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「漢方薬」はいま西洋医学の現場でもこれだけ使われている 医師の9割が処方2023:07:20:16:26:04

https://hc.nikkan-gendai.com/articles/279283

 

~漢方薬というと、たしかな効果がないのではといったイメージを抱く人も多い。しかし近年、漢方薬を処方する医師が増加している。漢方薬と西洋医学の最新事情について、千葉大学墨田漢方研究所の勝野達郎氏に詳しく聞いた。~

 

~また、これまで漢方薬はがん患者に対しても、抗がん剤治療による食欲や体力低下、しびれなどの副作用を軽減させる目的で処方されてきた。そんな中、最近になって生薬の併用ががん患者の生存率を上昇させたという海外の報告が注目されている。「中国や台湾の研究によると、子宮頚がんの患者さんの10年生存率は、抗がん剤治療だけでは4割だったのに対し、『白花蛇舌草』の服用を併用した患者さんは7割と、生薬の併用は生存率を上昇させていました。ほかにも『白花蛇舌草』や『半枝蓮』の併用で、膵臓がん、上咽頭がんの患者さんの生存率も上がったと報告されています。当院でも、希望される患者さんにはこれらの生薬を処方していますが、さらに科学的な検証が必要だと考えています」~~

 

日刊ゲンダイヘルスケア 2023/07/15