2011年2月アーカイブ

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「大阪がんええナビ」公開に期待

大阪府のがん死亡率は高い!
大阪府には国が指定するがん診療連携拠点病院と大阪府が指定するがん拠点病院があります。大阪府の指定するがん拠点病院には、5大がんの指定や肺がんや小児がんなど特定のがん治療に優れている施設も指定されています。これらの指定は、患者代表の方も加わった選定委員会にて選考され、患者の視点が重視された指定となっています。最近、特殊な口腔がんを得意とする歯科の施設も検討課題として取り上げられるなど、相当な勢いでがん対策が講じられているのが現状です。

大阪府では、がん拠点病院の指定を受けた施設は情報公開が義務付けられており、これらの拠点病院から専門家のみならず、患者、府民一人一人が適切な情報を収集し利用できれば、大阪府のがん対策が著しく進むことになると思われます。
この度、「大阪がんええナビ制作委員会」(代表:濱本満紀さん)により「大阪がんええナビ」が公開されることになりました。本サイトは、がん患者、府民の目線に基づく情報サイトを構築・提供するための、がん患者・家族、更に府民が「自分に最も適切ながん情報を簡便に入手できる」がん情報総合ポータルサイトであります。したがって、このサイトにより大阪のがん拠点病院からの現況報告に基づく医療情報の検索システムや予防、検診、緩和ケアなどに関する有力サイトのリンクなど、がん患者、府民の目線に基づく情報サイトとなっており、府民全員が大阪のがん医療の情報を共有する画期的な情報サイトとなります。

検診も早期発見という二次予防から一歩前に進み、子宮頸がんの検診のようにワクチン投与によるがん発生の一次予防にまで到達いつつあります。斯様な時期、「大阪がんええナビ」により、がん患者のみならず府民一人一人に至るまで求める情報が入手できれば、がん対策は「私達にも"まかしとき"」の強力な取り組み体制が築かれ、瞬時の内に大阪のがん死亡率は低下すると期待しております。

大阪のがん患者会は頼もしい!
大阪府病院協会会長、NTT西日本大阪病院長 今岡 真義

※肩書きは掲載当時のものです。

<2011/02/27 掲載>

hanioka_s.jpg大阪がんええナビ制作委員会の皆様、オープンおめでとうございます。
大阪の長所は、まず、値段や情報にシビアなところだと思います。きちんと自分で見極め、いい話があってもすぐに飛びつかず慎重に確かめます。がんに関する情報に関しても同様です。さらに、大阪の良いところは、情報が豊富なことです。大阪が日本一を誇ります「地域がん登録」では、50もの病院が、治療成績などを開示しています。また、大阪の中でも地域別に、がんと診断されたときの進行度合いや死亡率、検診率なども出しております。
しかしながら、大阪には、これから改善すべきところも多くあります。大阪は日本の中でもがんが多いところです。驚くことに、大阪の中でも、どこに住んでいるか、地域によってがんが治る比率も大きく違います。そのため、がんの治療を受けようとする人には、地域や病院によって治療の仕方や成績が異なる場合もあることを知っていただいた方がよいと思います。
"ええナビ"を活用して、治療や病院を選ぶときの目を肥やしてください。がんの予防や早期発見に興味のある方は、大阪でどんながん対策が行われているのか、他の県と比べてどうなのか、調べてみてください。たくさんの情報があります。"ええナビ"は、これらの情報を、府民の皆さんにとって、見付けやすく、わかりやすい身近な存在にしてくれるでしょう。"大阪がんええナビ"をおおいに活用し、大阪のがんを治し、大阪のがんを減らしていきましょう。

※肩書きは掲載当時のものです。

<2011/02/27 掲載>

 

大阪がんええナビへのお問い合わせ

大阪がんええナビへのお問い合わせ・ご意見は以下のフォームをご利用ください。お待ちしております。

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医療シンポジウム「がんを知り、がんとともに生きる Vol.2」

  • 開催日:平成23年3月26日(土)
  • 午後1時~午後4時(午前12時30分開場)
  • 会場: りそな銀行大阪本店ビル講堂
    大阪市中央区備後町2-2-1
    地下鉄堺筋線、中央線「堺筋本町」下車17番出口北へ徒歩5分

第一部 部位別セミナー


第一会場 <13:00~14:30> 45分×2講演
1)肺がんについて (日本イーライリリー株式会社:セミナー共催)
  • 講演1 愛知県がんセンター中央病院 副院長 光富徹哉氏
    「肺癌治療の最新の進歩―個別化治療にむけて―」
  • 講演2 国立がん研究センター中央病院 呼吸器内科 久保田馨氏
    「医師と患者さんとのコミュニケーション」

第二会場 <13:00~14:30> 45分×2講演
2)大腸がんについて (株式会社ヤクルト本社:セミナー共催)

  • 講演1 箕面市立病院 外科部長 加藤健志氏
    「大腸がんは怖くない」
  • 講演2 日本赤十字病院 消化管外科部 副部長 金澤旭宣氏
    「治すための大腸がん治療」

第二部 パネルディスカッション


3)「がんとともに生きる 患者さんと家族のケア」(14時45分~16時> 約70分
パネリスト
  • 緩和ケア 六甲病院 緩和ケア科 部長 安保博文氏
  • 腫瘍内科 兵庫医科大学 准教授 福岡和也氏
  • 薬学 大阪市立大学医学部附属病院薬剤部 主査 光川康子氏
  • 看護 神戸市看護大学助教・がん専門看護師 高山良子氏
  • 患者 NPO法人グループ・ネクサス副理事長 片山環氏
  • ソーシャルワーカー 近畿大学医学部附属病院 医療・福祉相談室 主任 小西直毅氏
 コーディネーター
  • 近畿大学医学部教授 中川和彦氏
  • 産経新聞社 文化部記者 北村 理
  • 主催:「がん治療の未来を考える」実行委員会、産経新聞社
  • 後援:厚生労働省、文部科学省、日本医師会、日本看護協会、日本薬剤師会 (いずれも申請中)
  • 協力:REENAL by Resona Bank、大阪がんええナビ制作委員会
  • セミナー共催:日本イーライリリー(株)、(株)ヤクルト本社

お申込み方法

参加希望の方は1.郵便番号 2.住所 3.氏名 4.年齢 5.職業 6.電話番号 7.参加人数 8.希望する講演の番号(1.~3.)をご記入ください。
※複数可。ただし、1.と2.は同時開催なのでいずれかをお選びください。
ハガキ、FAX、Eメールにてお申し込みください。

  • ハガキの場合 〒556-8662(住所不要) 産経新聞社営業局「がんシンポ」係
  • FAXの場合 06-6633-2709 ※件名に「がんシンポ」係と明記してください。
  • メールの場合 sinpo@esankei.com ※件名に「がんシンポ」係と明記してください。
  • 締め切り 3月22日(火)必着
  • お問い合わせ 電話06-6633-6804(土・日・祝日を除く平日の10時~17時)
  • 入場無料 ※応募多数の場合は、抽選の上、当選者に招待状をお送りします。
    ※ご応募いただいた皆様の個人情報は、産経新聞社が責任を持って管理し、招待状送付のみに使用いたします。

近畿大学医学部附属病院がんセンター 第3回市民公開講座「がん治療、最前線」

  • 日時:平成23年3月5日(土)午後14時00分~17時00
  • 場所:近畿大学医学部大講堂
  • 主催:近畿大学医学部附属病院がんセンター
  • 共催:6大学連携オンコロジーチーム養成プラン
       独立行政法人国立病院機構・大阪南医療センター

プログラム

開会のあいさつ 塩﨑 均(近畿大学医学部長)

I部 講演 がん治療、最前線 

司会 竹山宜典(副がんセンター長)

  • 抗がん剤治療 講師 藤阪 保仁(腫瘍内科講師)
  • 外科治療   講師 肥田 仁一(外科准教授)
  • 内視鏡治療  講師 松井 繁長(消化器内科講師)
  • 放射線治療  講師 中松 清志 (放射線腫瘍科講師)
  • 大阪がん診療地域連携パスと当センターでの取り組み
  • 講師  庄野 嘉治(大阪南医療センター、外科医長・がん相談支援室長)
II部 基調講演 「がん治療の現状:患者・家族の立場から」

司会 中川和彦(副がんセンター長

  • 講師 片山 環 (特定非営利活動法人グループ・ネクサス副理事長)

(休憩 10分)

III部 がん治療、最前線:質疑応答

司会:中川和彦(副がんセンター長)
       赤尾幸恵(附属病院看護部長)

  • I、II部の講師
IV部 特別講演 「がんのひみつ」

司会 西村恭昌(がんセンター長)

  • 講師 中川恵一(東京大学大学院医学研究科放射線科准教授)  

閉会の辞   西村恭昌(がんセンター長) 

どなたでもご参加いただけます。
近畿大学医学部ホームページ http://www.med.kindai.ac.jp
お問い合わせ先:がんセンター事務局 072-366-0221(内線3520)

ええナビにご賛同くださるかたへ

ご寄付のお願い

NPO法人 大阪がんええナビ制作委員会は皆様のご寄付・協賛で成り立っております。

ご寄付には以下の口座をご利用ください。
領収書の必要な方は、ご連絡くださいますようお願いします。

りそな銀行 天六支店 普通0249956
口座名義:NPO法人 大阪がんええナビ制作委員会
口座表記:エヌピーオーホウジンオオサカガンエエナビセイサクイインカイ

ええナビの想い

こんにちは。
大阪がんええナビ制作委員会です。
2011年3月、私たちは患者・府民目線に立ったがん情報の総合的なポータルサイトとして、この『大阪がんええナビ』を公開しました。
がん患者さんが治療や生活をしていく上で欠かすことのできないものは、自分に合った医療や患者支援、療養生活の情報です。ただ、インターネットが普及し、たくさんの情報がそこにはあっても、見る人にとって利用しやすく整備されているとは言いきれないものがありました。
信頼できる情報とできない情報が混在していることも、見る人を混乱させる原因になっています。
がん患者さんの"時間"と"労力"と"お金"を無駄にせず、ご自身に適切な情報を早く得ていただくために、また患者でない方には、がんをよく知っていただこう、という思いで、私たちはこのサイトを作りました。

2013年5月、大阪がんええナビ制作委員会は、これまでの活動をより一層活発化し、社会的に認知された法人団体として公正かつ透明性の高い運営のもとで活動基盤を更に充実させるため、NPO法人格を取得しました。これからも全てのがん患者における適正な医療の獲得を目指す事業を行うことによって、保健、医療または福祉の増進を図り、もって府民の健康に寄与することが私たちの活動趣旨と考えています。

今後も、各方面の方々のご意見やご要望を取り入れて、使いやすく役に立つ、と言っていただけるサイトに成長させたいと思っています。
どうぞ皆さまのお声でいっしょにこのサイトを育ててくださるよう、お願い申しあげます。

NPO法人 大阪がんええナビ制作委員会 一同

 

大阪がんええナビ制作委員会は

患者本人・家族・遺族と患者会支援団体、がんに関わる医療者らにより、2010年12月に設立しました。
すべてのがん患者が納得できるがん医療・ケアの実現、がん死亡者の減少を目標に、大阪府下のがん情報の整備と提供システムの構築に取り組んでいきます。

参加団体

大阪肝臓友の会
NPO法人 がんと共に生きる会
一般社団法人 グループ・ネクサス・ジャパン
吹田ホスピス市民塾
NPO法人パンキャンジャパン

コラボレーター

琉球大学医学部附属病院がんセンター

大阪がんええナビ制作委員会

〒530-0034 大阪市北区錦町3番1号 龍王ビル101号
電話、FAX 06-6354-3546
Eメール info@osaka-anavi.jp  ※電話・FAX・Eメールは変わりません

注/スタッフは事務所に常駐しておりませんのでご了承ください。

TC1-2におきまして、大阪がんええナビ制作委員会代表 濱本 滿紀が登壇します。

  • 3月5日(土)10:00~12:00 第7会場 三沢市公会堂 小ホール
  • 【司会】古河 洋(市立堺病院)
  • 【司会】山口 研成(埼玉県立がんセンター 消化器内科)
  • TC1-1 がん患者団体・支援団体ができること、すべきこと
     柳澤 昭浩(NPO法人キャンサーネットジャパン事務局長)
  • TC1-2 「府民へ届け! 大阪ならではのがん情報」 ~効果的ながん対策の実現と患者・家族・府民の支援をめざして~
     濱本 滿紀(特定非営利活動法人がんと共に生きる会事務局長)
  • TC1-3 多職種のメディカルスタッフの協調により実現される患者を主体に置くがんチーム医療
     瀬良 信勝(社会医療法人生長会府中病院 臨床スピリチュアルケアカウンセラー)
  • TC1-4 垣根を越えた連携 がん看護を管理する「チーム認定」の人材活用
     徳世 良重(埼玉県立がんセンター 看護部長)
  • TC1-5 がん医療における製薬企業の役割
     高橋 俊介(ブリストル・マイヤーズ株式会社 腫瘍・免疫部門マーケティング部)
  • TC1-6 医療とメディアの連携
     宮田 満(日経BP社医療局主任編集委員)

詳細はこちらをご覧ください。
http://www2.convention.co.jp/jgca2011/index.html

相談窓口

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