2021年6月アーカイブ

B型肝炎救済「時の壁」なお 基本合意10年、給付金受給低迷15.6%
 西日本新聞 21/06/29
 集団予防接種が原因のB型肝炎を巡り、国が責任を認め、患者側と和解の基本合意を締結してから28日で10年。救済のための給付金制度はできたが、受給したのは対象者の2割に満たない。受給をためらう一因が、発症から20年が経過すると減額される仕組みだ。この基となった賠償請求権が消滅する「除斥期間」に関し今年4月、最高裁は「起算点は再発時」との新たな司法判断を示した。再発型以外にも「時の壁」に救済を阻まれる患者がいる中、関係者は「今こそ全体的な解決の実現を」と訴える。

  https://www.nishinippon.co.jp/item/n/762229/

91回成人病公開講座 インターネットで録画映像の公開

「頭頸部がんと食道がん-最新の治療―」

公開期間:6/29()7/29()

※お申し込み不要

詳細はこちら

パソコン、タブレット端末、スマートフォンをご使用の方に 限定されますが、期間中、お好きな時間に閲覧頂けます。

スライドの資料をご希望の方は maki@osyk.jp まで、メールでご連絡ください。

【問合せ】(公財)大阪成人病予防協会  0647912071

増加する若年性大腸がんの関連因子が明らかに
  CareNet 21/06/26

 世界中のさまざまな国で増加が報告されている若年性大腸がんの発症に、赤肉やアルコールの摂取量の多さなどが関係していることを示唆するデータが報告された。米ニューヨーク大学のRichard Hayes氏らの研究によるもので、詳細は「JNCI Cancer Spectrum」に5月20日掲載された。
 50歳に至る前に発症する大腸がんは「若年性大腸がん」と呼ばれ、近年増加が報告されており、米国予防医学専門委員会は最近、大腸内視鏡検査によるスクリーニングの推奨対象年齢を50歳から45歳に引き下げると発表した。ただ、若年性大腸がんがなぜ増加しているのかは明らかになっていない。
 Hayes氏らは、13件の研究からプールされたデータを解析して、若年性大腸がんの発症に関連する因子を検討した。この検討対象には、若年性大腸がん発症者3,767人が含まれ、比較対照は年齢や性別などが一致する4,049人。

  https://www.carenet.com/news/general/hdn/52373

JCHO大阪病院

録画配信 公開医学講座


13回「放射線科で行うIVR(血管内治療)

◆演者:放射線診断科IVR担当部長 北山聡明

◆配信期間:202178()140011()2359

 

視聴方法

URLhttps://www.youtube.com/channel/UC_Iah0JAULzm7ddUohfjFAA

 

病院ホームページからのご案内

Web公開医学講座、始めました | 大阪病院(旧大阪厚生年金病院) | 地域医療機能推進機構 (jcho.go.jp)

 

公開講座・案内配信に関するお問い合わせ

JCHO大阪病院 地域連携室

TEL 06-6441-5451() 

岸和田徳洲会病院 オンライン医療講演 (事前登録制)

開催日:7/6()

14:00~15:00「がんの放射線治療とは」

多間田 寿士(放射線科 技師長)

15:0015:30「緩和ケアについて~からだの痛みの緩和~」 
   吉本 訓子(がん性疼痛看護認定 看護師)

 

開催日:7/7()

◆14:30~15:30胃がんの診断と治療

 牧本 伸一郎(副院長 外科)

 

申し込み締め切り

 講座日の前日午後4

 ※申し込み先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。

申し込みの方法や注意事項は以下のお知らせをご覧ください。

https://kishiwada.tokushukai.or.jp/lecture/

 【お問合わせ先】岸和田徳洲会病院

岸和田徳洲会病院 オンライン医療講演(事前登録制)

 

開催日:7/2()

14:3015:30 「胃がんと大腸がんの内視鏡治療」

浦岡 正尚(消化器内科部長)

 

開催日:7/9()

14:3015:30 「胃がんと大腸がんの内視鏡治療」

田中 宏典 (消化器内科 医師)

 

申し込み締め切り

 講座日の前日午後4

 ※申し込み先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。

申し込みの方法や注意事項は以下のお知らせをご覧ください。

https://kishiwada.tokushukai.or.jp/lecture/

 【お問合わせ先】岸和田徳洲会病院

筑波大、全ゲノム解析検査実施 国内初 病気リスクを伝達
  茨城新聞 21/06/25
 筑波大付属病院つくば予防医学研究センター(茨城県つくば市天久保)は24日、個人のゲノム(全遺伝情報)を高性能な装置を使って読み解く「全ゲノム解析」を用いた検査の臨床研究を実施したと発表した。解析結果を基にがんのリスクなどの情報を被験者に提供する。同センターによると、全ゲノム解析を用いた検査の実施は国内で初めて。

 https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16245410672863


「治療どこで」全国18万病院を一括検索、厚労省が情報サイト新設へ
 読売新聞 21/06/25
 国内で約18万か所に上る全医療機関について、治療内容や専門医の有無などを全国横断で検索できる「医療情報サイト」を厚生労働省が新設することがわかった。現在は各都道府県のホームページ(HP)を閲覧するしかなく、使い勝手の悪さから認知度も低い。同省はスマートフォン対応など利便性を高めた上で、3年後の2024年春に運用を開始する方針だ。

   https://www.yomiuri.co.jp/national/20210624-OYT1T50297/
骨太方針2021を閣議決定、コロナ禍でも医療制度改革など進めて財政健全化を目指す
  GemMed 21/06/21
 菅義偉内閣が6月18日に「経済財政運営と改革の基本方針2021」(骨太方針2021)を閣議決定しました(内閣府のサイトはこちら

 社会保障改革を中心に、ポイントを眺めてみましょう。


肝がん治療の有効性を予測する3要因
  免疫チェックポイント阻害薬の治療効果

  メディカルトリビューン 21/06/21

 肝がんは再発しやすく予後不良である。進行した肝がんには分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬を軸とした薬物療法が行われるが、事前に治療効果を予測するのは難しい。近畿大学消化器内科教授の西田直生志氏らは、肝がんに対する免疫チェックポイント阻害薬の有効性に関わる要因を検討。その結果、治療の有効性を予測しうる3つの要因を特定したと、Liver Cancer2021年6月9日オンライン版)に発表した。

β-カテニン非発現、リンパ球浸潤、PD-L1の発現亢進が鍵





2019年度の特定健診実施率55.6%・特定保健指導実施率23.2%、向上しているが「さらなる一手」を―厚労省
GemMed 2021/06/15

40歳以上の人を対象とした特定健康診査(いわゆるメタボ健診、特定健診)の実施率は、2019年度には55.6%。着実に向上してきているが、国の掲げる目標値「70%以上」にはまだまだ及ばない―。

また特定保健指導の実施率は同じく23.2%にとどまっているが、小規模な国保や単一型の健康保険組合では比較的高い―。

こうした状況が、厚生労働省がこのほど公表した2019年度の「特定健康診査・特定保健指導の実施状況」から明らかになりました(厚労省のサイトはこちら)。

  https://gemmed.ghc-j.com/?p=40603

≪南河内エリア≫
大腸がんWEB市民公開講座「教えて!腸のおはなし」


  参加費無料 事前予約必要 限定200

  オンライン配信で、どなたでもご参加いただけます。

日時:2021626() 15:0016:30 LIVE配信

南河内エリアのがん検診についてのお話のほか、たえ間なく進歩する大腸がん治療において、専門医がわかりやすく解説します。

また、事前に寄せられた質問の中から選ばれたいくつかの質問について

先生方から回答していただくコーナーもご用意しています。

奮ってご参加ください


詳しいプログラムや申し込み方法はこちら、

https://20210626.sankei-live.com/

 

・主催 中外製薬株式会社、産経新聞社
 後援 大阪府

【問合せ】市民公開講座事務局 TEL 0666336804
 (
受付時間:10001700土日・祝日除く)

E-mail:  info@sankei-live.com

厚労省 承認 がん治療用ウイルス・デリタクト注など
  ミクスonline 21/06/14
 厚生労働省は6月11日、再生医療等製品2製品を承認した。第一三共のがん治療用ウイルス「デリタクト注」(一般名:テセルパツレブ)は、悪性神経膠腫を効能・効果としており、条件・期限付き承認とした。有効性と安全性を評価するためのデータを7年間収集し、改めて承認申請して審査することが求められる。
 (略)

 【承認品目】(カッコ内は一般的名称、申請企業)】
 ▽デリタクト注(テセルパツレブ、第一三共):「悪性神経膠腫」を効能・効果又は性能とする再生医療等製品。先駆け審査指定品目。希少疾病用再生医療等製品。最適使用推進ガイドラインの対象品目。7年間の条件及び期限付き承認品目。
  https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=71275



がん悪液質治療薬「エドルミズ」登場、変わるサポーティブケア
 AnswersNews 21/06/14

  がん患者の生活の質(QOL)を維持・改善するのに重要な役割を果たす「がんサポーティブケア」。治療薬の開発も活発化しており、今年4月には初のがん悪液質治療薬「エドルミズ」が発売されました。がん悪液質は生命予後にも悪影響を及ぼすとされ、専門家は治療薬の登場に期待を寄せています。
   https://answers.ten-navi.com/pharmanews/21256/


岸和田徳洲会病院 オンライン医療講演 (事前登録制)

開催日:6/29()

14:00~15:00「がんの放射線治療とは」

多間田 寿士(放射線科 技師長)

15:00~15:30「放射線治療を受けるとき~看護の力でお手伝い~」

  兒玉 玲子 (がん放射線療法看護認定 看護師)

 

申し込み締め切り

 講座日の前日午後4

 ※申し込み先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。

申し込みの方法や注意事項は以下のお知らせをご覧ください。

https://kishiwada.tokushukai.or.jp/lecture/

 【お問合わせ先】岸和田徳洲会病院

   電話:072-445-9915() 地域連携室 担当:竹内、川合

JCHO大阪病院     

録画配信 公開医学講座


11回「遺伝性乳がんについて」

◆演者:乳腺内分泌外科 医長 大谷陽子

◆配信期間:2021610()140013()2359

 

12回「遺伝性卵巣がんについて」

◆演者:産婦人科 産科担当部長 大八木知史

◆配信期間:2021624()140027()2359

 

視聴方法

URLhttps://www.youtube.com/channel/UC_Iah0JAULzm7ddUohfjFAA

 

病院ホームページからのご案内

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JCHO大阪病院 地域連携室

TEL 06-6441-5463(直通) 平日8301930

 

コロナ禍におけるがん医療を他院と比較し、がん診療供給体制を考える―CQI研究会
 GemMed 21/06/10

がん診療連携拠点病院(以下、がん拠点病院)などの間でも、がん治療の内容や実績に大きな違いがあることが知られており、厚生労働省の「がん診療提供体制の在り方に関する検討会」では、がん拠点病院の指定要件を見直しながら、適切ながん診療体制の整備を進めています。

そうした中で「CQI(Cancer Quality Initiative)研究会」(代表世話人:望月泉:八幡平市病院事業管理者・岩手県立病院名誉院長)では、全国がん拠点病院の「DPCデータをもとにした各病院の治療内容・実績比較」「各病院のクリニカルパス比較」を可能とした会員サイトを設けています(CQI研究会のサイトはこちら、CQI研究会会員リストはこちら)。

また今年(2021年)8月28日には、第15回CQI研究会がオンラインで開かれます。そこでは、お互いの施設名を開示した形で病院間比較が可能な「がん手術分析ツール」の提供や、「新型コロナウイルス感染症によるがん診療および病院経営分析」などが開催予定となっています(第15回CQI研究会申込サイトはこちら)。

医師や看護師の被ばく 3割余りの医療機関で管理徹底されず

  NHKニュース 21/06/07
 全国の医療機関を対象に厚生労働省が初の被ばく管理の調査を行ったところ、通常、手術や検査の際に医師らが身につける線量計を3割余りの医療機関が必要な個数を配布していないなど医療現場の被ばく管理が徹底されていない実態が明らかになりました。


3割余りの医療機関 管理徹底されていない実態
 医療が高度化して手術や検査で放射線を使う機会が増える中、医師や看護師の被ばくが問題となっていることから厚生労働省は全国8373の医療機関に管理体制について初めての調査を行い、6割余りから回答を得ました。

それによりますと、放射線を扱う手術や検査などの際、通常、胸や首元など体の2か所以上に線量計をつけることが法令で決まっていますが、調査で線量計を2個以上配布しているか確認したところ、33.3%の医療機関が必要な個数を配布していないことがわかりました。

  https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210606/k10013070951000.html

  

 

医師や看護師の被ばく 3割余りの医療機関で管理徹底されず
  NHK 21/06/07

全国の医療機関を対象に厚生労働省が初の被ばく管理の調査を行ったところ、通常、手術や検査の際に医師らが身につける線量計を3割余りの医療機関が必要な個数を配布していないなど医療現場の被ばく管理が徹底されていない実態が明らかになりました。

3割余りの医療機関 管理徹底されていない実態

医療が高度化して手術や検査で放射線を使う機会が増える中、医師や看護師の被ばくが問題となっていることから厚生労働省は全国8373の医療機関に管理体制について初めての調査を行い、6割余りから回答を得ました。

それによりますと、放射線を扱う手術や検査などの際、通常、胸や首元など体の2か所以上に線量計をつけることが法令で決まっていますが、調査で線量計を2個以上配布しているか確認したところ、33.3%の医療機関が必要な個数を配布していないことがわかりました。


高齢者施設等ではクラスター発生防止のため抗原定性検査とPCR検査等を組み合わせて実施を―改訂コロナ検査指針
 メディウォッチ 21/06/07


 高齢者施設等における新型コロナウイルス感染症のクラスター発生防止のために入所者・利用者とスタッフを対象にした集中的検査が実施されている。その際には、簡便かつ迅速に結果の出る「抗原定性検査」を行うことが有益であるが、「感染者を見逃す」恐れがある点に留意して感染拡大防止措置を徹底することや、必要に応じて「PCR検査」等と組み合わせることなどが重要である―。
 また、抗原定性検査の検体である「鼻腔ぬぐい液」を、入所者・利用者が自己採取するケースが出てくるが、その際には「留意点を理解したスタッフ」の管理・指導の下で行う必要がある―。
 厚生労働省は6月4日に「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針(第4版)」を公表し、こうした点への留意を医療・介護現場や自治体などに求めました(厚労省のサイトはこちら)。

  https://gemmed.ghc-j.com/?p=40485



市立ひらかた病院
がんサロン<オンライン>のご案内

【日時】令和3630日(水) 15001630
 (Zoomミーティングルームは午後250分頃にオープンする予定です)

【内容】

・15001530 
勉強会「
化学療法の副作用~自分でできる対処法」 

 講師:市立ひらかた病院 がん化学療法看護認定看護師 奥山博美  

 ・15301630 

交流会

【対象】がん患者さんとご家族(他院受診の方でもご参加いただけます)

※ご参加には事前の申込が必要です。627日(日)までに申込手続きを行ってください。

1.下記URLにアクセスして、参加申込フォームからお申し込み

https://hirakata-yoyaku.revn.jp/reservations/calendar?id=79&calendar_type=8

2.または、下記ファイルよりQRコードを読み取り、参加申込フォームからお申し込み

がんサロンパンフレット

 

お問い合わせ先:市立ひらかた病院 がん相談支援センター (担当:吉田)
TEL
 072-847-2821(代表)



とよなかがんサロン 令和3年(2021年)6月開催案内(PDF:261KB


【イベント名】とよなかがんサロン

【日時】令和3年(2021年)628日(月)13:3014:00

【ところ】市立豊中病院  管理棟5階 講堂

【対象】がん患者さんとそのご家族 市立豊中病院以外で受診中の方も参加可能です。

※院内感染防止のため入院中の患者様は参加をお控えください

【内容】 談話会(30分)

【参加費】無料

【事前申込み】61()から申し込み開始 

 オンライン形式での開催に変更する場合がございます。

 

【問合せ】市立豊中病院 
     がん相談支援センター 電話06-6843-0101 内線3125 

 

岸和田徳洲会病院 オンライン医療講演(事前登録制)

 

開催日:6/23()

14:3015:30 「乳がん治療の進歩」

尾浦 正二 (副院長 乳腺外科)

 

申し込み締め切り

 講座日の前日午後4

 ※申し込み先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。

申し込みの方法や注意事項は以下のお知らせをご覧ください。

https://kishiwada.tokushukai.or.jp/lecture/

 【お問合わせ先】岸和田徳洲会病院

   電話:072-445-9915() 地域連携室 担当:竹内、川合

6/2 C型肝炎薬、第4のDAA販売中止に

C型肝炎薬、第4のDAA販売中止に

   メディカルトリビューン  21/06/02
 

 MSDは5月31日、経口C型肝炎治療薬エルバスビル(EBR、商品名エルレサ)およびグラゾプレビル(GZR、同グラジナ)の販売を中止すると発表した。中止の理由を「医療ニーズが大きく変化したため」とし、販売中止時期は今年(2021年)10月末を予定しているという。(関連記事「C型肝炎に4番目のIFNフリーDAA」

難病制度等改正の議論大詰め、データベース利活用、医療費助成前倒し、軽症者データ登録推進策などがポイント―難病対策委員会     
  GemMed 21/06/03

6月2日に開催された厚生科学審議会・疾病対策部会「難病対策委員会」と、社会保障審議会・児童部会「小児慢性特定疾患児への支援の在り方に関する専門委員会」との合同会議で、難病等の制度改正論議が大詰めを迎えています。

例えば、▼患者が重症化した時点にまで遡って医療費助成を行う(現在は申請日までしか遡らない)▼データベースを法律に位置づけ、利活用推進により治療法開発などを促進する▼軽症者のデータ登録を促して「網羅的なデータベース」を構築するために、たとえば福祉サービスを簡便に利用できるような登録者証を発行する―などの方針が固まりつつあります。

早ければ、6月中にも難病・小児慢性特定疾患制度の見直し内容がまとめられる見込みで、これを受けて厚生労働省は改正法案の早期国会上程を目指します。


   https://gemmed.ghc-j.com/?p=40425
コロナ感染後の「抗体量」 がん患者少ない傾向 抗がん剤影響か
 NHK news 21/06/02
  新型コロナウイルスの感染によってできる「抗体」の量は、がん患者では少ないことが国立がん研究センターなどの調査で分かりました。
抗がん剤の治療が影響している可能性があるとする一方で、重症化するリスクに関係するかどうかは分かっておらず「がんの治療を継続し、ワクチンを接種してほしい」としています。

 国立がん研究センターなどの研究グループは、去年8月から10月にかけて、がん患者500人と患者以外のおよそ1200人を対象に、新型コロナウイルスの抗体の量などを調べました。

 その結果、感染の経験があったと言える量の抗体があった人は
▽がん患者で0.40%、
▽健常な人で0.42%とほとんど差がありませんでした。

 一方で、感染したとまでは言えないものの、新型コロナウイルスにわずかにさらされるなどして、微量の抗体が作られたとみられる人もいて、全員の抗体の量を調べたところ、がん患者は患者以外の半分程度になっていたということです。

 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210602/k10013064311000.html

胆道がん治療薬ペマジール 6月1日発売
 21/06/02 ミクスonline
 6月1日に発売されたインサイト・バイオサイエンシズ・ジャパンの新規機序の抗がん剤ペマジール錠(一般名:ペミガチニブ)は、「がん化学療法後に増悪したFGFR2融合遺伝子陽性の治癒切除不能な胆道がん」を効能・効果とする。ただ、FGFR2融合遺伝子は胆道がんの中でも肝内胆管がんに主に発生するため、実質的には肝内胆管がん患者に処方されるケースが多くなるとみられる。
 同剤はファースト・イン・クラスのFGFR(選択的線維芽細胞増殖因子受容体)阻害薬で、1日1回の経口投与で用いる。インサイト日本法人にとって同剤は日本で最初の自社販売品。

※薬価:25631.2円/錠


 WJOG(西日本がん研究機構)

2021228日に開催した大阪市民公開講座の模様をYouTubeにアップいたしましたので、是非ご覧ください。
WJOG YouTubeチャンネルはこちら

 

開会挨拶:中川和彦氏 (近畿大学医学部 内科学腫瘍内科部門 教授/WJOG理事長)

1部 講演「がんゲノム医療」   
舛石 俊樹氏(愛知県がんセンター 薬物療法部医長/WJOGバスケット試験ワーキンググループ長)

WJOG 活動紹介   
澤 祥幸氏(岐阜市民病院 診療局長(がんセンター)/WJOG理事・教育広報委員長) 

2部 がん治療専門医 座談会 「ポストコロナ・ニューノーマルのがん治療」

【パネリスト】  
・澤 祥幸氏  青儀 健二郎氏(独立行政法人国立病院機構四国がんセンター 臨床研究推進部長/ WJOG理事・教育広報副委員長)  
・岩本 康男氏(広島市立広島市民病院 腫瘍内科主任部長(兼)通院治療センター主任部長/JOG教育広報副委員長)  
・長瀬 通隆氏(佐久総合病院佐久医療センター 腫瘍内科部長/WJOG教育広報副委員長)  
・舛石 俊樹氏(愛知県がんセンター 薬物療法部医長/WJOGバスケット試験ワーキンググループ長)

【司会進行】  松本 陽子氏(NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会 理事長)
閉会挨拶 武田 晃司氏(WJOG常任理事・事務局長) 

 

5/28 肝炎等克服実用化研究事業 公開報告会 YouTube配信

令和2年度 AMED肝炎等克服実用化研究事業
令和3313日開催
「令和2年度 肝炎等克服実用化研究事業 公開報告会 身近に感じる肝炎研究 ―肝炎研究の最前線--」
講演動画を、YouTubeの『AMED チャンネル』にて下記URLに公開されました。

公開動画一覧

・講演① B型肝炎ウイルス感染の完治"functional cure"とウイルスのいない社会を目指して

    https://www.youtube.com/watch?v=dwo6qMUNTbo
 ・講演② B型肝炎ウイルスに対する新しい薬の開発研究について

    https://www.youtube.com/watch?v=uKei0Hob3bs
 ・講演③ 日本、世界のC型肝炎の最近の状況と今後の課題

    https://www.youtube.com/watch?v=dKZUH1IG6pQ
 ・講演④ C型肝炎と腸内フローラ ~肝臓と腸内細菌の深い関係~

    https://www.youtube.com/watch?v=3CUeBwX26uc
 ・講演⑤ 脂肪肝・非アルコール性脂肪肝炎(NASH)研究の最前線 -病態理解に基づく今後の治療展望-

    https://www.youtube.com/watch?v=94JWHgNtCC0
 ・講演⑥ 肝硬変の予後改善を目指して-運動療法は肝臓に効く?

    https://www.youtube.com/watch?v=qWYYwao9ueI

令和2年度 AMED肝炎等克服実用化研究事業
令和3年3月13日開催
「令和2年度 肝炎等克服実用化研究事業 公開報告会 身近に感じる肝炎研究 ―肝炎研究の最前線--」

講演動画を、YouTubeの『AMED チャンネル』にて下記URLに公開されました。
 https://www.youtube.com/channel/UC1_aQ4jC_rWyF8DFd1QSgZA

公開動画一覧
・講演① B型肝炎ウイルス感染の完治"functional cure"とウイルスのいない社会を目指して
 ・講演② B型肝炎ウイルスに対する新しい薬の開発研究について
 ・講演③ 日本、世界のC型肝炎の最近の状況と今後の課題
 ・講演④ C型肝炎と腸内フローラ ~肝臓と腸内細菌の深い関係~
 ・講演⑤ 脂肪肝・非アルコール性脂肪肝炎(NASH)研究の最前線 -病態理解に基づく今後の治療展望-
 ・講演⑥ 肝硬変の予後改善を目指して-運動療法は肝臓に効く?

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