2019年12月アーカイブ

電子カルテで「患者にアレルギーのある薬剤」情報を徹底共有するため、一般名での登録を―医療機能評価機構
 GemMed 19/12/30

今年(2019年)7-9月に報告された医療事故は946件、ヒヤリ・ハット事例は6236件であった。医療事故のうち6.0%では患者が死亡しており、12.2%では死亡にこそ至らないまでも「障害残存」の可能性が高い。また今四半期では、療養上の世話に関連する医療事故が4割を超えている--。

こういった状況が、日本医療機能評価機構が12月26日に公表した「医療事故情報収集等事業」の第59回報告書から明らかになりました(機構のサイトはこちら)。

また報告書では、(1)電子カルテ・オーダリングシステムを用いた薬剤アレルギーの情報共有関連(2)中心静脈カテーテルのガイドワイヤーの体内残存(3)血液検査の結果の確認不足関連―の3テーマについて詳細に分析し、改善策を提示しています。

  https://gemmed.ghc-j.com/?p=31748

とよなかがんサロンのご案内

患者さんやご家族同士の情報交換が出来る交流の場を月1回開設しています。
奇数月には30分のレクチャーと60分の談話会、偶数月には90分の談話会を行っています。

 

【日時】令和2年(2020年)127日(月)13301500

【ところ】市立豊中病院  健康教室・会議室

     (豊中市柴原4141

【対象】がん患者さんとそのご家族

     市立豊中病院以外で受診中の方も参加可能です。

【内容】●ミニレクチャーがんとメンタルケアについて30分)
講師:松向寺 真彩子 臨床心理士
 談話会(60分)

【費用】無料

【申込み】開催日当日午前中まで

 

【問合せ】市立豊中病院 
     がん相談支援センター 電話06-6843-0101(内線3125)  

 

12/27 低線量CT肺がん検診の実態調査

低線量CT肺がん検診の実態調査
逐次近似応用再構成法は低線量CT肺がん検診を推進するか?
 メディカルトリュビューン 19/12/27


 日本人間ドック学会では、2008年から低線量CT肺がん検診に関する実態調査を実施している。ポートスクエア柏戸クリニック(千葉市)理事・顧問の瀧澤弘隆氏は、今年(2019年)に行われた第3回調査結果報告を第60回日本肺癌学会(12月6~8日)で紹介。新たな画像再構成法である「逐次近似応用再構成法」について解説するとともに、CT肺がん検診における撮影条件の適正化について、「実情を踏まえた議論と低線量化への真摯な取り組みが求められる」と訴えた。
  https://medical-tribune.co.jp/news/2019/1227523410/
第3回がんゲノム医療推進コンソーシアム運営会議(ペーパーレス)(資料)
 厚生労働省 新着情報 19/12/05
 厚生労働省 健康局がん・疾病対策課 令和元年12月5日
 配布資料一覧 
厚生労働省「難病・小児慢性特定疾病研究・医療ワーキンググループ」のとりまとめ
  厚生労働省 プレスリリース 19/12/27
 厚生労働省の「難病・小児慢性特定疾病研究・医療ワーキンググループ」(座長:五十嵐 隆 国立研究開発法人国立成育医療研究センター理事長)は、このたび、これまでの議論のとりまとめを行いましたので、公表します。
 
 本ワーキンググループは、難病対策及び小児慢性特定疾病対策に関し、令和元年6月28日の合同委員会(※)で整理された「今後検討するべき論点」のうち、医療費助成制度、医療提供体制及び調査研究に関する論点について、専門的見地から、対応の具体的かつ技術的な方向性を検討するため、令和元年8月から、5回にわたり開催したものです。

  https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08732.html


※難病・小児慢性特定疾病研究・医療ワーキンググループとりまとめ[PDF形式:719KB]
   https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000581774.pdf

病床機能データ検索システムがリニューアルされました。

病床機能データ検索システムは、「病床機能報告データ」(平成29年7月1日時点の医療機能として報告されたデータ)に基づいた、大阪府下のすべての病院の医療機能が検索できるシステムです。
患者さんそれぞれの疾患に対応できる施設、求められる治療やケアについて検索できるようになっています。

是非ご利用ください。
<掲載日2019年12月28日>

岸和田徳洲会病院では、毎月、医療講座を設けております。お申込み不要、入場無料、どなたでもお気軽にご参加頂けますので、直接会場へお越し下さい。やむを得ず講師や演題等を変更する場合がございますので、あらかじめご了承ください。お問い合わせは岸和田徳洲会病院・地域連携室(電話:072-445-9915)で承りますので、くれぐれも会場へはなさらないようにお願い致します。

1/22()

14:3015:30 「胃がんの診断と治療

副院長 外科 牧本 伸一郎

場所:岸和田市立産業会館 3F大会議室

 

1/24()
14:00
14:30がん検診を受けよう

健診センター主任 関根 典

14:3015:30 胃がんの内視鏡治療」

   消化器内科 医長 吉原友篤

場所:和泉市北部リージョンセンター 1F会議室3

 

印刷用のご案内はこちらからダウンロードしてください

 

【お問合せ】岸和田徳洲会病院 地域連携室(担当:竹内、川合)
        
電話:072-445-9915

和泉市立総合医療センター医療講演会


事前お申込み不要 ・入場無料となっておりますので、お気軽にご参加ください。ただし、定員となり次第入場を締め切らせて頂きますのでご了承下さい。

 

「放射線被ばくについて」
・日時:124日(金) 14:0014:30
・講師:中央放射線科 春木 真人

・会場: 和泉市立総合医療センター 3階講堂

・定員:60

 

ウイルス性肝炎について
・日時:124日(金) 14:3015:30
・講師:肝胆膵内科 坂口 浩樹

・会場: 和泉市立総合医療センター 3階講堂

・定員:60

1月に実施する他の医療講演会はこちら

【問い合わせ先】
和泉市立総合医療センター
  地域連携センター
電話:0725-41-1331()

(〒5940073 和泉市和気町451

日本肝臓学会 肝がん撲滅運動 北大阪 市民公開講座    

ここまで進んだウイルス性肝炎・肝がんの最新治療

 肝炎・肝がんとは、どのような病気で、どのように予防・治療するのかを、最新の情報をわかりやすく解説されます。

○ と き 2020年1月19() 13:0016:00
○ ところ 大阪大学中之島センター 7階 講義室703
       大坂市北区中之島4-3-53 <アクセス
    <最寄駅>京阪中之島線 中之島駅より 徒歩約5分
         阪神本線 福島駅より 徒歩約9分
         JR東西線 新福島駅より 徒歩約9分
         JR環状線 福島駅より 徒歩約12
         大阪メトロ四つ橋線 肥後橋駅より 徒歩約10

○ 内 容 講演1.「B型肝炎」
        講師:大阪大学消化器内科学 助教 山田 涼子 先生
     
講演2.「C型肝炎」
        講師:大阪大学消化器内科学 助教 疋田 隼人 先生
     
講演3.「アルコール/肥満と脂肪肝炎」
        講師  大阪大学消化器内科 医員 田畑 優貴 先生
     
講演4.「肝がん」
        講師 大阪大学消化器内科 助教 阪森 亮太郎 先生
     
質疑応答 4人の講師の先生が日頃の疑問に答えます。
        司会:竹原徹郞先生
○ 参加について  参加費無料、事前予約不要
○ 主 催  日本肝臓学会
 開催担当 大阪大学大学院医学系研究科消化器内科学 教授 竹原徹郞先生

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※日本肝臓学会 http://www.jsh.or.jp/medical/event/campaign#04

  

 【2020年1月19日開催】グループ・ネクサス・ジャパン大阪お茶会のお知らせ

  

日時:2020119(日)14:00~16:00

場所:大阪市立大学医学部附属病院 6階レストラン「ロイヤル」
   〒545-8586 大阪市阿倍野区旭町1-5-7
   >>アクセスマップはこちら

会費: 特になし(ただし、レストランをお借りしているため、各自何らかのオーダーをお願いします)

・大阪お茶会は、1月、4月、7月、10月の第3日曜日に定例開催の予定です。

・休日のため病院正面玄関は開いていませんので、地下入口よりお入りください。

・休日のため入口では病院の来訪者チェックがあります。「ネクサスのお茶会に参加」とお伝えください。

・リンパ腫の患者さんやご家族などであれば、どなたでも参加できます。

・事前の参加予約は必要ありません。

・会場予約をしておりますが、レストランへのお問い合わせはご遠慮ください。 


【問合せ】悪性リンパ腫患者会 一般社団法人グループ・ネクサス・ジャパン

  TEL 045-374-3671 受付時間1300-1600(火・木・土曜)

 

【終了しました】


シンポジウム:京都大学がん免疫総合研究センター発足に向けて がんの完治を目指して~がん免疫療法の未来~を開催
 京都大学医学科 プレスリリース 19/12/20

○日時:2019年12月27日(金)13:00より
○場所:京都大学医学部芝蘭会館(本館) 稲盛ホール
○参加について 参加費無料・参加登録不要

りんくう総合医療センター 市民健康講座

日時:2020118日(土) 午後2時~4

場所:りんくう総合医療センター 3階 大会議室     

      (5988577泉佐野市りんくう往来北2-23)

テーマ:『一見つけてはいけないがんがあるって知ってますか?~過剰診断から自分・家族を守ろう~

講師:りんくう総合医療センター 
 糖尿病・内分泌代謝内科主任部長
   兼 検査科部長 兼 甲状腺センター長  髙野 徹

 

市民健康講座(1月18日開催)のご案内を掲載しました。


【問合せ】りんくう総合医療センター 地域医療連携室
Tel
072-469-3111(代表)

関西医科大学市民公開講座

日時:118日(土)14時~16

場所:関西医科大学附属病院 13階講堂
(
枚方市新町231)

講演1:外科 教授 関本 貢嗣

   「大腸がんの予防と治療-知っておくべき最新治療-」


講演2:呼吸器・感染症内科 診療教授 宮下 修行

   「肺炎は老人の友-ご縁や認知症を防ぐ秘策とは?-」
 

参 加:無料 

 事前申し込み不要 受付は当日直接会場へお越しください。


共 催:枚方市病院協会

    健康都市ひらかたコンソーシアム連携事業
 

ポスターダウンロード


問い合わせ先:関西医科大学附属病院 広報戦略室
TEL:072-804-0101
(代表)


難病センター市民公開講座

日時:118日(土)1230~1330

場所:関西医科大学附属病院 13階講堂
(
枚方市新町231)

講演1:消化器肝臓内科 准教授 福井 寿朗

   「潰瘍性大腸炎・クローン病」


講演2:脳神経内科 講師 中村 正孝

   「パーキンソン病の診断と治療」

講演3:腎臓内科 診療科長 塚口 裕康

   「多発性のう胞腎の診断と治療」
 

参 加:無料 

  事前申し込み不要 受付は当日直接会場へお越しください。


共 催
私立大学研究ブランディング事業
「難治性免疫・アレルギー疾患の最先端研究拠点大学としてのブランド形成」

健康都市ひらかたコンソーシアム連携事業
 

ポスターダウンロード


問い合わせ先:関西医科大学附属病院 地域医療連携部
TEL:072-804-2981
(直通)

「領域横断的がん取扱い規約」作成のポイント
  ―病理医の立場から
メディカルトリュビューン19/12/27
 今秋(2019年10月)、『領域横断的がん取扱い規約 第1版』(日本癌治療学会/日本病理学会編)が刊行された。これを最も待ち望んでいたのは病理医かもしれない。国内の多くの施設において、がんの病理報告書は臓器別の「癌取扱い規約」に準じて作成されており、27種にも及ぶ規約で表現や記載法が異なることに最も混乱を強いられてきたからだ。第57回日本癌治療学会(10月24~26日)では、領域横断的がん取扱い規約検討委員会委員で国立がん研究センター東病院病理・臨床検査科の渡邊麗子氏が、病理医の立場から同規約作成のポイントについて解説した(関連記事:「『領域横断的がん取扱い規約』第1版が発刊」)。

全国B型肝炎訴訟新潟原告団に新潟県央工高生徒が校内募金の寄付
 「ケンオー・ドットコム」METS 19/12/25
集団予防接種の注射器使い回しでB型肝炎に感染した患者の国への訴訟を支援する全国B型肝炎訴訟新潟原告団のB型肝炎患者講義を聴講した新潟県三条市・県立新潟県央工業高校(木村栄一校長・生徒453人)の生徒が校内で募金活動を行って寄せられた1万2千円を12月24日、新潟原告団に寄付した。患者講義を受けての募金、寄付は全国でも初めてと言う。
  http://www.kenoh.com/2019/12/25_bkan.html

12/25 肺癌診療GL2019の改訂ポイントは?

肺癌診療GL2019の改訂ポイントは?
 メディカルトリュビューン 19/12/25
 『肺癌診療ガイドライン(GL)』は2003年に初版が刊行され、重要なエビデンスへの対応を迅速に行うため、2011年以降は毎年ウェブ上で改訂版を公開している。今年(2019年)の改訂では、薬物療法・放射線療法に関する記述が更新され、緩和医療に関するクリニカルクエスチョン(CQ)が新たに作成された。岡山大学病院新医療研究開発センター臨床研究部教授の堀田勝幸氏は、薬物療法の変更点を中心に第60回日本肺癌学会(12月6~8日)で解説した。

   https://medical-tribune.co.jp/news/2019/1225523405/


外来受診の定額負担を最大で約2千病院に拡大へ
                  22年度までに、全世代型社保会議が中間報告
          CBnews 2019年12月19日
 政府の全世代型社会保障検討会議は19日、紹介状なしに受診した外来患者から定額負担の徴収を義務付ける病院を大幅に拡大する内容の中間報告を取りまとめた。大病院と中小病院・診療所の外来診療の役割分担を推進するためで、地域医療支援病院に限らず「病床数200床以上の一般病院」を対象にする。 ただ、病院が少ない地域などに配慮する。厚生労働省の医療施設調査によると、200床以上の一般病院は2018年10月1日現在、全国に2,010ヵ所ある。【吉木ちひろ、松村秀士、兼松昭夫】
 また、病院が徴収する定額負担を増やし、その分を保険給付の一部に充てるなど枠組みの見直しを検討する。検討会議と並行して社会保障審議会や中央社会保険医療協議会で20年夏までに話し合い、遅くても22年度の初めにスタートさせるとしている。この方法だと、中小病院・診療所を受診した方が患者の負担が軽くなる上、保険財政の負担減を見込める。ただ、病院の増収にはつながらない。
 安倍晋三首相は、「増額分について新たに公的医療保険に繰り入れるよう改めることで、現役世代の負担上昇を抑えていく」と述べ、20年夏の最終報告に向けて具体的な検討を進めるよう関係閣僚に指示した。
  https://www.cbnews.jp/news/entry/20191219152457

※首相官邸 全世代型社会保障検討会議 
全世代型社会保障検討会議中間報告(案)(首相官邸ホームページより)
  

 がんサロン

【日時】令和2年122日(水) 15001630
【場所】市立ひらかた病院 2階講堂
【内容】

 「アドバンス・ケア・プランニング~『もしばなカード』を使ってみよう」 

講師:市立ひらかた病院 緩和ケア認定看護師 熊谷晴子  

 
【対象】がん患者さんとご家族(他院受診の方でもご参加いただけます)

※予約不要・無料

(ファイル名:saron_R2.1.22.pdf サイズ:320.96KB)


お問い合わせ先:市立ひらかた病院 がん相談支援センター 
TEL
 072-847-2821(代表)



 岸和田徳洲会病院では、毎月、医療講座を設けております。お申込み不要、入場無料、どなたでもお気軽にご参加頂けますので、直接会場へお越し下さい。やむを得ず講師や演題等を変更する場合がございますので、あらかじめご了承ください。お問い合わせは岸和田徳洲会病院・地域連携室(電話:072-445-9915)で承りますので、くれぐれも会場へはなさらないようにお願い致します。

1/7()

14:0015:00「放射線とがん治療」

 放射線科 技師長 多間田 寿士

15:00~15:30「放射線治療を受けるとき~看護の力でお手伝い~」

がん放射線療法看護認定 看護師 兒玉 玲子

場所:国際障害者交流センタービッグアイ1F 大研修室1

 

1/14()
14:00
15:00「放射線とがん治療」

 放射線科 技師長 多間田 寿士

15:00~15:30「緩和ケアについて~からだの痛みの緩和~」 
がん性疼看護認定 看護師 吉本 訓子

場所:田尻ふれあいセンター 4F研修室

 

1/16()

14:00~14:30「緩和ケアについて一緒に考えてみませんか?」 

緩和ケア認定 看護師 操野 由美子

場所:和泉シティプラザ生涯学習センタ- 地階1F多目的室

 

印刷用のご案内はこちらからダウンロードしてください

 

【お問合せ】岸和田徳洲会病院 地域連携室(担当:竹内、川合)
        
電話:072-445-9915
ゲノム医療推進へ、体制の整偏に5.8億円
厚労省、19年度補正予算案
CBnews 2019年12月16日14:35
 厚生労働省は、13日に公表した2019年度補正予算案の概要で、
全ゲノムの本格解析に向けた体制の整備に5.8億円を充てるとして
いる。これにより、全ゲノム解析を試験的に実施する方針だ。【松
村秀士】
 厚労省は、提示した追加額1,272億円のうち、275億円を「未来
への投資と東京オリンピック・パラリンピック後も見据えた経済活
力の維持・向上」に充当する。
  https://www.cbnews.jp/news/entry/20191216142615

がん患者らのピアサポート講座 安心できる接し方学ぶ
  中日新聞 19/12/24
 がんの患者や経験者、家族同士が支え合う「ピアサポート」。病院内や地域で多くの集いが開催されるなど、その役割の大切さは広く認識されるようになった。一方で、相手への接し方や守秘義務の考え方など運営面にはばらつきも多い。ピアサポートの質を高め、社会に定着させることを目指す取り組みを紹介する。
   https://www.chunichi.co.jp/article/feature/iryou/list/CK2019122402000212.html

 56回 大阪国際がんセンター 膵がん教室 

日時:2020115日(水)14301530

ーマ:「手術療法と入院生活」

場 所:大阪国際がんセンター病院1階 大講堂
(大阪市中央区大手前3-1-69)

 

事前予約は不要です。詳細はコチラをご覧ください。
今後
予定:226() 放射線療法
     3月18日(水)「抗がん剤と療養生活」

【問合せ先】大阪国際がんセンター

がん相談支援センター 06-6945-1870(直通)

 第一三共、新型抗がん剤が米で承認
   将来の成長の柱に

  日経新聞 ヘルスケア 19/12/23
第一三共は23日、米食品医薬品局(FDA)から新型抗がん剤「エンハーツ(一般名トラスツズマブ・デルクステカン)」の新薬承認を取得したと発表した。エンハーツはFDAが画期的な新薬として優先承認審査の対象に指定しており、申請からわずか約2カ月での承認となった。第一三共はがん領域を今後の成長の柱と位置付けている。エンハーツを核に米国でがん市場を開拓する。
第一三共の真鍋社長は「抗体薬物複合体(ADC)でトップを目指す」と強調した(17日、都内)
画像の拡大

第一三共の真鍋社長は「抗体薬物複合体(ADC)でトップを目指す」と強調した(17日、都内)

エンハーツは、バイオ医薬品と化学合成医薬品を組み合わせた「抗体薬物複合体(ADC)」と呼ばれる仕組みの新薬だ。従来の薬よりも高い確率でがんを狙い撃ちできるため、治療効果も高い。エンハーツを巡っては今年3月に英アストラゼネカから最大7600億円を受け取る事業提携契約を結んでいる。

緩和ケアを受けられない現実 圧倒的に足らない病棟数、医療費抑制のために診療報酬"改悪"
 夕刊フジ zazak 19/12/21

 終末期のがんの苦しみ、痛みから救ってくれるのが緩和ケアです。緩和ケア体制がある大病院では、専門的な知識と技術を身につけた専門医を中心に、専門の看護師、薬剤師、心理士、ソーシャルワーカーなどがチームをつくり、患者の「QOL」(生活の質)を第一に考えたケアが行われます。外来でも緩和ケアが行われています。
 「人生会議」が推奨され、終末期の過剰医療が問題視されるなか、緩和ケアによって穏やかに死んでいきたいというのは、誰もの願いです。
 ところが、この願いはなかなか叶いません。多くの緩和ケア病棟は順番待ちになっていて、順番を待っているうちに死亡してしまったということも起こっています。

   https://www.zakzak.co.jp/lif/news/191221/hea1912210001-n1.html

PL病院公開講座

日 時: 202016日(月) 1400分から1500分 受付開始 1330

場 所:PL病院 2階 講堂

講 師:PL病院 小児科 医師
新井 那摘

HPVワクチン~私、この子を残して死ねません~

         HPVワクチンとは子宮頸がんを予防するためのワクチンです。日本では、子宮頸がんは2000年以後、患者数も死亡率も増加しています。 毎年約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約3000人が亡くなられています。  特に若い年齢層(2039歳)では、毎年約2000人がかかり、200人以上 が亡くなられています。  このHPVワクチンについて分かりやすくお話しいいたします。

予約不要・無料で参加いただけます

お問い合わせPL病院  総務課 0721-24-3100(代)

法改正、社会変化対応への一歩に
  薬事日報 19/12/20
 改正医薬品医療機器等法が4日に公布された。改正の趣旨は、国民のニーズに応える優れた医薬品、医療機器等をより安全・迅速・効率的に提供すると共に、住み慣れた地域で患者が安心して医薬品を使うことができる環境を整備することとされている。
 薬剤師に対しては、調剤時のみならず必要に応じて患者の薬剤の使用状況の把握や服薬指導を行うことを義務化するほか、入退院時に他の医療施設と連携して対応できる機能を持つ「地域連携薬局」、癌などの専門的な薬学管理に対応できる機能を持った「専門医療機関連携薬局」に分類し、都道府県知事が認定すれば名称表示できる仕組みも導入される。
 特に注目したいのが、専門医療機関連携薬局である。癌医療が1カ所の病院で行うものから、患者の家族も含めて地域全体で支える仕組みへと変わりつつあり、その役割が期待される。
    https://www.yakuji.co.jp/entry76373.html 
全ゲノム解析 がんと難病患者9万2000人分を先行解析の方針
 NHK news Web 19/12/20

 患者のすべての遺伝情報を調べて、効果的な治療や新しい薬の開発につなげる「全ゲノム解析」について、厚生労働省は20日今後の実行計画を公表しました。これから3年ほどかけて、がんと難病患者の最大で9万2000人分を先行的に解析する方針です。
 ゲノム医療は患者の遺伝情報を調べて最も適した薬を探し出すなどして治療につなげるもので、これまでは解析する遺伝情報の対象が一部に限られ、治療に十分生かせていないなどと指摘されていました。
 これを受けて厚生労働省は、がん患者と難病患者について、すべての遺伝情報を分析する「全ゲノム解析」を国として進めていくことになり、20日、その実行計画を公表しました。
  https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191220/k10012222541000.html
 
 医療ビッグデータ始動 生活習慣病・がん治療に弾み
  京大系、初の運用機関に
    日本経済新聞  19/12/19

 政府が医療のビッグデータ制度を始動させる。19日に運用機関の第1号として京大系の一般社団法人を選ぶ。カルテ(診療録)や検査結果を含む情報を数百万人規模で収集。匿名データに加工して企業や研究機関などが有料で使えるようにする。生活習慣病やがんなどの治療で、患者それぞれに最適な医療サービスの提供につなげる。
 政府がすでに集めているレセプト(診療報酬明細書)データは医師の処方や病名などの情報にとどまる。...
血液検査なしの造影CTは「造影罪」?
 日経メディカル 19/12/19
 以前、京都大学での医療事故の報告書の件についてコラムを書きました。造影剤腎症を予防するために炭酸水素ナトリウムを投与しようとしたところ、事故につながったというものです。今回は造影剤腎症(contrast induced nephropathy:CIN)そのものについて考えてみましょう。
 そもそも、造影剤腎症ってなんですか?と聞かれてスパっと答えられる人は意外と少ないかもしれません。何となく、造影剤を使ってCTを撮影すると腎臓に悪影響があるのではないかと考えられているのかもしれません。日本の『腎障害患者におけるヨード造影剤使用に関するガイドライン』では、造影剤腎症について下記のように記載しています。
  https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/series/yakushiji/201912/563611.html



年間約2,500人が発症する小児がん。子どもたちが抱える切実な悩みとは
治療後も残る影響...広がる支援のカタチに迫る
  ハフポスト日本版 19/12/19
 年間2,000~2,500人が国内で発症するといわれる小児がん。抗がん剤の副作用などのつらさはある程度想像できても、後遺症による発育への影響など、治療後もさまざまな課題が残ることはあまり知られていない。
 小児がんの子どもたちや家族にどんなサポートができるのか。それを長年模索し続けている企業がある。「小児がんは、大人のがんに比べて症例が少ない。そのため治療技術が進みにくく、世間の認知度も低いが、まずは多くの人に実態を知ってほしい」と担当者は話す。

■子どもたちが自然な笑顔に。アヒルが気持ちを代弁
 「アヒルが、私たちも聞いたことがない声で鳴いたんです」アフラック社会公共活動推進室長の辻田毅さんは、アヒル型ロボット「My Special Aflac Duck」を贈った小児がんの子どもたちに会うため、都内の病院を訪ねた時の驚きをこう語る。

  https://www.huffingtonpost.jp/entry/aflac-childhoodcancer_jp_5df714b3e4b03aed50f0a184

がん治療と仕事両立を 支援セミナーで事例発表
 佐賀新聞 19/12/17
 「治療と仕事の両立支援セミナー」が11日、佐賀市で開かれた。がんを発症した社員の「働き続けたい」という希望に添って支援したバス運行事業者などが事例を発表し、支援者に必要な視点や留意事項を考えた。

 両立支援を研究テーマにする北里大学医学部公衆衛生学講師の江口尚氏は「人にはさまざまな価値観があるので、病気になった人に無理やり働いてくれと言うわけではない。希望した人に寄り添うのが前提」と説明した。その上で事業者の協力が不可欠であることや、当事者との対話や対話できる雰囲気づくり、「経験を生かす」ことができるよう支援する視点を持つことの大切さを強調した。

  https://www.saga-s.co.jp/articles/-/466895
世界をリードするがん治療「BNCT」~難治性/再発がんにも適用
SiCパワーデバイスの応用分野にも
 LIMO 19/12/16
次世代のがん治療法として注目されるBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)は、薬剤(ホウ素製剤)を腫瘍細胞に集積させ放射線の中性子を照射することで、腫瘍細胞に選択的に作用する画期的な放射線治療方法だ。

 京都大学が世界をリードして研究を続け、中性子源として当初の原子炉に代わる世界初のサイクロトロン(加速器)を開発し、その1号機を用いて治験を開始したことで、病院での治療施設の設置が実現した。加速器は住友重機械工業㈱(東京都品川区)、ホウ素製剤はステラファーマ㈱(大阪市中央区)が担当した。これに基づいた2号機は南東北BNCT研究センター、3号機は2018年6月に竣工した大阪医科大学関西BNCT共同医療センターに設置されている。
    https://limo.media/articles/-/14915
 がんとの共生社会を目指す「ネクストリボンプロジェクト」 2月4日にイベント開催!
  宮本 亞門、木山 裕策、友寄 蓮 らが出演
 PRTIMES 2019/12/13
 株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:渡辺雅隆)は、公益財団法人日本対がん協会とともに、ワールドキャンサーデー(世界対がんデー)の2020年2月4日(火)に、がんとの共生社会を目指す「ネクストリボン2020」を東京都港区港南のザ・グランドホール(JR品川駅徒歩5分)で開催します。朝日新聞創刊140周年ならびに、日本対がん協会60周年の記念プロジェクトです。
 2人に1人ががんになる時代。がんは、治療やその後の検査を受けながら「付き合っていく病」に変わりつつあります。患者にとって治療と仕事の両立は大きな課題であり、企業にとっても従業員のがんの早期発見・就労支援は、健康経営や働き方改革の重要なテーマです。イベントでは、がんと向き合い生きること、企業のがん対策やがん患者の働きやすい環境づくりなどを考えます。
  https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000787.000009214.html

大阪鉄道病院 第206回健康講座

日時:令和元年1224()午後6時から7時まで

場所:大阪鉄道病院 講堂(3階)
  (5450053 大阪市阿倍野区松崎町1222)

講師:大阪鉄道病院 リハビリテーション室
        技士長 上村 洋充

定員・料金:約60名・無料 予約は不要です。

講演内容:
 超高齢社会にある我が国では、住み慣れた地域で人生の最後まで暮らし続けることができるよう、地域包括ケアシステムが構築されています。

その目的を達成するには、制度以上にリハビリテーションの視点と地域リハビリ活動が鍵を握っています。その部分について簡単にお話し致します。

【共催】一般社団法人 大阪市阿倍野区医師会
大阪鉄道病院

【問合せ】

大阪鉄道病院 企画課 TEL06-6628-2221

がん5年生存率、高齢者ほど低い傾向 年齢別は初集計
 朝日新聞 19/12/14
 国立がん研究センターは14日付で、がんと診断された人が5年後に生存している割合を示す「5年生存率」の最新データを公表した。今回初めて年齢、ステージ(病期)別の集計結果を出した。がんの種類や病期が同じでも、年代が上がるほど生存率は下がる傾向だった。他の病気や体力のなさなどを理由に、副作用の強い抗がん剤治療などを避けることが背景にあるとみられる。
  https://digital.asahi.com/articles/ASMDF0C84MDDULBJ018.html
がん5年生存率横ばい、66.4% 65万人のデータ集計―国立がんセンター
 ジジドットコムニュース 19/12/14
  国立がん研究センターは14日付で、2010~11年にがんと診断された患者が5年後に生存している確率は66.4%だったと発表した。09~10年の患者の生存率に比べ、0.3ポイント上昇とほぼ横ばいだった。
 5年生存率は治癒の目安とされる。同センターは、がん治療の拠点病院など318施設で診断を受けた約65万人のデータを基に、他の病気などでの死亡の影響を除いて集計した。
 がんの部位別では、前立腺(98.8%)、女性乳房(92.2%)などで高かった半面、早期発見と治療が難しい膵臓(すいぞう)(9.8%)は低かった。
 また、13年にがんと診断を受けた患者の3年生存率は、がん全体で72.4%(前年比0.3ポイント上昇)だった。
  https://www.jiji.com/jc/article?k=2019121400020&g=soc


難病等のゲノム解析基盤の構築 創薬をゴールに見据えた仕組みづくりに期待
 ミクスOnline 19/12/09
 12月3日に開催された第3回「難病に関するゲノム医療の推進に関する検討会」で厚生労働省は、検討会における「これまでの議論の経過」を整理し、年内に予定される、全ゲノム解析等に関する実行計画の策定に向けた青写真を示した。希少遺伝性難病における未解明症例の原因究明において全ゲノム解析は有力な研究手段であり、将来的には適切な診断・治療方法の開発が期待されている。また、指定難病の孤発性疾患では疾患の相関があるゲノム異常が同定できれば、当該疾患への創薬につながる。難病におけるゲノム医療の推進がどのように行われるのか。検討会における議論を踏まえ、その概要を紹介する。

  https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=68462
抗がん剤の吐き気抑える新治療法 国立がん研などが開発
  朝日新聞 19/12/12
 抗がん剤治療に伴う吐き気や嘔吐(おうと)を抑える新たな治療法を、国立がん研究センターなどのグループが開発した。抗精神病薬を使うと、これまで難しかった治療後2~5日目の嘔吐を持続的に抑える効果が認められたという。成果は12日付の英専門誌ランセット・オンコロジーに掲載される。
  https://digital.asahi.com/articles/ASMDC55XVMDCULBJ011.html

手編みニット帽、抗がん剤治療の患者に 一宮西病院の医師ら
 中日新聞 19/12/12
 一宮市開明の一宮西病院の医師や看護師が、抗がん剤治療で脱毛した同院の患者らに、手作りのニット帽を贈っている。「買おうかなと思っていたのでうれしい」と老若男女に好評の"クリスマスプレゼント"。二十五日まで配布予定で、企画した編み物好きの乳腺外科医、森美樹さん(60)は「抗がん剤治療はつらいが、病院全体で応援していますという思いを伝えたい」と願う。
 製作を手掛けるのは、院内の編み物サークル「放課後あみもの倶楽部」のメンバー。医師、看護師のほか、薬剤師や検査技師、事務職員など二十人が所属している。二〇一七年から毎年この時期に、森さんの発案で、抗がん剤治療を受ける乳がん患者に手編みのニット帽を配布。今年は乳がんに限らず、すべてのがん患者に贈ることにした。
  https://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20191212/CK2019121202000058.html

福岡で肺がん患者の会が発足 家族も参加、悩みや情報共有

  西日本新聞 19/12/09
 肺がん特有の悩みを共有し、情報交換したいと、「ふくおか肺がん患者と家族の会・コスモス」が発足した。肺がんに特化した患者会は九州では唯一という。自らもステージ3の診断を受け、抗がん剤や放射線治療を経験した小牧俊郎代表(68)=福岡市=は「治療法は日進月歩で、患者自身が選択を迫られる場面も多い。同じ立場の人と語り合い、前向きに治療に取り組めれば」と参加を呼び掛けている。

風疹や子宮頸がんワクチンなど疾病障害19件認定
厚生労働省が審議結果を公表

   CBnews 19/12/09

 厚生労働省は6日、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会の審議結果を公表した。BCGや子宮頸がん予防(HPV)、風疹などのワクチンを接種した23件について審議した分科会は、19件で予防接種と疾病との因果関係が否定できないとした。

 審査分科会は、BCGの9件、HPV、日本脳炎のそれぞれ2件、PPSV(肺炎球菌)、Hib(インフルエンザ菌b型)・PCV(小児用肺炎球菌)・B型肝炎、日本脳炎・HPV、DPT-IPV(4種混合)・Hib・PCV、風疹、MR(麻疹・風疹混合)のそれぞれ1件について、疾病・障害を認定した。

 疾病・障害については、(略)HPVは下肢筋力低下、慢性多発性関節炎、記銘力低下、めまい、上下肢筋力低下、感覚障害、記憶力低下、学習障害、視力障害、認知障害、日本脳炎はてんかん、知的障害、間質性腎炎、PPSVは左上腕蜂巣炎、(略)
  
  https://www.cbnews.jp/news/entry/20191209195713
いよぎんビジネスプランコンテスト
がん患者の食事支援 ひびたす(松山)最優秀賞
 愛媛新聞 19/12/04
 第6回「いよぎんビジネスプランコンテスト」の最終プレゼンテーション審査会と表彰式が3日、松山市南堀端町の伊予銀行本店であり、最優秀賞にがん患者らの食事をサポートするプランを提案したウェブマーケティング会社「ひびたす」(松山市、門間寛修社長)が輝いた。
 ひびたすによると、同社は、がん治療に伴う食事の悩み解消につながるレシピ・食事に関する情報をウェブサービスとして提供。今後は、レシピの評価など利用者の経験を共有できる機能や栄養価が分かりやすい機能を追加したり、市販品の情報を掲載したりする予定という。

  https://www.ehime-np.co.jp/article/news201912040019

肝動脈塞栓療法とソラフェニブの併用、過去臨床試験の失敗を教訓に新たな基準で
 QLife Pro 19/12/06
  近畿大学は12月4日、肝細胞がんに対する「」と分子標的薬「」の併用療法に関する臨床試験の結果を発表した。これは、同大医学部内科学教室消化器内科部門の工藤正俊主任教授らの研究グループが行ったもの。成果は、消化器分野の専門誌「GUT」にオンライン掲載されている。

 肝細胞がんは、日本人のがん死亡原因の第5位で、毎年約2万8,000人が死亡する難治がんの一つ。肝細胞がんのステージは、ステージ1早期肝がん、ステージ2切除不能多発肝がん、ステージ3進行肝がん、ステージ4末期肝がんに分類される。ステージ2の標準治療である肝動脈塞栓療法(以下、TACE)は、肝臓内の血管である肝動脈を塞ぐことで、がん細胞に栄養を与えずに死滅させることを目的とした治療法。ステージ2は進行がんや末期がんへの移行を防ぐための重要なステージだが、標準治療がTACEしか無く、症例によっては効果が乏しい場合もあるため、新しい治療法の開発が望まれている。

  http://www.qlifepro.com/news/20191206/hepatocellular-carcinoma.html

東住吉森本病院 がん患者サロン

日時:20191227日(金) 13001500

場所:東住吉森本病院 1階応接
(大阪市東住吉区鷹合3266

対象者:がん患者・家族及びその関係者
(
当院以外の病院におかかりの方もご参加いただけます)

ミニ講演会(13001400

「息が苦しい時どうするの?~安楽な姿勢と予防体操」

リハビリ 尾松 貴裕

【問合せ】東住吉森本病院 がん相談支援センター

TEL: 0666060010(月~土 9001600

とよなかがんサロンのご案内

患者さんやご家族同士の情報交換が出来る交流の場を月1回開設しています。
奇数月には30分のレクチャーと60分の談話会、偶数月には90分の談話会を行っています。

【イベント名】とよなかがんサロン

【日時】令和元年(2019年)1223日(月)13:3015:00

【ところ】市立豊中病院  健康教室・会議室

【対象】がん患者とその家族等 当院以外受診中の方も参加可能です。

【内容】 談話会(90分)

【参加費】無料

【事前申込み】開催日当日午前中まで

 

【問合せ】市立豊中病院 
     がん相談支援センター 電話06-6843-0101(内線3125) 
令和元年度がん教育研修会・シンポジウム
 文部科学省 19/12/06
 本研修会は、がん教育を実施する上での留意事項及び効果的な進め方等の講義、実践者による発表、質疑や協議を通して、教職員及び外部講師等の理解を深め、がん教育の充実に資することを目的に実施する。
1.期日 令和2年1月28日(火) 9:45~16:40
2.会場 独立行政法人国立青少年教育振興機構
      国立オリンピック記念青少年総合センター
      (カルチャー棟 大ホール)
3.主催 文部科学省
4.対象   (1)都道府県・指定都市・市区町村教育委員会の指導主事等
  (2)国公私立学校の校長、副校長、教頭、保健体育教諭、その他の教職員等
  (3)外部講師によるがん教育に関心のある方(医師やがん患者・経験者等)
     ※いずれの対象者も 1 研修会(外部講師等向け)、2 シンポジウムの両方に参加できます。
    ※どちらか一方での参加も可能です。
  定員500名を予定
5.参加申込 (1)申込期限 令和2年1月15日 (2) 申込方法(文部科学省HPの参加申込フォームでの申込みのみ受け付けます。)
         がん教育研修会・シンポジウム参加申込フォームから申込みください。
      (https://pf.mext.go.jp/admission/form3120-3.html)
       

※詳細は文科省のサイトでご確認ください。
 http://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/hoken/1423058.htm
  
  

がんの遺伝子パネル検査、治療につながった患者は1割
 朝日新聞 apital 19/12/06
 がん細胞の100種以上の遺伝子を調べ、患者ごとに最適な治療法を探る「ゲノム医療」の遺伝子パネル検査について、厚生労働省は5日、検査が公的医療保険の適用となった6月以降、薬が見つかって治療につながった患者は約1割だったとする調査結果を発表した。
 調査は、がんゲノム医療を担う全国167の医療機関を対象に実施。134施設から回答があった。
 それによると、6~10月にパネル検査を受けた患者は62施設で805人いた。このうち治療薬がみつかり、治療に結びついた患者は88人(10・9%)だった。ただ、分析中の人もおり、治療に結びつく患者はさらに増えることが予想されるという。

    https://digital.asahi.com/articles/ASMD54Q7WMD5ULBJ00G.html
知っておきたい「標準治療」とは違う「代替医療」とは
 NHK WEB特集 19/12/05
  「血液にオゾンを入れてがんを治療」「重曹殺菌と食事療法でがんは自分で治せる」抗がん剤や手術、放射線治療など、標準的な治療とはまったく異なるこうした治療法。「代替医療」と呼ばれ、とくにネット上で話題になり、次々に違うものが出てきます。治るのならば、なんでも試したいという患者さんも多いと思います。こうした医療、どうつきあっていけば良いのでしょうか。
(科学文化部 記者 水野雄太)
  https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191205/k10012201491000.html

がんゲノム医療 不利益防止の法整備を 患者団体が訴え
  NHK 19/12/05
遺伝子を調べて患者に応じた薬を処方する「がんゲノム医療」で、がんになるリスクが判明すると保険への加入拒否などの不利益を受けるおそれがあるとして、がん患者などで作る団体が集会を開き、患者を守るための法律の制定を訴えました。

集会は「全国がん患者団体連合会」が東京都内で開き、医療関係者や患者などが参加しました。
  https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191205/k10012203501000.html

保険診療の遺伝子パネル検査、10月末までに805件実施
治療につながったのは88人、厚労省が公表

 CBnews 19/12/05
 厚生労働省は5日、一度に多数の遺伝子を調べる「がん遺伝子パネル検査」(パネル検査)の実態把握調査の結果を、「がんゲノム医療推進コンソーシアム運営会議」に報告した。パネル検査が保険適用された2019年6月から10月末までに、62の医療機関が計805件のパネル検査を実施。その結果、治療に結び付いた患者が88人いたことが分かった。
  https://www.cbnews.jp/news/entry/20191205210816
 ※厚労省 「がんゲノム医療推進コンソーシアム運営会議」
  第3回がんゲノム医療推進コンソーシアム運営会議 配布資料




「第21回 図書館総合展」リポート

「図書館」を"がん情報"の発信地に!

 日経BP 19/12/04

 日本における死亡原因の第1位、生涯に2人に1人が罹患すると言われるがん。しかし、実際にがんになるまでは自分ごととして捉えにくく、いざがんになると何をすればよいのか頭が真っ白になってしまうケースも多い。加えて"死に至る"印象が強いため、救いを求めるかのようにさまざまな情報を求め、かえって混乱してしまうこともある。

 がんに立ち向かうための適切な情報を届けるにはどうすればよいか。国立がん研究センターはこうした課題に対し、「図書館」との連携を推進している。具体的には、「がん情報普及のための医療・福祉・図書館の連携プロジェクト」を進めている。「第21回図書館総合展」(2019年11月12〜14日、パシフィコ横浜)では、「健康医療情報の地域資源としての公共図書館」とのテーマで報告を行った。

  https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/report/120200216/

抗がん剤で心臓病? 長期使用の影響、学会が問題視


社会復帰が急増、新たな課題に

 日経新聞 19/12/04
抗がん剤の進歩などで、治療後に社会に復帰する「がんサバイバー(がん経験者)」が増えたことで、抗がん剤の影響とみられる心臓や血管など循環器系の疾病に苦しむ患者が目立ち始めた。治療中の抗がん剤の影響とみられる心臓病で亡くなる人も出ている。問題視した専門学会などが対策に動き始めた。
厚労省 がん全ゲノム解析で「当初から産業利用視野にデータ利活用体制構築」 
 ミクスonline 2019/12/04

 厚生労働省の「がんに関する全ゲノム解析等の推進に関する部会」は12月3日、議論を取りまとめた。がん全ゲノム解析の利活用を通じ、革新的新薬を創出し、プレシジョン・メディシンの実現に向けて加速することが期待される。報告書では、「創薬などの産業を活性化させるため、当初から産業利用も視野に入れたデータ利活用体制を構築する」ことを盛り込んだ。収集する検体数について記載は見送ったが、実臨床への応用を重視することを前面に打ち出した。欧米でのがんゲノムデータベースの構築が進むなかで、「海外に遅れを取らないようスピード感を重視すべき」とも指摘。産官学が一体となったオールジャパン体制でがん全ゲノム解析を推進する必要性を強調した。

 全ゲノム解析をめぐっては、6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針」でも、数値目標や人材育成・体制整備を含めた具体的な実行計画を、2019年中を目途に策定することが盛り込まれており、同部会で検討が進められてきた。

   https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=68446

肝がんの医療費助成、誰のため? 申請わずか1%未満
 
朝日新聞19/12/3

 肝がんや重度の肝硬変の患者を対象にした国と都道府県の入院医療費の助成制度の申請が想定の1%に満たないことがわかった。治療法が変わり、助成の条件にあてはまる人がほとんどいなくなったためだ。患者の負担は依然として大きいことから、専門家は「実態に合わせて制度を改めるべきだ」と指摘する。

    肝がん、抗がん剤後に「兵糧攻め」で生存期間延ばす

 助成制度はB型、C型肝炎ウイルスが原因で肝がんや重度肝硬変になった患者が対象で、負担軽減のために2018年12月に始まった。過去1年間で自己負担額が一定額を超えた入院について、4回目以降(月2度入院した場合は1回とする)は、その月の入院費の自己負担額が最大で1万円になる。残りは国と都道府県が半分ずつ負担する。

 国は、16年に制度を設計した際、高額な医療費の負担額の上限を減らす別の制度を参考に、入院の回数を設定した。前年度の全国のレセプト(診療報酬明細書)を分析し、毎月約7200件申請があると想定。18年度に約10億円、19年度は14億円の予算を盛った。

 実際には、想定を大きく下回っている。朝日新聞が47都道府県に各月の助成の申請件数を聞いたところ、18年12月~今年8月末で計320件。申請が最も多かった19年3月でも計60件で、国の想定の1%に満たなかった。ほかの月も25~42件だった。

   https://digital.asahi.com/articles/ASMCC5SN6MCCULBJ011.html

サブスペシャルティ領域の在り方に関する議論に対する日本肝臓学会の立場

  日本肝臓学会 19/12/03

 現在、厚生労働省の医道審議会医師分科会医師専門研修部会においてサブスペシャルティ領域の在り方について議論が行われています。11月8日の第3回分科会において、「消化器系の3つの専門医(消化器病、肝臓、消化器内視鏡)は1つに統合するべきだ」などの発言がされています。
(厚生労働省HPから:議事録P19 17行目~: https://www.mhlw.go.jp/content/000568088.pdf)。

これらの議論に対して、日本肝臓学会として、国民、地域医療にとっての肝臓専門医の必要性を以下のように考えます。

※ 詳細は日本肝臓学会のサイトで

関西医科大学

第27回地域健康レクチャーのお知らせ

時:1222日(日)1530

場所:関西医科大学総合医療センター 南館2階臨床講堂
申し込み:不要・受講無料
 

1、「CTの画像診断~頭部・胸部について~」
放射線科 講師 何澤 信礼 先生
 

合せ:関西医科大学総合医療センター 地域医療連携部

「地域健康レクチャー」担当係
06-6992-1001
(代表)内線:21542155

2019年度第1回目の「がん公開講座」を開催いたします。

テーマは、「消化器がん治療」です。みなさまお誘いあわせの上、ぜひお越しください。


日時: 20191221()14:001530

場所:淀川キリスト教病院 4階チャペル
(〒5330024 大阪市東淀川区柴島1750

内容:

◆「消化器早期がんに対する内視鏡治療(ESD
  消化器内科 医長 北村泰明

◆「直腸癌に対するロボット支援手術」
外科 副部長 金光聖哲

・参加費無料

 

申し込み締め切り:20191216日(月)

※締切後も電話にて参加申し込みを受け付けています。

申し込み法はこちらをご覧ください。

がん公開講座ポスターはこちら

 

お問い合わせ 淀川キリスト教病院

0120-364-489(地域医療連携センター)
※音声ガイダンスの後に(9)を押してください。
月~金 9:00-17:00/土 9:00-12:00

 

「指定難病」診断に必要な遺伝子検査、一定要件をクリアした53疾患を保険適用―中医協総会(1)
   Gem Med 19/11/28
  指定難病の診断に欠かせない遺伝子検査について、一定の要件をクリアしたもの(53疾患)は2020年度の次期診療報酬改定において保険適用することとしてはどうか―。
 がんの遺伝子検査について、技術の進展や実際の検査方法などを勘案した報酬体系への見直し、例えば、同一の検体について同一の機器等を用いて、より多くの遺伝子について変異を検査することが行われてきており、「効率性」を勘案した点数設計としてはどうか―。
 11月27日に開催された中央社会保険医療協議会・総会で、こういった議論が行われました。
   https://gemmed.ghc-j.com/?p=30951

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