2012年8月アーカイブ

大阪がんええナビ制作委員会参加団体である大阪府立成人病センター がん予防情報センター 井岡 亜希子と、当会代表 濱本 満紀の記事が、特定非営利活動法人 地域がん登録全国協議会ニューズレター(2012年7月発行 No.31)に、掲載されました。
ホームページ(http://www.jacr.info/)にて近日中に公開される予定ですが、一足先にええナビで紹介いたします。


都道府県がん対策推進計画の見直しに向けて(PDF)
大阪府立成人病センター がん予防情報センター 井岡 亜希子

地域がん登録への思い ~大阪府がん登録を住民の身近に、の取り組みから~(PDF)
NPO法人 がんと共に生きる会 事務局長 濱本 満紀

 

2012年7月26日(木曜日)~28日(土曜日)
会場 大阪国際会議場(グランキューブ大阪)

大阪がんええナビ制作委員会が、3日間にわたり、第10回日本臨床腫瘍学会 学術集会 ペイシャント・アドボケイト・プログラムに参加し、学術発表を聴講しました。
また当会では、ブース出展も行い、参加者にええナビサイト・活動を紹介いたしました。
http://square.umin.ac.jp/jsmo2012/index.html

学術集会は医療者による発表の場ですが、近年、私たち患者関係者にも参加の門戸が開かれるようになりました。

20120725[1].JPGその前日には、千葉より来阪された患者会、NPO法人 支えあう会「α」、アイビー千葉(乳がん体験者の会)の方々と意見交換会を催し、それぞれの地域での活動について話し合い、交流を深めました。

学術集会ですから、先生方の発表には専門的な内容が多く、私たち患者関係者には難しいところもありますが、臨床における治療・研究の成果を直接聞くことが出来るのは、貴重な機会です。

プログラムの中には腫瘍内科治療についてはもちろんですが、チーム医療、地域連携、緩和ケア、患者支援、教育など興味あるテーマが多数あり、とても勉強になり、また考えさせられるものでした。

市民向けに公開シンポジウム(当会代表 濱本が登壇)や、市民公開講座も催されました。
会場で参加者に配布されたニューズレターの記事と、公開されている動画を紹介します。

JSMO Daily News (PDF)

公開シンポジウム:学会に行こうプログラム(1)
がん患者の必要としているがん医療 ―地域でがん患者を支えるためには―
http://square.umin.ac.jp/jsmo2012/symposium.html

・がん医療の地域連携・職種間連携:これまでの問題点(動画)
 (パネル・ディスカッションに当会代表 濱本が登壇) 
http://www.youtube.com/watch?v=GzrIBfVZG-c&feature=relmfu

・がん医療の地域連携・職種間連携:今後のあるべき姿(動画)
http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=qXj5mRgYNCs&NR=1

市民公開講座:学会に行こうプログラム(2)
あなたが頼れるがん医療のスペシャリスト 「知っていますか?がんのチーム医療」
http://square.umin.ac.jp/jsmo2012/citizen.html

パネル・ディスカッション(動画)
http://www.youtube.com/watch?v=khqNIE9gbpQ

 

booth.jpg大阪がんええナビ制作委員会では、ブース出展にてパソコンを設置し、参加者に「ええナビ」サイトを閲覧・検索していただくとともに、リーフレットやニューズレター、大阪のがん情報に関する資料を展示し、参加者にサイトや私たちの活動内容を紹介しました。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

平成24年7月20日(金)天満研修センター 既存統計資料に基づいた都道府県がん対策推進計画の見直し

大阪がんええナビ制作委員会
大阪府商工労働部 雇用推進室 雇用対策課 障がい者雇用促進グループ
森 元 一 徳

大阪がんええナビ実行委員会の森元です。現在、大阪府商工労働部 雇用推進室 雇用対策課 障がい者雇用促進グループで勤務をしております。
7月20日に「既存統計資料に基づいた都道府県がん対策推進計画の見直し」がん医療推進均てん化研修会が開催されましたのでご報告したいと思います。

国におきましては、「がん対策基本法」を制定して具体的施策を進めるため、「がん対策推進基本計画」を策定して、これまで5年間施策展開をしてきたところですが、本年6月に計画を見直しました。
内容をみると、新たに「小児がん」、「がんの教育」、「がん患者の就労を含めた社会的な問題」を取り上げており非常に注目すべきだと思っております。
しかしながら、雇用対策をしております私どもからみましたら「がん患者の就労支援」に関しては、患者・家族をにらんでとりあえず計画に盛り込もう、後は、都道府県や市町村で考えてもらったらいいのではとしか見えないのです。

そこで、今回、研修会を企画されました大阪府立成人病センターの堀総長をはじめ、津熊がん予防情報センター長、井岡企画調査課参事の皆さまからから昭和35年から障害者の雇用の促進施策をしている労働部局に近隣府県を含め来年度に「がん対策推進計画」策定の参考にするためにお声がかかったのだと思っております。
今回は、「障がい者雇用促進事業から」ということで講演をさせていただきましたが、がん対策と障がい者雇用対策は制度構築が非常に似通っているところが一番の特徴であります。
研修会で使ったパワーポイントのスライドや国の計画については、大阪ええナビのホームページでアップしていただけると思いますが、よくよく見ていただければ障がい者雇用促進事業から沢山学ぶところがあるのでないでしょうか。

少し内容に触れますと、がん対策も障がい者雇用も法律の根拠がありますが、がん対策基本法は就労についての記載はない。障害者雇用に関する法律は障がい者雇用を義務づけしており、それに反した場合は、罰則ではないが納付金の義務づけをしています。
大阪府では、大阪府障害者の雇用の促進等と就労の支援に関する条例を制定して障がい者雇用の促進を進めています。また、大阪府がん対策推進条例を制定して、がん患者・家族の就労支援を規定しています。
しかし、二つの条例とも就労支援について規定していますが、障がい者雇用においては、法律に違反した場合は、大阪府独自で制裁措置をするという規定になっている。など制度構築は似通っていますが、実は、雇用についての考え方には大きな隔たりがあるのです。
障がい者の就労については国の施策も進んでいますし、特に、大阪府は全国唯一の障がい者の雇用施策の条例を制定して障がい者雇用日本一を目指す取り組みを進めていますが、「がん患者の就労支援」は、国も都道府県もやっていませんので非常に難しい状況です。

でも、あきらめてはいけません。がん患者の方々も就労困難層でありますので、労働行政が無視することはありません、ただ、知らないだけなんです。皆さんと力を合わせてがん対策を所管している部局が積極的に労働部局と連携するよう働きかけましょう。連携できれば、びっくりするほど前進するのではないでしょうか。一歩一歩頑張りましょう。

スライド資料(PDF)

星ヶ丘厚生年金病院 術後フォローアップ教室


■開催日時

平成24年9月20日(木)14:30~15:30時

■開催場所

相談指導室

■内容

1.「胃切除術前後の体の変化について」

   星ヶ丘厚生年金病院 外科 院長補佐 辰巳 満俊

2.「胃切除術後半年以降の食事 ~外食編~」

   星ヶ丘厚生年金病院 管理栄養士 仲田 寿実

※事前申し込みは不要です。お気軽にご参加ください。

当日、味噌汁を持参いただければ、塩分をお計りします。
ぜひ、この機会にご自宅の味噌汁の塩分を調べてみませんか。

 

病院ホームページからのお知らせ

病院への交通アクセス


星ヶ丘厚生年金病院
〒573-8511  大阪府枚方市星丘4-8-1 
TEL : 072-840-2641  FAX : 072-840-2266

 

松下記念病院 第21回市民健康セミナー女性のための乳がん講座Ⅱ

進歩している乳がんの治療~早期発見は検診から~

日 時 : 平成 24年 9月 15日(土)13:30 (13:00 ~ 受付開始)

場 所 : 守口市外島町5番55号 松下記念病院 2階 講義室
※参加費 無料

講演①「進歩している乳がんの治療」

   講師 山口 正秀 (松下記念病院 乳腺外科 部長)


講演②「自己検診について」


 講 師 波々伯部 央子(松下記念病院乳がん看護認定看護師)

申込み : 参加ご希望の方は事前にTELにてお申込み下さい
(平日午後1時~8時まで)
医療連携センター 06-6992-5373
<お申込締切 9月 12日(水)>


案内のチラシ

交通のご案内
・ 地下鉄「守口駅」2号出口より徒歩10分
・ 京阪電鉄「守口市駅」東口より徒歩15分
・ 市内循環バス(タウンくる)『八雲北住宅』ゆき
・ 守口市駅 ⇒ 「外島町(松下記念病院)」下車
(所要時間:約10分)

★第165回市民医学講座講座のご案内★
  がんの痛みと新しい鎮痛薬


講演日時:平成24年9月11日(火)  午後6時10分~午後8時


講師: 長谷 一郎  (大阪市立大学大学院医学研究科 麻酔科学)
 


講演内容:

 緩和医療とは病気と戦う患者さんの苦痛を取り除くことによって、生活の質を改善し、予後を改善しようとする医療のことをいいます。決して緩和医療は終末期医療のみをさすものではありません。最近の研究では癌の治療と緩和医療を早期から組み合わせることによって、よりよい効果が得られることが分かりました。今回は緩和医療における苦痛の中でも「痛み」に焦点をあて、新しい鎮痛薬による治療法についてお話したいと思います。

 

募集要項

・対 象  18歳以上の方
・定 員  150名 (多数の場合は抽選)
・受講料   無料
・資料代  実費 (当日希望者のみ)


お申込方法

1.申込専用ページに必要事項をご記入の上、送信してください  ⇒ 申込専用ページへ

2. 往復はがきの場合
  
  「第165回」・住所・氏名・フリガナ・年齢・電話番号・返信用宛名をご記入の上、下記へお申し込みください。(1枚につき1名)
  手話通訳が必要な方はその旨を往復はがきにご記入ください。

〒545-8586
  大阪市阿倍野区旭町1-5-7
    大阪市立大学医学部・附属病院運営本部 庶務課
TEL 06-6645-2711

 

お申込 締切 平成24年8月28日(月)
 
会場 大阪市立大学医学部医学情報センター・ホール
    (あべのメディックス6F)   地図はこちらから

 

ホームページからの案内

大阪府立急性期・総合医療センター 府民公開講座「みんなで学ぼう 高齢者の大腸がん」

日時: 平成24年9月8日(土)
    午後1時00分~開場・受付開始

講演:午後1時30分~午後3時00分

場所: 大阪府立急性期・総合医療センター
    本館3階講堂

講師 大阪府立急性期・総合医療センター
   外科副部長 玉川浩司

お申込方法: 当日受付(先着順、定員100名になり次第締め切ります)
(参加費無料)

もし大腸がんと診断されたら?「思い切って手術」「放射線治療が楽でいい」「抗がん剤で様子をみよう」とか言われるけど、どれがいいのでしょうか。
また、「高齢者のがんは進行が遅い」って聞いたけど本当でしょうか。
大腸がんの知識と適切な治療法について一緒に考えましょう。

 

主催: 地方独立行政法人大阪府立病院機構
大阪府立急性期・総合医療センター

お問合せ先: 総務・人事グループ
    TEL06‐6692‐1201(内線 2313) 
 
案内のチラシ

交通案内

○市バス
・「あべの橋」より「住吉車庫前」「浅香」「おりおの橋」行きのいずれかに乗車し、
「府立総合医療センター」下車すぐ

・「地下鉄長居」より「府立総合医療センター」行きに乗車し、
「府立総合医療センター」下車すぐ

○JR・阪和線「長居」駅より徒歩12分

○地下鉄・御堂筋線「長居」駅より徒歩15分

○南海電鉄・南海高野線「帝塚山」・「住吉東」駅より徒歩10分

○阪堺電気軌道・上町線「帝塚山4丁目」駅より徒歩10分

〜患者さんのための日曜セミナー〜シーズン7
大阪市立大学血液内科・造血細胞移植科

 第1回日曜セミナー(平成24年9月2日)
 
時間:午後1時00分〜4時00分
 (体調に合わせて、途中参加・退出して下さい)

 

・「悪性リンパ腫」(希少なタイプを含む)


リンパ芽球性リンパ腫、びまん性大細胞リンパ腫、ろぼう性リンパ腫、

バーキットリンパ腫、MALTリンパ腫、マントル細胞リンパ腫、多発性

骨髄腫、リンパ形質細胞リンパ腫、血管内リンパ腫、成人T細胞リン

パ腫、未分化大細胞リンパ腫、末梢T細胞リンパ腫、血管免疫芽球

性T細胞リンパ腫、NK/T細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫など


 講師:血液内科・造血細胞移植科教授日野雅之DR


 

・「放射線治療って、なあ〜に?」

 がん放射線療法看護認定看護師山崎仁美NS

 

場所:大阪市立大学医学部附属病院 5F講堂

(当日は地下1階の入り口からお入りください)

案内のチラシ


主催:大阪市立大学大学院医学研究科血液腫瘍制御学(血液内科・造血細胞移植科)

http://www.med.osaka-cu.ac.jp/labmed/、電話問い合わせ:06-6645-3883)

共催:血液疾患患者会HIKARI会(http://smile.yangotonaki.com/)

 

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