れで行いました。なぜ私は高い熱や激痛が出たりしたのでしょうか。―

 

産経新聞 2023/06/27 09:00 

https://mainichi.jp/articles/20230627/k00/00m/040/003000c 


国立がん研究センターは26日、希少がんの患者に開発中の薬を投与する治験(臨床試験)で、センターの中央病院(東京都中央区)から遠方の患者をオンライン参加できるようにすると発表した。中央病院には一度も通院せずに済むため、地方の患者が参加しやすくなるほか、希少がんの治療薬の開発が進むことも期待される。【下桐実雅子】~ 

 

毎日新聞 2023/06/27  06:45

https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1266206.html 


がんのゲノム(遺伝情報)を解析して治療法選択や医療技術開発に役立てる県立静岡がんセンターの「プロジェクトHOPE」のスタートから10年が経過した。解析した症例は1万症例を超えた。データを活用し抗がん剤の効果を調べる臨床研究を始める計画で、一貫して目標にしてきた医療現場での「患者還元」が近づいている。~

 

あなたの静岡新聞 2023/06/27

https://www.asahi.com/articles/ASR6R5WYHR6RUTFL002.html 

 

患者のがん細胞の遺伝情報(ゲノム)を調べて治療薬を探す「がん遺伝子パネル検査」。国内でも公的医療保険の対象になっているが、対象は進行がんや希少がんといった一部のがんに限られている。適切なタイミングで検査を受けられるように、患者団体が保険適用の拡大などを求めている。

 全国52団体が加盟する「全国がん患者団体連合会」(天野慎介理事長)は62223日に厚生労働省財務省にがん遺伝子パネル検査の保険適用拡大などを求める要望書を提出した。

 

朝日新聞アピタル 2023/06/23 20:00

https://www.sankei.com/article/20230620-ANUJJOI7M5JD5BQCZEMNMCG3XA/

 

   回答 がん研有明病院院長補佐 乳腺内科部長 高野利実医師


――44歳女性です。3年前に左乳がんが見つかり、左乳房全摘術を受けました。ホルモン受容体が陰性、HER2も陰性のトリプルネガティブ型だったため、術後は化学療法(抗がん剤治療)を受けることになりEC療法(エピルビシンとシクロホスファミドの併用療法)と、ドセタキセルによる治療をそれぞれ4サイクル実施しました。ところが今年4月、右乳がんが見つかりました。左側と同じ、トリプルネガティブ型でした。BRCA遺伝子検査を受けたところ陽性で、遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)だと言われたため、右乳房全摘術を受けると同時に、予防的に卵管・卵巣も摘出しました。今後の再発予防に向けた化学療法について助言をお願いします。

 

産経新聞 2023/06/20 08:40    

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