2021年12月アーカイブ

【特別賞】がん対策 大腸がん検診(医療従事者視点エピソード)
  特別企画◎医療マンガ大賞2021
  日経メディカル 21/12/29

 横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される。応募された漫画を通じて、医療にまつわる1つの物語を複数の視点から見ることで、医療従事者や患者がお互いに対する理解を深め、コミュニケーションギャップを改善・解消することを狙いとしている。
※ 日経メディカルは、医療マンガ大賞の開催趣旨に賛同し、今回のイベント運営に協力しています。
   https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t320/202112/573005.html
IASR42(12)2021 【特集】E型肝炎 2014~2021年
 厚生労働省戸山研究庁舎 国立感染症研究所 21/12/24
 感染症発生動向調査(NESID)

 2014年1月~2021年9月までにE型肝炎と届出された患者は2,770例であった(表1)。2005~2011年までは年間100例以下の報告であったが(IASR35:1-2, 2014), 2015年以降は年間200例を超え, 2018年以降は400例を超えている(図1)。
  図1 https://www.niid.go.jp/niid/images/iasr/2021/12/502tf01.gif
 表1. https://www.niid.go.jp/niid/images/iasr/2021/12/502tt01.gif
 ▼HEVのウイルス学的特徴の詳細については他項に譲るが, 輸血医療, 血液事業上で問題となるHEV感染の特徴は以下の4点である。
  ①全国で毎年10万人以上もの新規HEV感染者が発生していると推察されている。
  ②HEV感染者においては急性期に感染性のHEVが血流中に存在する。
  ③HEV感染者の多くは無症状あるいは軽症で経過する。
  ④免疫抑制状態下にある患者ではHEV感染が高率で遷延化し, 重症化する例がある。
 つまり, 無症状のHEV感染者の血液が移植患者やがん治療患者に輸血されて,慢性E型肝炎や重症E型肝炎を発症する可能性がある。このためHEVは輸血感染リスクがあるウイルスとして憂慮されている。
    https://www.niid.go.jp/niid/ja/hepatitis-e-m/hepatitis-e-iasrtpc/10837-502t.html
 ※参考資料 (IASR Vol. 42 p271-272: 2021年12月号)
  https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr-vol42/10847-idx502.html
【研究成果】長期的な肝線維化の進行を予測する肝臓の遺伝子発現のパターンを同定

 広島大学 21/12/28
本研究成果のポイント
  長期的な肝線維化の進行を予測する肝臓の遺伝子発現のパターンFibrosis Progression Signature (FPS)を同定しました。
  FPSは、治療介入により改善し得ることが分かりました。
  FPSの改善を、将来の線維化改善の代替的マーカーとして使用することにより、抗線維化薬の長期的な効果を治療早期に予測できると期待されます。
概要
 広島大学大学院医系科学研究科消化器・代謝内科学の大野敦司助教らの研究チームは、米国University of Texas Southwestern Medical Center(Dr. Yujin Hoshida研究室)および医療イノベーション共同研究講座 茶山一彰教授らの国際研究グループとの共同研究により、長期的な肝線維化進行を予測する肝臓の遺伝子発現パターンの同定に成功しました。
本研究成果は、12月21日に米国の科学雑誌「Gastroenterology」の電子版に掲載されました

  https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/68433

3回目接種「がん患者ら前倒しを」 全がん連、ワクチン担当相に要請

  yahooニュース (毎日新聞) 21/12/28

 新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を巡り、全国がん患者団体連合会(全がん連)は28日、堀内詔子ワクチン担当相と面会し、がん患者を含め基礎疾患がある人への追加接種時期を前倒しするよう要望書を提出した。要望書は後藤茂之厚生労働相にも送付した。
  https://news.yahoo.co.jp/articles/7d51ecb148f2cce0d81a26ffc736584af01ac556

No.15 乳がん治療を振り返って思うこと~寄り添い背中を押すことができる医療職~
 保健指導リソースガイド 21/12/21
 がん治療と仕事の「両立支援」を考える~産業保健師の乳がん経験~

 病気について話す
 最近では、がん治療に向かう方に経験者であることを伝えられるようになりました。きっかけは相談者から「同じ病気を抱える仲間として、また医療職の目線でもっと体験を話してほしい。」と言われたことでした。
 当初は、抵抗がありましたが、事前に治療のことを想定できると準備ができる、必要以上の不安な気持ちに駆られるよりも早く前に踏み出そうという気持ちになれる、またそうなってほしいという思いから話すようになりました。



健都ライブラリー医療講座「感染症を学ぼう!」 @ 吹田市健都ライブラリー 2階多目的室

日時:2022116()

1030分~1200分(開場:10時)
場所:吹田市健都ライブラリー 2階多目的室(吹田市岸部新町231号)

テーマ:「感染症を学ぼう!」」

済生会吹田病院 

  • 藤本 憲明(安全管理課 感染管理グループ 看護師長/感染管理認定看護師)
  • 澤井 陽一(臨床検査科 技師長/臨床検査技師)

申込:先着30(電話・FAXで事前申込)

参加費:無料

【問合せ・申し込み先】

吹田市立健都ライブラリー

電話:06-6388-3800
FAX: 06-6105-9102

 

 岸和田徳洲会病院 オンライン医療講演(事前登録制)

 

開催日 1/14 ()

14:3015:30胃がんと大腸がんの内視鏡治療」

田中 宏典 (消化器内科 医師)

 

開催日 1/21()

14:3015:30「胃がんと大腸がんの内視鏡治療」

露口 恵里 (消化器内科 医師)

 

 

申し込み締め切り

 講座日の前日午後4

 ※申し込み先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。

申し込みの方法や注意事項は以下のお知らせをご覧ください。

https://kishiwada.tokushukai.or.jp/lecture/

 【お問合わせ先】岸和田徳洲会病院

   電話:072-445-9915() 地域連携室 担当:竹内、川合

がん患者対象に精子や卵子保存、22年1月から新システム
 日経新聞 21/12/26
 日本がん・生殖医療学会は、がんの治療によって生殖機能が損なわれる場合に備えて精子や卵子を凍結保存した患者の情報登録システムの運用を2022年1月から始める。登録者は専用のアプリで定期的に病状や不妊治療の経過を入力。保存した精子や卵子を使った不妊治療でどのくらい子どもが生まれたか、実態の分析に活用する。

   https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE261P80W1A221C2000000/
研究成果】第2種再生医療等技術「肝細胞がんに対する肝切除後の再発予防を目的とした末梢造血幹細胞由来ナチュラルキラー細胞移入療法」の臨床試験を開始しました
 広島大学 21/12/27
  肝細胞がん*1は、根治的な治療が行われた後にも再発率は依然として高く、再発高危険群の予測と予防法に関しては未だ未解決の問題です。大段教授ら研究グループは、肝細胞がんに特異的なタンパク(glypican-3)をマーカーとして用い、末梢血中の循環腫瘍細胞*2の検出する方法を確立し、それを含めた再発危険因子により、肝細胞がん治癒切除後の再発危険群を正確に予測することを可能にしました(Hamaoka M,et al.PLoS One 2019, Yamamoto M,et al.Surgery 2021)。

22年度厚労省予算案 一般会計総額33兆5160億円 薬価は国費1553億円抑制 後発品の信頼確保1.4兆円

 ミクスonline 21/12/27

 政府は12月24日、一般会計の総額107兆5964億円となる2022年度予算案を決定した。一般歳出に占める社会保障関係費の総額は前年度比4393億円増の36兆2735億円となった。一方、厚労省予算案は前年度比1.1%増の一般会計33兆5160億円。うち社会保障関係費は33兆1833億円で、医療は12兆1903億円(前年度比0.9%増)となる。薬価を1.35%、材料価格を0.02%引き下げる一方で、診療報酬は0.43%引き上げる。重点事項では、新型コロナウイルス感染症対策として、ワクチン・治療薬の研究開発の推進として、補正8817億円、当初15億円を計上した。後発品の供給不安への対応として、信頼確保のための体制・取組強化に1.4兆円を新規計上した。

 https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=7235

※厚生労働省 令和4年度所感予算案関係       

 

がん10年後の生存率60.2% がんの種類・ステージ別のデータ詳細

 NHK 21/12/24

  国立がん研究センターは、2009年に全国でがんと診断された患者29万人あまりのデータをもとに10年後の生存率を発表しました。10年生存率のがん種類と進行度別の生存率の詳細を図表でまとめました。

 
がん10年後の生存率は60.2%
   国立がん研究センターは、2009年に全国のがん拠点病院などでがんと診断された患者29万人あまりのデータをもとに10年後の生存率を発表しました。全体では60.2%となっています。
10年生存率のがん種類と進行度別の生存率の詳細を図表でまとめました。がんの種類をクリックすると該当のデータにアクセスできます。
  肝細胞がん(全体22.8%)

   いずれもがん以外による死亡の影響を取り除いた「相対生存率」で示しています。全体の生存率が高い順に示します。
また、甲状腺がんについてはデータが少ないことなどから、「ステージ3」の方が「ステージ2」より10年生存率が高くなっています。

  https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20211224b.html
子宮頸がんワクチン 無料接種は1997~2005年度生まれの女性
  NHK 21/12/23

来年4月から接種の積極的な呼びかけが再開される子宮頸がんワクチン。
厚生労働省は呼びかけを中止していた8年余りの間に定期接種の対象年齢を過ぎた女性すべてを無料接種の対象とすることを決めました。
対象は、1997年度から2005年度にかけて生まれた女性です。

21z24nhk_gan_saba  

がん種類別サバイバー生存率 国立がん研究センターがまとめ【詳細】

 NHK 21/12/24
 国立がん研究センターは、がんの診断から年数がたっている人の、その後の生存率「サバイバー生存率」として初めてまとめました。がんの種類別に、診断の1年後から4年後の時点からの生存率について図表でまとめました。

 サバイバー生存率を初めて分析
 国立がん研究センターは患者の生きる希望につながるのではないかとして、今回初めて、診断の1年後から4年後の時点からの生存率を分析しました。
その結果、生存率が低くなっている種類のがんでも、治療を乗り越えた人では、その後の生存率が高まる傾向があることがわかりました。一方で、主に比較的生存率が高いがんでは、年数がたってもサバイバー生存率があまり変動していませんでした。
 国立がん研究センターが発表したがんの種類ごとの「サバイバー生存率」を図表でまとめました。
がんの種類をクリックすると該当のデータにアクセスできます。 (略)
 https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20211224d.html?f=newsup-20211224b#r

日本肺癌学会がEGFR遺伝子変異検査の手引き 第5.0版を公開

 メディカルトリビューン   21/12/22

 日本肺癌学会バイオマーカー委員会は本日(12月21日)、「肺癌患者におけるEGFR遺伝子変異検査の手引き 第5.0版」を公開したと発表した。

 第4.0版の公開(2018年11月)から約3年での改訂となった第5.0版では、この間における遺伝子変異検査の進歩や新たな知見を踏まえ、同検査やEGFRチロシンキナーゼ阻害薬などに関し客観的網羅的にまとめられているという。
  https://medical-tribune.co.jp/news/2021/1221542310/

がん骨転移で重症感染による死亡リスク倍増
 デンマーク・全国コホート研究

 メディカルトリビューン 21/12/22
 デンマークの人口に基づくコホート研究で、がんの骨転移(BM)を来した患者は肺炎や敗血症などの重症感染症のリスクが高く、これらを発症すると、死亡リスクが発症前の2倍以上に上昇する可能性が示された。同国・Aarhus University HospitalのThomas J. Hjelholt氏らが、1994~2013年にBMと診断された成人の固形がん患者2万3,336例を最大10年間追跡した調査の結果をBMJ Open2021; 11: e049831)に発表した。感染リスクは、BM診断後1カ月間はそれ以降よりも高いことが示された。

  https://medical-tribune.co.jp/news/2021/1222542147/

【開催報告】「産官学民で考えるがん個別化医療の未来」プロジェクト 第1回アドバイザリーボード会合(2021年12月14日)

  日本医療政策機構 21/12/21

 日本医療政策機構/NCDアライアンス・ジャパンは、「産官学民で考えるがん個別化医療の未来」プロジェクト 第1回アドバイザリーボード会合を開催いたしました。なお、本会合は新型コロナウイルス感染症対策を鑑み完全オンライン、また非公開で実施いたしました。

 日本では2007年にがん対策基本法が施行されて以降、5年ごとの「がん対策推進基本計画」に基づいた包括的ながん対策が行われてきました。現在、第3期がん対策推進基本計画(2018年〜2022年)の下、分野別施策の柱の一つである「がん医療の充実」において、近年進歩が目覚ましい「がんゲノム解析技術を用いた個別化医療の推進」が求められています。がんゲノム情報に基づく診断・治療が広く可能になることで、個人に最適化された治療法を優先的に提供でき、患者の身体的・精神的負担の軽減に繋がると期待されています。

  https://hgpi.org/events/ncd-20211214.html

nab-パクリタキセル、来年2月下旬まで供給継続可能に

 メディカルトリビューン 21/12/20

 大鵬薬品は12月16日、アルブミン懸濁型パクリタキセル(nab-パクリタキセル、商品名アブラキサン)の供給について、2022年2月下旬ごろまで継続できる見通しが立ったと発表した。

 同社は、同薬の供給について2022年1月下旬ごろまで継続できる見通しが立ったと報告していたが(関連記事「nab-パクリタキセル、来年1月下旬まで供給継続可能に」)、海外の在庫調整および医療関係者の協力を得ての出荷調整、海外製造所の追加承認取得により、さらなる供給継続が可能になった。
  https://medical-tribune.co.jp/news/2021/1220542294/

岸和田徳洲会病院 オンライン医療講演 (事前登録制)

開催日:1/5()

14:3015:30 「胃がんの診断と治療」

 牧本 伸一郎(副院長 外科)

 

申し込み締め切り

 講座日の前日午後4

 ※申し込み先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。

申し込みの方法や注意事項は以下のお知らせをご覧ください。

https://kishiwada.tokushukai.or.jp/lecture/

 【お問合わせ先】岸和田徳洲会病院

   電話:072-445-9915() 地域連携室 担当:竹内、川合

 岸和田徳洲会病院 オンライン医療講演 (事前登録制)

開催日 12/28 ()

◆14:00~15:00「がんの放射線治療とは」

多間田 寿士(放射線科 技師長)

 

開催日 1/4 ()

◆14:00~15:00「がんの放射線治療とは」

多間田 寿士(放射線科 技師長)

15:0015:30「緩和ケアについて~からだの痛みの緩和~」 
   吉本 訓子(がん性疼痛看護認定 看護師)

 

申し込み締め切り

 講座日の前日午後4

 ※申し込み先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。

申し込みの方法や注意事項は以下のお知らせをご覧ください。

https://kishiwada.tokushukai.or.jp/lecture/

 【お問合わせ先】岸和田徳洲会病院

   電話:072-445-9915() 地域連携室 担当:竹内、川合

乳がん多遺伝子アッセイの受託中止、影響甚大

 メディカルトリビューン 21/12/17
 早期乳がん患者における遠隔再発リスクの提示および術後化学療法を実施するか否かの判断材料となる多遺伝子アッセイOncotypeDX Breastが12月1日に保険収載されるのに合わせ、これまで自費検査を受託していたエスアールエル(SRL)は、11月30日依頼分をもって受託停止する旨を発表した。しかし、OncotypeDX Breast発売元のエグザクトサイエンスは保険収載予定日までにポータルサイトが上市できず、保険収載が保留となった。そのため、自費・保険とも同検査が実施できない状況となり、実臨床で大きな問題となっている。
 https://medical-tribune.co.jp/news/2021/1217542151/

第28回肝炎対策推進協議会の開催について(オンライン開催)
標記について、下記のとおりオンラインで開催されます。
なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会議の様子はYouTubeにてライブ配信されます。

 記 
○日時 令和3年11月12日(金)10:00~12:00
○場所 オンライン開催
○議題(予定)
(1)肝炎対策基本指針見直し案について
(2)その他
○傍聴について
 会議の様子はYouTubeにてライブ配信いたします。会場での傍聴はできません。
 肝炎対策推進協議会のYouTube配信について
 URL: https://youtu.be/z1mtJ1vzoco(終了)
※ 第28回肝炎対策推進協議会 配布資料
※ 第28回肝炎対策推進協議会 議事録

【円卓会議】健康で幸福な人生100年時代の実現へ「がんと行動変容」を考える

生命進化の歴史から「がん」を考える、今後できることとは
   [座長] 日本学士院長、京都大学名誉教授・元総長 井村裕夫氏

BetondHealth 21/10/15

  今回の円卓会議では、前回に引き続き日本学士院長、京都大学名誉教授・元総長の井村裕夫氏が座長を務めた。会議冒頭の座長挨拶では、これまでの生命の進化から「がん」という病をあらめたてひも解いた。その様子をお届けする。(小谷 卓也=Beyond Health)

 進化医学というものがあります。これは人間の病気を生命進化の歴史から読み解いて対策を考える医学です。進化医学の観点から、あらためて「がん」を見ていきたいと思います。
  https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/feature/00048/121400003/

果物はお菓子よりも悪い!?肝臓がんの原因となる「脂肪肝」の仕組みと予防法について専門医が解説

  FNNプライムオンライン(Yahooニュース) 21/12/14
シリーズ「名医のいる相談室」では、各分野の専門医が病気の予防法や対処法など健康に関する悩みをわかりやすく解説。

【画像】肝臓がんの原因と割合はこちら

今回は肝臓病学が専門の広島大学大学院教授・茶山一彰先生が、「脂肪肝」やそれによって引き起こされる「脂肪性肝炎」「肝硬変」「肝臓がん」について詳しく説明する。
  https://news.yahoo.co.jp/articles/f13b32d9f64390ec3480461916d7bd35b1c46778


市立豊中病院 がんサロン

【イベント名】とよなかがんサロン

【日時】令和3年(2021年)1227日(月)13:3014:30

【ところ】市立豊中病院 管理棟5階 講堂

【対象】がん患者さんとそのご家族 市立豊中病院以外で受診中の方も参加可能です。

※院内感染防止のため入院中の患者様は参加をお控えください

【内容】 談話会(60分)

【参加費】無料

【事前申込み】121()から1222日(水)まで受け付け 

【申込先】がん相談支援センター 0668430101(代表) 内線3125

※オンライン形式での開催に変更する場合がございます。

【問合せ】市立豊中病院 
     がん相談支援センター 電話06-6843-0101 内線3125 

がんプロセミナー オンライン市民公開講座

日時:20211225日(土)13301430 

開催方法:ZOOM 

URLはこちら

  無料・事前申込み不要 

回テーマ:「豊かに生きるきっかけに~人生会議~」


講演  北河内緩和ケア看護師会

共催:北河内緩和ケア看護師会・北河内がん診療ネットワーク協議会 緩和ケア部会

詳細はチラシをご参照ください。

【問合せ先】関西医科大学 がんプロ事務局

E-mail: ganpro@hitakata.kmu.ac.jp

Tel: 072-804-2611

がん患者の健康・医療データを自動連結して一元化するDX技術開発が産学連携で開始

  大学ジャーナル 21/12/10

 がん患者の抗がん剤による有害事象や健康に関わる生活情報、調剤情報および診療情報を個人レベルで自動的に連結するICT基盤技術の開発が開始された。神戸大学大学院医学研究科地域社会医学・健康科学講座AI・デジタルヘルス科学分野の榑林陽一特命教授および日本ユニシス株式会社、シミックソリューションズ株式会社の共同研究によるもの。
 この技術開発が成功すれば、対面による問診を主体とする従来の診療では正確な把握が困難だった、患者の日常生活での様々な健康関連情報や調剤情報を、病院での各種検査データ等と合わせて主治医等が一括して参照することが可能になる。
 例えば、電子患者日誌(ePRO)に記録されたがん患者さんの生活情報と、電子お薬手帳の調剤情報および診療情報を、すべて匿名化した状態で連結できる情報連携基盤となるという。このように、抗がん剤による有害事象、食事、睡眠、排便等の日常生活上の健康に関わる様々な情報、かかりつけ医等で処方された薬剤に関する情報等を正確に把握することは、がん医療において非常に重要だ。今回作り出される技術では、異なるICTツールを利用して収集された情報であっても、高度なスキルと時間を要さずに診療現場で容易に把握できるようになることで、がん医療の精緻化に貢献する。

  https://univ-journal.jp/132889/
 神戸大学大学院医学研究科地域社会医学・健康科学講座AI・デジタルヘルス科学分野

がん治療ですべての治療法を使い切ってしまったら...医師がすすめる選択肢とは?
  現役皮膚科医がつづる "患者さんと一緒に考えたいこと、伝えたいこと"
  AERA.dot 21/12/10

 がんの治療法は、多くの研究からどういう順番で行うか決まっていて、ガイドラインと呼ばれる医師が用いる治療指針に記されています。では、それらの治療法をすべて使い切ってしまったら、どうなるのでしょうか? 近畿大学医学部皮膚科学教室主任教授の大塚篤司医師が解説します。

【一覧】期待の治療法「がんゲノム医療」を担う全国の病院は?

   https://dot.asahi.com/dot/2021120700011.html?page=1

がん基本計画の中間評価論議進む、腫瘍内科を新専門医制度サブスペ領域に位置付け正しい化学療法推進を―がん対策推進協議会
 GemMed 21/12/08

本年度(2021年度)中に現在の第3期がん対策推進基本計画の中間評価を行い、来年度(2022年度)から第4期計画の策定論議に入る―。

中間評価では、第3期計画の進捗状況について検証等を行い、「第4期計画へのメッセージ」を打ち出すことになる。例えば「希少がん対策、難治がん対策の充実」「AYA世代がん対策(例えば妊孕性温存など)の充実」「エビデンスに基づいた高齢者のがん対策の在り方」「正しい情報提供性の推進」などが今後の重要課題になると思われる―。

がん治療の中でも「化学療法」について適切な推進が求められ、そこでは腫瘍内科医の育成・配置が極めて重要であるが必ずしも十分に進んでいるとは言えない。例えば、新専門医制度のサブスペシャリティ領域の中に「腫瘍内科」を位置づけるなどの対策を進める必要がある―。

12月3日に開催された「がん対策推進協議会」(以下、協議会)で、こういった議論が行われました。

  https://gemmed.ghc-j.com/?p=44809

第77回がん対策推進協議会(がん対策推進協議会)21/12/03開催 配布資料

 第3期がん対策計画、中間評価報告案を提示 厚労省、21年度内に取りまとめ
 CBnews 21/12/07
 厚生労働省は、第3期がん対策推進基本計画(期間2017-22年度)の中間評価報告書案をがん対策推進協議会に示した。
 報告書案では、がんの年齢調整死亡率は減少傾向にあるものの、引き続き提言させるために予防や治療の改善について対象を明確化し、改善方法を工夫する必要があると強調。
 また、検診の受診率をさらに向上させるための取り組みを実施すべきだと指摘している。

 近畿大学病院肝疾患相談支援センターでは、センターだより「きゃんゾウくんレター」を発行し、肝臓病患者への情報提供をはじめています。

■1号
 https://www.med.kindai.ac.jp/liver/files/canzokunletter_vol02_page.pdf

■2号
 https://www.med.kindai.ac.jp/liver/files/canzokunletter_vol02_page.pdf

近畿大学病院 肝疾患相談支援センター
 近畿大学病院 肝臓病教室 動画配信サイト

コロナ禍におけるがん検診の重要性を伝える動画を作成しました!
検診会場は感染対策を徹底しているので安心して受診しましょう!

 東京都 21/12/06
 がんの早期発見・早期治療のためには定期的ながん検診の受診が大切です。しかし、コロナ禍により、都内区市町村が実施するがん検診の受診者数は、令和2年度は前年度と比較して約1割減となりました。がん検診の受診を控えると、早期発見の機会を逃すことにつながるため、適切なタイミングで受診することが重要です。
 東京都ではこのたび、都民の皆さまにコロナ禍でもがん検診を定期的に、また安心して受診していただくため、定期受診の重要性と検診会場での徹底した感染対策を紹介する動画を作成しました。
また、今年9月に先行公開した特設ホームページ「コロナ禍におけるがん検診・健診受診ガイド」を全面公開しましたので、併せてお知らせいたします。

"効果ある抗がん剤を個人ごとに" システム構築へ 京大など

  NHKニュース 21/12/06

 がん患者からがんの組織を取り出して、どの抗がん剤が効果があるのか個人ごとに見つけ出そうという新たな治療システムの構築を京都大学などのグループが目指すことになりました。

 これは6日、京都大学と細胞の解析や培養技術を持つ京都市の民間企業でつくるグループが会見を開いて発表しました。
それによりますと、グループはがんの患者からがんの組織を取り出して培養し、複数の抗がん剤を使ってそれぞれの患者にとってどれが最も効果があるかを確かめてから実際に投与する「治療効果予測システム」の開発を目指すということです。
このシステムでは、組織を採取してから1か月程度で適切な抗がん剤の判断ができるということで、まずは大腸がんの患者を対象に実証実験を行い、2年後のシステムの構築を目指ということです。

  https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20211206/2000054770.html

リキッドバイオプシーの有用性を実証
  治験薬の有効性は組織検体に匹敵
メディカルトリビューン 21/12/02

 体液を採取して血中循環腫瘍(Circulating Tumor Cells:CTC)や腫瘍細胞のDNAから遺伝子変異などを検出し、診断や治療効果予測など行う検査法として注目されるリキッドバイオプシー。国立がん研究センター東病院消化管内科の中村能章氏は第59回日本癌治療学会(10月21~23日、ウェブ併催)で、リキッドバイオプシーと従来の組織生検で有用性を比較した結果、リキッドバイオプシーは治験薬の到達率に優れており、治療効果は同等だったと報告。「従来の腫瘍組織検体と比べて治療効果を損なわずに、患者の治験薬への到達も迅速に可能にするリキッドバイオプシーは、ゲノム医療を加速させる可能性を秘めている」と期待を示した。

  https://medical-tribune.co.jp/news/2021/1202541722/

 岸和田徳洲会病院 オンライン医療講演 (事前登録制)

開催日 12/22()

◆14:30~15:30「乳癌の手術

 尾浦 正二 (副院長 乳腺外科)

 

開催日:12/24()

14:3015:30 「胃がんの内視鏡治療」

吉原友篤(消化器内科 医長)

 

申し込み締め切り

 講座日の前日午後4

 ※申し込み先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。

申し込みの方法や注意事項は以下のお知らせをご覧ください。

https://kishiwada.tokushukai.or.jp/lecture/

 【お問合わせ先】岸和田徳洲会病院

   電話:072-445-9915() 地域連携室 担当:竹内、川合

大阪赤十字病院

令和3年11月より、一般市民の皆さま向けにオンライン医学講座を開講します。

申込不要でお好きな時に視聴していただける10分~20分程度のミニ講座です。

皆さまにお役に立つ情報を提供してまいりますので、ぜひご覧ください。

YouTubeによる動画配信をいたします。(公開開始より1年間視聴できます。)

●月に2回、原則毎月1日・15日に新規動画を配信していく予定です。

※休日の場合は翌開庁日です。

 

◆日時:令和31215() 公開予定
肺がん薬物療法の進歩~最適な個別化治療を目指して~」
  呼吸器内科 医師 植松 慎也矢

病院ホームページからのお知らせ
知らせ・広報|治験及び医療倫理審査委員会のご案内|病院のご案内|大阪赤十字病院 (jrc.or.jp)

【問合せ先】 大阪赤十字病院 医療連携課
電話:06-6774-5111(対応時間 平日8301700

大阪市立大学医学部付属病院 先端予防医療部附属クリニック MedCity21

35 MedCity21医学講座「ピンクリボンセミナー2021~乳がんについて知ろう~

 

公開日:2021121日(水) 

   

講演者:田内 幸枝 
(大阪市立大学医学部付属病院 先端予防医療学
MedCity21

 

申込方法:不要 どなたでもご覧いただけます。

Web配信先:大阪市立大学医学部附属病院先端予防医療部附属クリニックMedCity21

   URL: https://redcap.med.osaka-cu.ac.jp/redcap/surveys/?s=4LA8T7M8R8TCHFLX

 

病院ホームページからのお知らせ

大阪市立大学 - 公開講座 -オープンレクチャーズ- 第35回MedCity21医学講座 ピンクリボンセミナー2021~乳がんについて知ろう~ (osaka-cu.ac.jp)

 

【問合せ先】大阪市立大学医学部付属病院 

 電話06-6645-2121()

2022年夏にがん携拠点病院の指定要件見直し、高度型の意義、診療実績・体制要件等を議論―がん拠点病院指定要件WG

  GemMed 21/12/02

2022年夏に
「がん診療連携拠点病院」の指定要件(整備指針)
を見直す。例えば「望ましい要件の趣旨・意味」「高度型拠点病院の存在意義」「診療実績要件や体制要件の在り方」などの見直しを進めていく―。

11月30日に開催された「がん診療連携拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ」(以下、ワーキング)で、こういった議論が始まりました。来夏(2022年夏)の指定要件見直しに向け、ワーキングの藤也寸志座長(国立病院機構九州がんセンター院長)は「来年(2022年)6、7月までに意見をまとめる」考えを示しています。

  https://gemmed.ghc-j.com/?p=44702


※厚労省 がん診療連携拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ 第7回(21/11/30) 配布資料

医学医療の進歩踏まえ、188の指定難病について診断基準見直し議論始まる―指定難病検討委員会

 GemMed 21/11/25

医学・医療の進歩を踏まえて、医療費助成の対象となる「指定難病」について診断基準などの見直し(アップデート)を行う―。

  11月24日に開催された厚生科学審議会・疾病対策部会の「指定難病検討委員会」で、こういった議論が始まりました。今後、個別疾病の診断基準見直しを非公開で議論し、パブリックコメント等を踏まえて関連告示・通知等の改正が行われます。

  学会・研究班が「診断基準改訂案」を固めた188の指定難病が対象
   国の定めた要件を満たす「指定難病」については、患者の置かれている厳しい状況に鑑みて、重症の場合には医療費助成が行われます。指定難病の要件は主に次の通りとなっています。

▽発症の機構が明らかでない
▽治療方法が確立していない
▽長期の療養が必要である
▽希少な疾病で、患者数が我が国で一定数(現在は18万人、人口の0.142%未満)に達していない
▽客観的な診断基準、またはそれに準ずる基準が確立している

https://gemmed.ghc-j.com/?p=44540

肝細胞癌の分子標的薬を変更するタイミングはmRECISTまたはRECISTで増悪となった時点
  全ての分子標的薬剤を使い切りたいは32%
  日経メディカル 21/11/30
 日経メディカルOncologyは昨年に引き続き、臨床現場における肝細胞癌薬物治療の現状について調査を行った。
 調査の対象は、日経メディカルオンライン会員のうち登録情報として消化器外科、消化器内科、腫瘍内科、その他の外科を選択している医師で、調査期間は2021年11月8日から14日。告知対象者24694人のうち810人から回答があり、うち「肝細胞癌の診療を行っていない」と回答した82人を除いた728人の回答を解析した。
 まず「現在の分子標的薬剤に対するお考えや位置づけについて最も近いものを教えてください」という設問への回答は、「全ての分子標的薬剤を使い切りたい」が236人(32%)、「3次治療まで実施したい」が109人(15%)、「2次治療までは実施したい」が174人(24%)、「1次治療が実施できれば十分である」が56人(8%)、「分子標的薬剤は積極的に使用しない」が153人(21%)という結果になった。

 https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/search/cancer/report/202111/572867.html

 


 

月別 アーカイブ

ウェブページ

  • img
Powered by Movable Type 5.031

このアーカイブについて

このページには、2021年12月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2021年11月です。

次のアーカイブは2022年1月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。