2018年7月アーカイブ

最も有効ながん検診、大腸がんの「便潜血検査」

  朝日新聞 18/07/30
 大腸がんが進行すると便の中に目で見てわかるぐらいに出血しますが、微量だと便を見ただけではわかりません。試薬を使って便の中の微量の出血を調べるのが便潜血検査です。
  便潜血検査による大腸がん検診は有効です。つまり、大腸がんによる死亡を減らします。日本でも、国際的にも、推奨されています。「科学的根拠に基づくがん検診」のページによると、40歳以上男女に対する便潜血検査の推奨グレードは最上位の「A」です。

がんサバイバー 募集 「体験語って」  毎日新聞 18/07/29付
  厚生労働省の委託事業「がん対策推進企業アクション」の事務局は、がん体験を企業セミナーなどで語ってくれる「がんサバイバー」を募集している。企業で働く人のがん検診の受診率向上や、がん患者の就労支援が目的。

「がん対策推進企業アクション」の「がんサバイバー」を募集要項など 

自分のがん罹患経験を伝えることで、がん検診の必要性を啓発する「がんサバイバー」を募集!



33回肝臓病教室開催のお知らせ

 

日時:2018818日(土)10301210 (1000受付開始)


場所:関西医科大学総合医療センター 南館3階 大会議室


1:「肝がんに対するカテーテル治療」  
     放射線科  米虫 敦 

2:「肝がんと検査のおはなし」   
    臨床検査部  中西 淑恵 

3:「がん患者さんへのサポート」
     医療福祉相談課  三雲 絵梨香 


詳細は、こちらをご参照ください。

 
開催についてのお問合せ:関西医科大学総合医療センター
消化器肝臓内科(14:0016:00)  TEL06-6993-9540


5回 北摂がん患者・家族サロン

時:平成 30816 () 13:30 15:0013:15受付開始)

場所:北摂総合病院 3階 多目的ホール

      569-8585 大阪府高槻市北柳川町624

   

対象:がん患者様・ご家族など、がんサバイバーのみなさま またご興味がある方皆様

      ※北摂総合病院以外で受診中の方も参加可能です 

 

【開催内容】
 ・講演(20分)
  「お口のケアは治療の一つ」(講演内容が変更する場合があります)
  講師:がん化学療法看護 増井 香奈 看護師


・講演(15分)
 「お口のケアの具体的な方法について」
  講師:サンスター 熊 剣史郎氏

(オーラルケアカンパニ- 日本ブロック OCT戦略推進室)


・ 談話会(50分)


【参加費】無 料


【申込方法】当日午前中まで(事前申し込みが必要です)


 ・当院総合受付にてお申し込み下さい。


・ホームページをご覧の方は、必要事項を記載の上、下記FAX番号へ送信下さい。


【問合せ】北摂総合病院 1階 がん相談支援センター 
 TEL072-696-2121(代表)  FAX072-690-3061
  
  担当看護師:京林 事務:吉田


 




槻赤十字病院がん患者サロンミニ講座

がん患者サロン』は、患者さまやご家族が語り合い交流できる場です。 (毎月 第 3 水曜日 13 時~15 出入り自由)

 「誰かと話したいな...」「他の人はどうしているのかな...」という時、一人で 悩まないで、ちょっと立ち寄ってみてください。(申し込み不要です)


  象 : がん患者さま、ご家族(他院通院中の方も参加可) 


開催日時 :8 15日(水) 
         

13001330 ミニ講座
   「 経口抗がん剤治療による 副作用との付き合い方 :皮膚のケア」       

    

13301500 フリー座談会 


       所 : 高槻赤十字病院 2 階 がん相談支援センター 


お問い合わせ先 : 高槻赤十字病院
 医療社会事業部 地域医療連携課  がん相談支援センター
   
 平日 9 時~16 TEL:072-696-0571(代表)

 

八尾徳洲会病院 やお德サロン

麻酔科医と語りたい!~麻酔科医の役割とがん~


医師:池下和敏先生

日時: 2018814()14:00

会場 八尾徳洲会病院 3階会議室

参加資格:どなたでも参加できます。

【お申し込み】072-993-8501 (平日:9001700
がん相談支援センター 担当:三谷・宮本

岸和田徳洲会病院では、毎月、医療講座を設けております。お申込み不要、入場無料、どなたでもお気軽にご参加頂けますので、直接会場へお越し下さい


8/7 (火) テクスピア大阪 3F301会議室


14:0015:00 「放射線とがん治療」

                      放射線科 技師長 多間田 寿士

15:00~15:30 放射線治療を受けるとき~看護の力でお手伝い~」 

          がん放射線療法看護認定 看護師 児玉 玲子


8/8 (水) 取交流センター煉瓦館 コットンホール


14:005:00 胃がんの内視鏡治療」

      消化器内科 医長 安部 瞬 


印刷用のご案内はこちらからダウンロードしてください



【お問合せ】岸和田徳洲会病院 総務課(担当:竹内、川合)
        
電話:072-445-9915

「全国縦断 がんサバイバー支援ウォーク」垣添さんがゴール

 読売新聞 18/07/24付
がん患者支援などを訴える「全国縦断 がんサバイバー支援ウォーク」を行ってきた日本対がん協会会長の垣添忠生さん(77)が23日、北海道がんセンター(札幌市白石区)でゴールを果たした。総移動距離約3500キロは、一部を除いて歩いた。垣添さんは自らもがんを経験し、妻昭子さんを肺がんで亡くした。患者の支援などを目的に今年2月5日、福岡市の九州がんセンターを出発。国内32か所の専門病院を巡り、講演をしたり、患者らと意見交換をしたりした。


がんサロン「さくらの小路」

 

がんサロンとは、同じ病気を抱えた患者さんやご家族同士が、同じ立場で自らの体験や日頃の思いをお話しすることで、不安や悩みを和らげることを目的とした交流の場です。 下記の通り、当院にてがんサロンを開催致します。 ぜひ、お気軽にお越し下さい。

 

開催日: 201887日(火)1430分~1540

 

場所: 東館2階 センターホール2

 

対象: どなたでも参加いただけます

 

開催内容


·    1430分~1440
 「お薬について~患者さんからよくある質問~」仁田薬剤師

·    1440分~1500
 「がん患者と医療者との良きコミュニケーションのために」
  患者会 吹田ホスピス市民塾会長 小澤和夫氏

·    
1500分~1540
   患者さん・ご家族・医療者との茶話会

 

お問合せ先:大阪府済生会吹田病院

がん

TEL06-6382-1521(代表)

がん診療推進室 小川・今西


1872201gan.jpg
 共催しましたがんとともに生きる会主催の公開講座「正しいがん医療情報の見きわめ方」は、7月22日、定員を大きく上回るお申し込みを頂き、200人の方々のご参加で開催することができました。ご支援いただきました皆様ご協力ありがとうございました。

7/23 肝臓週間(7/23-29)始まる

 7月28日は「日本肝炎デー」

 7月23日から7月29日は「肝臓週間」です
 肝炎の感染に気づかないまま放置すると、知らない間に病気が進展し、肝硬変や肝がんなどの重篤な症状につながる恐れがあります。一生に一度は肝炎ウイルス検査を受けましょう。
 ウイルス性肝炎は早期発見・早期治療が重要です。
 肝炎は気が付かないうちに、肝硬変、肝がんへと重症化する可能性がある病気です。
 肝炎ウイルス検査を受けたことのない方は、この機会に、肝炎ウイルス検査を受けましょう。


第28回「肝臓週間」
 平成30年7月23日(月)~7月29日(日)

ウイルス肝炎研究財団は、肝臓週間に伴うウイルス肝炎に関するパネルディスカッション
 「ウイルス肝炎・肝がんの撲滅に向けて」を開催します。
○日時:    平成30年7月28日(土)14:00~17:00
○対象:    一般の方々、医療従事者(入場無料)
○場所:    奈良春日野国際フォーラム 能楽ホール(奈良市春日野町101)

7/21 肺癌見落としで40代女性死亡

河北医療財団「係争化はしていない。遺族と協議中」肺癌見落としで40代女性死亡、河北健診クリニック

 日経メディカル 18/07/21
 河北健診クリニック(東京都杉並区)はこのたび、40代女性が4年前に区民健診として胸部X線検査を受けた際に肺癌を疑う陰影の見落としがあったことを明らかにした。この女性は今年6月に肺癌で死亡した。本件を受け、2014年以降に肺がん検診を受診した計9424人の胸部X線写真を再読影した結果、44人に対し、同クリニックで精密検査を受診するよう案内した。

 


 日本肝臓病患者団体協議会(日肝協)が衆参両院に提出していた「ウイルス性の肝がん・重度肝硬変患者の支援と肝炎ウイルス検診等の推進に関する請願」は、20日17時過ぎに採択されました。
 衆参両院のサイトに採択結果が掲載されました。

◆衆議院:ウイルス性の肝がん・重度肝硬変患者の支援と肝炎ウイルス検診等の推進に関する請願
 http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_seigan.nsf/html/seigan/1962073.htm

◆参議院: ウイルス性の肝がん・重度肝硬変患者の支援と肝炎ウイルス検診等の推進に関する請願
 http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/seigan/196/futaku/fu19600691947.htm

民公開講座として市民ひらかた病院の医師が「すい臓がん」についてわかりやすくお話しさせていただきます。

すい臓は「もの言わぬ臓器」としても有名です。そのため早期発見・早期診断し、適切に治療を行うこととともに、予防をすることも大切です。

どなたでもご参加いただけますので、ご興味をお持ちの方はぜひお越しください。

 

開催日:平成30728日(土曜日)

時間:午後2時~午後3時(午後130分から受付開始)

講師:市立ひらかた病院 副院長   林 道廣 医師

場所:病院内 2階講堂

9回市民講座ポスター

 

お問い合わせ先:市立ひらかた病院 医療相談・連携室 TEL072-847-2821(代表)

富田林病院 療講演のご案内(要予約

 

講演日時:平成30728(土)

        13:30~受付 14:00開始


講演内容:口の中とノドのがん


講師:森 一功 (耳鼻咽喉科部長)


会場:富田林病院大会議室  
584-0082 大阪府富田林市向陽台1-3-36


お問い合わせ富田林病院 地域医療連携室

《電話》 0721-29-1121(内線 471

《受付》 平日(月曜日~金曜日)9時~17時/土曜日9時~13時(3土曜休診)

大阪はびきの医療センター はびきのからだ塾 
「乳房検査を受けよう!~乳がんを見つけるために~」


とき 728()午後2~4

ところ 阪はびきの医療センター 2階第一会議室
     (羽曳野市はびきの3丁目71)

    休日・夜間通用口からお入りください

定員先着100

お電話、またはFAXでお申し込みください

府民公開講座 羽曳野からだ塾 「乳房検査を受けよう!~乳がんを見つけるために~」開催のご案内(PDF 741KB


連絡先 大阪はびきの医療センター 事務局三浦 
TEL0729572121(平日9~17)

受動喫煙法が成立、防止を義務化 20年4月全面施行へ

 朝日新聞 18/07/18

 多くの人が使う施設で喫煙を規制する改正健康増進法が18日、参院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立した。すべての人に罰則付きで禁煙場所での喫煙を禁じ、これまで努力義務だった同法の受動喫煙防止を義務化する。東京五輪パラリンピック前の2020年4月に全面施行する。

 改正法は、望まない受動喫煙をなくすことが目的。住宅や旅館、ホテルの客室を除くすべての施設や公共交通機関が対象となる。学校や病院、行政機関は敷地全体を禁煙とし、受動喫煙が起きない屋外の決められた場所でしか喫煙できなくなる。その他の施設では屋内に喫煙専用室を設けることができるが、国が定める基準を満たす必要がある。

https://digital.asahi.com/articles/ASL6X73MNL6XULBJ018.html


岸和田徳洲会病院では、毎月、医療講座を設けております。お申込み不要、入場無料、どなたでもお気軽にご参加頂けますので、直接会場へお越し下さい。

やむを得ず講師や演題等を変更する場合がございますので、あらかじめご了承ください。お問い合わせは岸和田徳洲会病院・総務課(担当:竹内、川合 電話:072-445-9915)で承りますので、くれぐれも会場へはなさらないようにお願い致します。

院外で行う講演では、ご来場の方に無料で健康チェックを行います!!

ストレス度チェック(唾液から測定)

血管硬度測定(血圧と同時に血管の硬さの測定)


7/26 日(木) 和泉シティプラザ生涯学習センター地下1F多目的室

 14:3015:30胃がんの検査と治療
                      外科 副院長 牧本 伸一郎
           


印刷用のご案内はこちらからダウンロードしてください


【お問合せ】岸和田徳洲会病院 電話:072-445-9915
■ PMDAメディナビ ■□
━━━━━━━━━━━━━
承認情報(医療用医薬品)掲載のお知らせ (2018/07/17 配信)
━━━━━━━━━━━━━
■リムパーザ錠100mg【承認事項一部変更】
    同   錠150mg【承認事項一部変更】(平成30年7月承認分)
がん化学療法歴のあるBRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌の
効能・効果を追加とする新効能医薬品
https://www.pmda.go.jp/drugs/2018/P20180704002/navi.html

肝細胞癌治療にパワーのある2次治療薬が加わる免疫療法薬の参入で治療戦略が大きく変わる可能性も


 日経メディカル 18/07/17

 肝細胞癌領域においてバイオマーカーで患者選択をした初めての試験であるREACH-2試験の結果が米国臨床腫瘍学会(ASCO2018)で発表され、抗VEGFR2抗体製剤ラムシルマブの有用性が確認された。免疫チェックポイント阻害薬の有望な結果も続々報告され、肝細胞癌治療はここ数年で大きく変化することが予想される。ASCO2018で注目された演題とその解釈、今後の肝細胞癌治療の展望を、近畿大学医学部消化器内科主任教授の工藤正俊氏に解説してもらった。

  
世界肝炎デー2018 肝炎ウイルス検査の啓発活動を行います 大阪市
 大阪市ホームページ

平成30年7月28日(土曜日)に「世界肝炎デー」の取り組みとして大阪市立大学医学部附属病院(肝疾患診療連携拠点病院)が実施する「おおさか肝炎デー2018」の会場で、来場者に肝炎ウイルス検査の周知・啓発活動を行います。

注)来場するには「おおさか肝炎デー2018」への申込みが必要です。詳しくは、ページ最下部の「おおさか肝炎デー2018」のチラシをご確認ください。

 本市では、早期に感染を発見し治療に繋げることを目的に、市内取扱医療機関における無料での肝炎ウイルス検査を実施しております。対象者は20歳以上の大阪市民で、過去に肝炎ウイルス検査を1回も受けたことがない方です。(また、大阪市肝炎フォローアップ事業に同意いただく必要があります)

  http://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000437643.html


21MedCity21医学講座 
胃がんは予防できます~ピロリ菌の検
査と最新の除菌治療について

日時:20180725()18:0019:30

会場:あべのハルカス25階会議室(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43

講師:大阪市立大学大学院医学研究科 先端予防医療学 講師 大谷 恒史

定員・対象:18歳以上の方100名(先着順)

※お申し込みが必要です:718()締切

ホームページからの案内




成30年度市民公開講座

これだけは知っておこう 病気・治療のまめ知識  40分講座


日時:7/24() 13:30~

テーマ:「皮膚がんのお話~正しく知り 正しく恐れましょう~」

講師:皮膚科 部長 吉良 正浩 先生 

会場: 東館2階 講堂

    


市立池田病院   

563-8510 池田市城南3丁目1番18号
   TEL 072-751-2881 

   

和泉市立総合医療センターでは、地域の皆様の健康増進や療養生活にお役立て頂けるよう
さまざまなテーマの医療講演会を開催しています。
事前お申込み不要  入場無料となっておりますので、お気軽にご参加ください。
但し、定員となり次第入場を締め切らせて頂きますのでご了承下さい。
当日は会場まで直接お越し下さい。

 

日時:2018720()14:00

 講演:早期胃がんとピロリ菌のはなし (約60分)

 講師:消化器内科  尾野 亘

 会場:浪切ホール 4階研修室1(岸和田市)


日時:2018726日(木)14:00

 講演:たとえばもし大切な人が放射線治療を受けることになったら... 
  (約60分)

 講師:中央放射線科 谷川原 竜乙

 会場:和泉市立総合医療センター 3階講堂

 

201807月分

医療講演会のパンフレットはこちらから確認いただけます。

 

和泉市立総合医療センター 

第13回】スキンケア教室開催のお知らせ


日時:平成30年7月20日() 14:00~15:00

テーマ:がんの治療に伴う皮膚障害

対 象: がん治療に伴う皮膚障害でお悩みの患者様
(ご家族の方も参加いただけます)

場 所: 大阪国際がんセンター 1階 大講堂

事前申し込みは不要です。直接会場までお気軽にお越しください。

詳細は、こちらをご覧ください。

虫垂腺がん、大腸がんとは異なる遺伝子発現

組織型により治療方針を選択すべき

 メディカルトリュビューン 18/07/06
 虫垂腺がんは非常にまれであり、その希少性が故、大腸がんに準じて治療が行われている。しかし、その遺伝子発現特性は大腸がんとはかなり異なるようだ。米・University of Southern Calfornia Norris Comprehensive Cancer Center/熊本大学消化器外科の徳永竜馬氏は、虫垂腺がんの分子学的特性について検討した結果を米国臨床腫瘍学会(ASCO 2018、6月1~5日、シカゴ)で報告した。虫垂腺がんは組織型によって遺伝子の発現特性が異なり、特徴的なGNAS遺伝子変異を有することも示された。

がん治療などで頭髪抜けた人の運転免許写真...医療用帽子、かつら・ウィッグもOK

 読売新聞 18/07/12

 警察庁は、原則として無帽の運転免許証の顔写真について、がん治療などで頭髪が抜けた人については医療用帽子の着用を認めることを決めた。6月15日付で全国の警察本部に通達した。今後、道交法施行規則を改正して明記する。



国内未承認抗がん剤は65種

 産経新聞 18/07/05

 米国または欧州で当局の承認を受けているが、国内では未承認の抗がん剤は今年4月4日時点で延べ65剤(55薬剤、65適応症)あるとの集計を国立がん研究センターがまとめ、ホームページで公表した。うち4割近くは国内でも開発が進められているという。


  メディカルトリュビューン 18/07/10
  第16回日本臨床腫瘍学会学術集会(JSMO)が、7月19~21日の3日間にわたり、神戸市で開催される。これに先立ち、6月25日に東京都でプレスセミナーが開催され、がん治療の最新動向と学術集会での注目のトピックスが紹介された。学会長を務める九州大学大学院胸部疾患研究施設長の中西洋一氏は「これからのがん治療では、学会とがん患者、家族との連携が必要。それを意識してプログラムを構成した」と述べ、がん患者や家族を含む一般市民が、学術集会に自由に聴講できるようにしたことを明らかにした。

 学会のテーマは"Beyond Borders"。「国境」「臓器」「職種・立場」などの垣根を越えてプログラムが組まれているのが特徴。従来にも増して国際的な学会を目指しており、がん治療全体を臓器横断的に俯瞰でき、医療従事者だけでなく患者の参加を得て、さまざまな立場から提言、討論が行われる予定だという。

がん死亡率減少へ 対策推進協議会 山梨
山梨放送 18/7/09
 県のがん対策推進協議会が9日開かれ、がんの死亡率を10年前より2割減少させるため具体的な活動方針を議論した。
 会合では県側から遺伝子情報を基に効果的な治療を行うゲノム医療の体制整備などを盛り込んだ行動計画案が示され、取り組みの実施主体を初めて明記したことが報告された。
 一方、出席者からは子宮頸がんの精密検査の受診率が低いデータがあることから対策強化を求める声が上がった。

病気腎移植「先進医療」承認、重症腎不全患者が対象...厚労省

 読売新聞 18/07/06

がん患者から摘出した腎臓を別の患者に移植する病気腎移植について、厚生労働省の先進医療会議は5日、保険外の治療だが、入院費など一部で保険が使える「先進医療」に条件付きで承認した。倫理的な課題が解消されたと判断した。

 申請したのは徳洲会グループの東京西徳洲会病院(東京都)。宇和島徳洲会病院(愛媛県)とともに実施する。対象は重症の腎不全患者。ドナー(臓器提供者)は、直径7センチ以下のがんが腎臓にあり、がんの部分だけを切除するのが難しく、全摘出した腎臓の提供に同意した人がなる。

 2病院の計画では、有効性や安全性を確認するため、4年間で42例の移植を実施する予定で、移植後の5年間の生存率やがん発生がないかどうかなどを調べる。ただし、21例目までに4例で腎臓が機能しなければ中止する。
  https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180706-OYTET50004/?catname=news-kaisetsu_news




厚労省 新薬10製品を承認 武田の潰瘍性大腸炎薬エンタイビオ、AZの抗PD-L1抗体イミフィンジなど

 ミクスonline 18/07/03
 厚労省は7月2日、新薬として10製品16品目を承認した。この中には、武田薬品が承認申請し、全世界売上2000億円超(17年度)の潰瘍性大腸炎治療薬エンタイビオ点滴静注用(一般名:ベドリズマブ(遺伝子組換え))がある。また、アストラゼネカ(AZ)が非小細胞肺がんの治療薬として承認申請をした抗PD-L1抗体イミフィンジ(一般名:デュルバルマブ(遺伝子組換え))、日本初の遺伝性乳がん治療薬として効能追加の承認申請をしたリムパーザ(一般名:オラパリブ)も今回承認となった。

 新薬として承認された品目は次のとおり。(抗癌剤関係)
イミフィンジ点滴静注120mg、同500mg(デュルバルマブ(遺伝子組換え)、アストラゼネカ):「切除不能な局所進行の非小細胞肺がんにおける根治的化学放射線療法後の維持療法」を効能・効果
リムパーザ錠100mg、同錠150mg(オラパリブ、アストラゼネカ):「がん化学療法歴のあるBRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性の手術不能または再発乳がん」を効能・効果に追加する新効能医薬品。
ガザイバ点滴静注1000mg(オビヌツズマブ(遺伝子組換え)、中外製薬):「CD20陽性の濾胞性リンパ腫」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品。

2018年 公開講座in大阪 Part.2

『正しいがん医療情報の見きわめ方』
エビデンスに基づいた、適切ながん治療情報の選択について


日 時:2018722日(日) 13:0016:30
会 場:アサコムホール
   (大阪市北区中之島2-3-18フェスティバルタワー13階)
象:がん患者・家族・一般


講演
◆「信頼できるがん情報の探し方 ~正しい情報を見分けるために~」
国立がん研究センターがん対策情報センター センター長 若尾 文彦氏


「最新がん〇〇治療、それって私に効くの?」
日本医科大学武蔵小杉病院 腫瘍内科教授・部長 勝俣 範之氏


IMRT、粒子線治療を含む放射線治療情報の正しい見方」
大阪国際がんセンター放射線腫瘍科
主任部長・大阪大学名誉教授 手島 昭樹氏


詳しくはチラシをご参照ください。
http://www.cancer-jp.com/wp-content/uploads/2018/06/20180722.pdf


参加のお申し込みは、こちらのフォームからどうぞ。
https://questant.jp/q/PW6PSTEO

皆様のご参加をお待ちしております。


主 催:NPO法人がんと共に生きる会
共 催:NPO法人大阪がんええナビ制作委員会


 

 小児医療センター講演会 AYA世代の未来を考える~小児医療と成人医療の狭間で~(7月21日開催)の詳細

 

  日時:7/21()14:00~16:30(開場13:30)

  場所:大阪市立総合医療センター さくらホール

プログラム

l  あいさつ       小児医療センター長        純一

l  AYA世代病棟のご紹介                 AYA世代病棟師長  泉谷  恵子

l  AYA世代のがんについて考える                 
                
小児血液腫瘍科   岡田  恵子

l  AYA世代のてんかん   運転免許取得,結婚・妊娠を含めて             

            小児神経内科   川脇   

l  心疾患の子どもたちが大人になる時 ~AYA世代の心疾患を考える ~          
             
      
小児循環器科   江原  英治

l  AYA世代難病患者の自立への支援に向けて   
     
             
緩和ケア認定看護師    湯浅 夢律美

l  AYA世代の乳がん   ~その しこり、大丈夫?乳がんについてしろう!~                  
              
乳腺外科   渡部 智加

   加無料<定員250名> 
し込み不要/手話通訳あり


 【お問合せ】大阪市立総合医療センター 地域連携センター

    534-0021 大阪市都島区都島本通2-13-22 
  
06-6929-1221(代表)

槻赤十字病院がん患者サロンミニ講座

がん患者サロン』は、者さまやご家族が語り合い交流できる場です。 (毎月 第 3 水曜日 13 時~15 出入り自由)

 「誰かと話したいな...」「他の人はどうしているのかな...」という時、一人で 悩まないで、ちょっと立ち寄ってみてください。(申し込み不要です)


  象 : がん患者さま、ご家族(他院通院中の方も参加可) 


開催日時 :7 18日(水) 
         

    13001330 ミニ講座「病気の伝え方」       
    
13301500 フリー座談会 


       所 : 高槻赤十字病院 2 階 がん相談支援センター 


お問い合わせ先 : 高槻赤十字病院
 医療社会事業部 地域医療連携課  がん相談支援センター
   
 平日 9 時~16 TEL:072-696-0571(代表)

 

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