2017年5月アーカイブ

次期がん対策計画、特定の施策を重点課題とせず 
厚労省協議会で合意

  CBnews 17/05/17付
 厚生労働省の「がん対策推進協議会」(会長=門田守人・堺市立病院機構理事長)は17日、今年度から始まる第3期がん対策推進基本計画の素案について議論し、特定の個別施策を「重点課題」と位置付けないことで合意した。受動喫煙防止策を含めた「たばこ対策」を同計画にどのように盛り込むかは、来月上旬に開催予定の次の会合で議論する予定。
  
https://www.cbnews.jp/news/entry/20170517190449

がん基本計画、厚労省が原案提示 精密検査受診率9割へ

  日経新聞 17/05/17付

 厚生労働省は17日、がん対策の国の指針となる「第3期がん対策推進基本計画」の原案を有識者会議に提示した。がんを早期発見し、治療につなげていくことを重要な対策の一つに据えた。がん検診で異常が疑われても精密検査を受けない人が多いため、精密検査の受診率を90%とする数値目標を新たに設定した。
 今回の基本計画は2017年度からの6年間が対象。今夏の閣議決定を目指す。
  http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG17H1X_X10C17A5CR0000/


たばこ対策 進協が結論先送り 政府の議論足踏みで

 毎日新聞 17/05/17付

 今後6年間のがん対策の基本計画を検討している厚生労働省のがん対策推進協議会(門田守人会長)が17日開かれ、焦点のたばこ対策について、自民党や政府の受動喫煙対策がまとまらないことを理由に「保留」とし、結論を先送りした。6月初旬の次回会合で協議する予定だが、実効性のある対策に踏み込めるのかは不透明だ。
 
https://mainichi.jp/articles/20170518/k00/00m/040/077000c

※厚労省 第67回がん対策推進協議会

  平成29年5月17日(水)9:00~12:00厚生労働省 18階 専用第22会議室

 配付資料

  http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000165064.html

 市立池田病院 市民公開講座
   ~これだけは知っておこう 病気・治療のまめ知識40分講座~


○と き 2017年5月31日(水) 13:30~
○ところ 市立池田病院 東館2階 講堂
      池田市城南3丁目1番18号 <アクセス
      最寄駅:阪急宝塚線「池田駅」から東へ徒歩8分
○内 容 「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)について」
      講師:消化器内科 副部長 澤井 良之 先生
○参加について 参加費無料、事前予約不要
○主 催 市立池田病院
  ※詳細は病院の紹介サイトでご確認ください。
新型がん治療薬の副作用対策、全国医師にオンラインで
      九州大学病院とメドピアが情報提供
  日経デジタルヘルス 2017/05/11付

 メドピアと九州大学病院は2017年5月、がんの新型治療薬(免疫チェックポイント阻害剤)を安全に使用するための副作用対応策に関する連携を始めた。九州大学病院が取りまとめる副作用対応策の情報を、メドピアの医師専用コミュニティーサイト「MedPeer」内で提供する。


治療と仕事の両立支援のための肝炎医療コーディネーターマニュアル

 肝炎情報センター
   2017年5月11日
「治療と仕事の両立支援のための肝炎医療コーディネーターマニュアル」(厚労省研究班「職域におけるウイルス性肝炎患者に対する望ましい配慮及び地域を包括した就労支援のあり方に関する研究(研究代表者:渡辺
哲先生)」)が作成されましたので、情報提供いたします。

   http://www.kanen.ncgm.go.jp/user/sangyou.html
   http://www.kanen.ncgm.go.jp/content/manual/manual.pdf
厚労相、受動喫煙対策の自民案に問題点指摘
 FNNニュース  2017/05/09付
 受動喫煙防止法案をめぐり、自民党が8日、厚生労働省の案よりも規制を緩くする方針を固めたが、塩崎厚労相は、この方針に慎重な姿勢を示した。

 受動喫煙の健康被害を防ぐために、厚労省は、一定面積以下のバーなどを除き、飲食店を原則禁煙とする案を示している。一方、自民党は、規制強化を求める議員と規制に反対する議員が8日に集まり、厚労省の案の面積基準を緩和し、小規模の飲食店は「喫煙」や「分煙」などと表示すれば、喫煙を認める方針でまとまった。

大阪府 平成29年度がん対策基金がん対策貢献事業を募集

大阪府では、「大阪府がん対策基金」を活用して、「企画提案型公募によるがん対策貢献事業」を実施しており、府民や事業者で組織された民間団体(以下「団体」という。)の活動に対して、補助金を交付しております。このたび本事業において、先進的で他の団体等の模範となる取り組みに対して交付団体を募集します。

補助の対象となる事業テーマ  
  (1)がんの予防につながる学習活動
  (2)若者世代への子宮頸がん検診受診啓発活動
  (3)がん患者会活動

  http://www.pref.osaka.lg.jp/kenkozukuri/gankikin_2/gantaisakukikin29.html


受動喫煙 焦点の飲食店規制 自民党が後退認める案
 毎日新聞 2017/05/08付
 自民党は8日、受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案で、焦点となっていた飲食店規制の案を大筋でまとめた。厚生労働省案は小規模のバー・スナックを除き原則屋内禁煙としているが、自民党案は一定規模以下の店舗なら店頭に「喫煙」か「分煙」の表示をすれば喫煙を認めるとした。


肝炎医療コーディネーター、配置先を明確化 
厚労省、都道府県で数値目標設定も
 CBnews 2017/05/08付
厚生労働省は、肝炎医療コーディネーターに関する見解をまとめた。肝炎対策の基本指針改正を踏まえた措置で、これまで明確になっていなかった配置場所について、専門医療機関以外の施設や検診機関、薬局といった具体例を提示。都道府県に対しては配置機関・人数の数値目標などを定めるよう求めている。

がん治療で退院後の「外来リハビリ」...保険適用されず、取り組み遅れる
  読売新聞 2017/05/05付

 がん患者は、痛みやだるさ、治療の後遺症など様々な体の不調に襲われる。それを和らげ、生活の質を上げる効果が期待されるのが、がん治療に伴うリハビリテーションだ。だが、退院後のリハビリを支える「外来リハビリ」の取り組みは遅れている。

肝細胞がんに対するレゴラフェニブ(スチバーガ)治験情報


■医薬品医療機器総合機構(PMDA)

 人道的見地から実施される治験(拡大治験)情報
  https://www.pmda.go.jp/review-services/trials/0019.html?print
 肝細胞がんに関しては以下のものが紹介されています。
 ・治験成文記号 BAY73-4506
 ・対象疾患   肝細胞癌
 ・治験届者名  バイエル薬品株式会社
 ・実施予定期間 2017/03/01~
  【参考】この治験薬は、レゴラフェニブ(スチバーガ)
   ※治験届出者の連絡先 バイエル薬品(株)
  主治医からの問合せ、インターネットサイトのフォーマット記載先
   https://byl.bayer.co.jp/SSL/kakudaichiken_inquiry/input.php

■米で肝細胞がんにレゴラフェニブを承認
  Medical Tribune  - ‎2017年5月1日‎付
 米食品医薬品局(FDA)は4月27日、レゴラフェニブ(商品名スチバーガ)を肝細胞がん(HCC)の治療薬として承認したと発表した。ソラフェニブによる治療を受けても病勢進行が認められた切除不能なHCCが適応となる。同薬は大腸がんおよび消化管間質腫瘍(GIST)の治療薬として使用されているが、今回の適応拡大を受け約10年ぶりにHCCの治療に新たな選択肢が加わることになるという。
 https://medical-tribune.co.jp/news/2017/0501508400/
高槻赤十字病院 がん患者サロン

○と き 2017年5月17日(水) 13:00-15:00
○会 場 高槻赤十字病院 2階 がん相談支援センター
○テーマ 抗癌剤治療について
○参加対象 がん患者・ご家族(他院通院中の方も参加可能)
○参加について 参加費無料、申込不用


堺市立総合医療センター がん対策推進講演会
 堺市におけるがん対策の取組み

〇と き 2017年5月20日(土) 14:00~16:00
〇会 場 栂文化会館 ホール
〇内 容 
  第1部 講演「健康都市・堺をめざして」
       演者 竹山 修身氏(堺市長)
      講演「がんと賢いつきあい方」
       演者 門田 守人氏(堺市立病院機構理事長)
  第2部 パネルディスカッション
    「がんにならない、がんになっても困らないまちづくり」
〇主催:地方独立法人堺市立病院機構 後援:堺市、堺市医師会

※詳細は、堺市立総合医療センターのサイトでご確認ください。

5/19,25 和泉市立病院 医療講演会

和泉市立病院 医療講演会

和泉市立病院では、地域の皆様の健康増進や療養生活にお役立て頂けるようまざまなテーマの医療講演会を開催しています。

 事前お申込み不要 ・ 入場無料となっておりますので、お気軽にご参加ください。
 但し、定員となり次第入場を締め切らせて頂きますのでご了承下さい。
 当日は会場まで直接お越し下さい。

■大腸癌の予防について(約60分)
 〇と き 2017年5月19日(金) 14:00~ (13:00 開場)
 〇講 師 和泉市立病院 消化器内科 中野利宏氏
 〇会 場 和泉シティプラザ 地下1階 多目的室

■放射線治療-トピックスと新しい治療機器-(約60分)
 〇と き 2017年5月25日(木)14:00~ (13:00 開場)
 〇講 師 維持み市立病院 中央放射線科 谷川原竜乙氏
 〇会 場 エコール・いずみ 本館1階 セントラルコート前 特設会場

※詳細は、和泉市立病院のサイトをご覧ください。
5月 府中病院 市民講座

 府中病院では地域に開かれた病院として、患者さんをはじめ地域の皆さまを対象に下記の日程で毎月「市民講座」を開催しています。
 ぜひ、ご家族、お友達をお誘い合わせの上、ご参加ください。

■泌尿器科系のがんについて
 〇と き 2017年5月17日(水)14時~
 〇会 場 府中クリニック
                        イオン和泉府中店1階<アクセス>
 〇講 師  府中クリニック所長 西川 慶一郎氏

■大腸がん検診のお話
  ~検便方法を継続することで90%以上助かります!~
 〇と き 2017年5月25日(木)14時~
 〇会 場 府中クリニック
         イオン和泉府中店1階<アクセス>
 〇講 師  府中クリニック 健診センター長 廣岡 大司氏

※詳細は、府中病院のサイトをご覧下さい。
    http://www.seichokai.or.jp/fuchu/patient/course/

平成29年度 第回1大阪医科大学市民公開講座

〇と き 2017年5月20日(土) 14:00~
       交通アクセス 
〇内 容 1.『泌尿器がんに対する大阪医大でのロボット支援手術の現状』

          講師:大阪医科大学 泌尿器科学教室 准教授 稲元 輝生氏

  

   2.『前立腺がんの治療薬について』
          講師:大阪医科大学附属病院 薬剤部 大谷 美紀氏

  

   3.『泌尿器がん手術後の尿失禁改善』
          講師:大阪医科大学附属病院 泌尿器外科病棟 看護師長 四方 早子氏

  

   4.【お薬相談】 日ごろお薬に関して疑問を感じておられる点について、ご遠慮なくご相談ください。

   5.【看護相談】排尿障害や尿失禁について、何かお困りのことがありましたらご遠慮なくご相談ください。

〇参加について 参加費無料

    定員 250名(先着順)

〇主 催  大阪医科大学 後援:高槻市


※ 詳細は、大阪医科大学のサイトをご覧下さい。こちらです。 

北河内がん診療ネットワーク協議会
 市民公開講座 『がんのことをもっと知ろう!』
○と き 2017年5月20日(土) 14:00-16:00
○ところ 守口文化センター エナ-ジーホール
            守口市河原町8-22 <アクセ>
      京阪電車「守口市駅」下車、東口から徒歩2分
○内 容 講演1.「最近のがん診療と大学病院の使命について」
         講師:関西医科大学附属病院がんセンター センター長 蔦 幸治氏
          講演2.「増えてきている大腸がん」
              講師:JCHO星ヶ丘医療センター外科部長 中川 正氏
          講演3.「あなたと家族をさえる~緩和ケア病棟のおはなし~」
              講師:松下記念病院 緩和ケア内科 部長 小石 恭氏
○参加について 参加費無料、申込不用
  

特定非営利活動法人 泉州がん医療ネットワーク
  がん医療講演会

〇と き 2017年5月20日(土) 14:30~16:20
〇場 所 テクスピア大阪 402会議室
       住所:大阪府泉大津市旭町22-45<アクセス

〇プログラム
 1.開会の辞  福岡 正博氏
    (特定非営利活動法人泉州がん医療ネットワーク理事代表)
 2.講  演  「肺がんと向きあって」
 講師 長谷川 一男氏
      (NPO法人 肺がん患者の会 ワンステップ)
 3.特別講演 「がん治療が変わる~がん免疫療法の最前線~」
 講師 金田 裕靖 (市立岸和田市民病院 腫瘍内科)
 4.閉会の辞  小切 匡史氏(市立岸和田市民病院病院長)

主催 特定非営利活動法人 泉州がん医療ネットワーク
共催 NPO法人 がんと共に生きる会、NPO法人 大阪がんええナビ制作委員会


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5/22 とよなかがんサロン

とよなかがんサロン

〇と き 2017年5月22日(月) 13:30~15:00
〇会 場 市立豊中病院 健康教室・会議室
     <交通アクセス
〇内 容 1.ミニレクチャー 『免疫療法について』(30分)
      講師:当院 がん診療統括センター長 今村医師
     2.談話会(60分)
〇参加について 参加費無料、事前申込必要(当日の午前中まで)
    
がん緩和ケア、効果的な取り組み事例を公表 厚労省
 CBnews 2017/05/02付

 厚生労働省は、「がん患者と家族に対する緩和ケア提供の現況に関する調査」の結果を公表した。地域がん診療連携拠点病院(拠点病院)のうち、効果的な緩和ケアを推進する病院への調査結果をまとめたもので、診断時や入院時、在宅療養へ移行する際などの支援に関する好事例を紹介している。


※厚生労働省 「がん患者と家族に対する緩和ケア提供の現況に関する調査」の結果

高齢者に対する適正ながん治療を検証する調査結果を発表-国がん

QLifePro  医療ニュース 17/05/01付

 国立がん研究センターは4月27日、進行がんの高齢患者における適正な治療を検証するため、同センター中央病院の患者を対象にがん登録データを活用した予備調査を行ったことを発表した。この予備調査は、日本医療研究開発機構から委託を受けたみずほ情報総研株式会社から依頼を受けて行われたもの。

 同調査では、2007年から2008年に中央病院を受診した肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、肝がんの患者のがん登録データを用いて、進行がんにおける抗がん剤治療と緩和治療(放射線治療含む)での生存日数を非高齢者と高齢者で比較。その結果、今回の検討では、臨床的、統計的に意味のある結果を得ることができなかったという。

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