また、昨年、要件の一部を充足できずに「特例型の地域がん診療連携拠点病院」として指定された坪井病院(福島県)・会津中央病院(福島県)・福島労災病院(福島県)・高岡市民病院(富山県)・市立甲府病院(山梨県)・米子医療センター(鳥取県)の6病院は、この1年間で要件充足ができなかったため、地域がん診療連携拠点病院としての指定更新は行わない(一般病院となる)―。
1月27日に開催された「がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会」(以下、検討会)で、こういった方針が固められました。
検討会の意見を踏まえ、田村憲久厚生労働大臣が本年度中(2021年3月末まで)に指定手続きなどを行い、この4月1日(2021年4月1日)から新たながん診療提供体制がスタートします。