2024年5月アーカイブ

高槻赤十字病院「高槻市民公開講座」(対面とオンライン)

日時:2024615日(土)13:30 ~

会場:高槻赤十字病院 緩和ケア病棟やすらぎホール
(〒569-1096 高槻市阿武野1--1)

【参加申し込みの方法】

l   会場参加ご希望の方

申込期限 6月14日(金)1200まで

先着20名様

複数名で参加の場合は、おひとりづつお申し込みください

l   オンライン視聴での参加希望の方(ZOOMウェビナー配信)

申込期限 6月15日(土)市民講座終了まで

参加人数の制限はありません

事前にご登録いただいたアドレスにメールをお送りします。

詳細・お申し込みは以下のお知らせをご覧ください。

  ホームページからのお知らせ

[お問い合わせ先] 高槻赤十字病院 地域医療連携課

TEL: 072-696-0571 〈問い合わせ時間〉 月~金 9:00 - 17:00

府中病院 第35回 がんサロン「ひまわりの会」

日時:614 () 1500 1630

場所:府中病院 東館 1階 健康教室
(〒594-0076 和泉市枇杷町1-10-17

対象:乳がん・婦人科疾患の方、ご家族の方

がん患者さんやご家族のための憩いの場として、府中病院に受診されている患者さんやご家族だけではなく、地域の方々にも利用していただきたいと考えています。
内容は、当院スタッフや外部から専門家をお呼びし、20分程度の講義や、それぞれの悩みや心の内を語らい会ったりします。
途中参加、途中退室などご自由ですので、ご興味のある方は是非お立ち寄りください。

病院ホームページからのお知らせ

 

 【申込方法】各窓口 (外科、形成外科、婦人科、化学療法室)
※参加ご希望の方は
事前にお申込みをお願いいたします。

 

【問合せ】府中病院 企画室 えがしら

 TEL0725-43-1234(代表) 

 

済生会野江病院 認定看護師市民公開講座


日時:611日(火)14001600
お好きな時間にご自由にお入りください。

場所:野江病院1階、4階大会議室

 (〒536-0001大阪市城東区古市1丁目325号)
参加費無料・申込不要

 

【内容】

l  がん関連ブース

l  救急ブース

l  脳関連ブース

l  皮膚感染関連ブース

詳細はチラシをご覧ください。

  →認定看護師市民講座のお知らせ(PDF 

 

【お問合せ】済生会野江病院
認定看護師会/がん相談支援センター 渡邉

TEL:06-6932-0401(代)

 

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/e04a4327f971efedc67ba6d3e09ac17cfe9304a7

→→結局のところ、がん治療をするのはライフ(人生)を続けるため。人生とは仕事をしたり、家族の面倒をみたり、趣味や家族、友人との時間を楽しんだりしながら、自立した生活を送ることだ。死なないようにがんをやっつける治療だけでなく、治療中から可能な限りQOLを保てるよう患者を支える「がんサポーティブケア(支持医療)」によって、今では患者が問答無用でつらさに耐えるだけのがん治療ではなくなっているのだ。

 がんの支持医療に取り組む「第9回日本がんサポーティブケア学会学術集会」が5月18日、19日にさいたま市で開催され、19日には後述する無料の市民講座も開かれる。「がんの支持医療」には何が期待できるのか? 

 今学術集会の会長を務める帝京大学医学部内科学講座腫瘍内科の渡邊清高医師に聞いてみた。(片瀬ケイ:在米ジャーナリスト、がんサバイバー)→→


YAHOO! JAPAN ニュース 2024/05/11 09:31

https://president.jp/articles/-/81282?page=1


 がんと診断されたら、どうすればいいのか。腫瘍内科医の勝俣範之さんは「ネット上に氾濫している『体験談』から治療法を探してはいけない。がんは非常に個人差の大きい病気なので、治療については自己判断で決めつけずに、医師としっかり話し合うことが大切だ」という――。


※本稿は、勝俣範之医師『あなたと家族を守る がんと診断されたら最初に読む本』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

 

PRESIDENT Online 2024/05/10 08:00

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024050800629&g=soc


子宮頸(けい)がんなどを引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンについて、定期接種を逃した女性を対象とした特例措置「キャッチアップ接種」が来年3月末に終了する。接種は計3回で約6カ月間かかるため、全額公費で受けるには今年9月ごろまでに1回目を打つ必要がある。厚生労働省は「希望する人は早めの接種を検討してほしい」と呼び掛けている。→→


時事ドットコムニュース 2024/05/09 08:05   

https://www.sankei.com/article/20240507-7IH33LV345LW7GUHOJC5D2VJ3E/

    回答 がん研有明病院 消化器化学療法科副部長 篠崎英司医師

――昨年5月、体調不良で夜間救急を受診したところ腸に穿孔(せんこう)が見つかり、緊急手術で人工肛門を造設。腹膜と肝臓に複数の転移があるステージⅣCの大腸がんでした。大腸の腫瘍を切除後、毛細血管新生阻害薬ベバシズマブ(商品名アバスチン)と点滴抗がん剤オキサリプラチン、内服抗がん剤カペシタビンによる治療を8クール実施。肝臓などのがんが一時小さくなったものの、再び大きくなったため、11月にベバシズマブと併用する抗がん剤をイリノテカン(点滴)とTS1(内服)に切り替えました。4クール実施後の造影CTによる検査では、大きさは変わりませんでした。

「主治医からはどのような説明を受けましたか」

――他に打つ手がなく、今の状態をどれだけ維持できるか分からないが、現在の治療を続けるということでした。何か別の治療法はないのでしょうか。→→


産経新聞 2024/05/07 09:00 

https://news.yahoo.co.jp/articles/0423c5979ec02023e23a7156a5a2c25cfde99200


国立がん研究センター(国がん)中央病院とNHK財団は7日、日本発の8Kスーパーハイビジョン技術を用いて遠隔から手術支援を行う腹腔鏡手術システムについて、世界で初めて臨床試験を開始したと発表した。1年間の臨床試験の中で、大腸がん患者を対象とした計5例の手術を予定しており、1例目の手術を8日に実施する。【栗原浩太】→→


YAHOO! JAPAN ニュース(医療介護CB news) 2024/05/07  14:10

◆関連ニュース NHK関西 NEWS WEB

『8Kカメラで東京の手術を大阪から支援の臨床試験』2024/05/07  14:10

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20240509/2000084191.html

◆国立がん研究センター プレスリリース

8K腹腔鏡手術システムによる映像を伝送し遠隔で手術指導を行う臨床試験を世界に先駆けて開始』2024/05/07

https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2024/0507_1/index.html

https://www.asahi.com/articles/ASS557GYDS3TPPZB006.html#:~:text=%E3%81%AE%E3%81%A9%E3%81%AE%E5%A5%A5%E3%81%AB%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B,%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E3%81%8C%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%9F%E3%80%82


のどの奥にできる下咽頭(いんとう)がんを、唾液(だえき)の成分を調べるだけで早期に発見できることを岡山大の衣笠秀明助教らの研究グループが確認し、発表した。下咽頭がんに対する有効な血液腫瘍(しゅよう)マーカーはこれまでなかったといい、内視鏡を使った検査がされていた。この技術を応用すれば、ハイリスクな患者の早期発見につながる可能性があるという。→→

 

朝日新聞DIGITAL  2024/05/06 09:00  

■岡山大学広島市民病院 プレスリリース

https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id1204.html

https://mainichi.jp/articles/20240504/k00/00m/040/218000c


 高齢化の進行に伴い、認知症と同時にがんを患う人も増えている。認知症に配慮した対応に取り組む病院がある一方、1月に公表された民間の調査結果では、がん診療で地域の中核となる病院の9割超が「認知症のがん患者への対応で困ったことがある」と回答しており、診療やケアのあり方が課題となっている。

「薬が全然効かない。下痢にもなった」。外来診察室で、認知症の高齢がん患者が医師に不満を漏らした。前の週に「痛みがある」と訴えたため、頓服で即効性のある痛み止めを処方したものの、本人は普段処方されている効き目が緩やかな薬の方を服用し、下剤も併せて飲んでいたのだった。 →→

 毎日新聞  2024/05/06 06:00

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/339520


日本人の2人に1人が罹患するがん。一方で早期発見と適切な治療により「不治の病」から「治る病気」へと変わりつつある。しかし、がんサバイバー(がんの診断を受けた後を生きていく人々)にとって、治療後の食事が新たな悩みの種になっているという。→→

 

 日刊ゲンダイDIGITAL 2024/05/05 07:29  

https://www.sankei.com/article/20240430-OWJGUIYB3JN3VIEYNSS7HZWYA4/


回答 がん研有明病院元婦人科部長 瀧澤憲医師

――昨年、MRI検査で子宮体がんのⅠA期と診断され、手術しました。子宮・卵巣を切除したものの、リンパ節郭清は行いませんでした。しかし術後診断では、大きさ5センチのⅠB期(筋層浸潤が2分の1以上)であることが分かりました。今後、どのような治療を受ければよいですか。→→

 

産経新聞 2024/04/30 09:00 

 松下記念病院 市民公開講座

日時: 2024610日(月)1400~(1330受付開始)

場所:松下記念病院 2階講義室

参加費無料

定員100名 要予約

  

講演内容:

【講演1「肝がん」

    肝臓内科 部長 世古口 悟

【講演2】「肝臓を運動で守る」
理学療法士 笠井 健一

【講演3「肝疾患と食事療法」

    管理栄養士 松原 有希

その他、専門職から多数

 

定員 300名 要予約

 案内のチラシ 

ダウンロード

 

【お申込み・問合せ先】松下記念病院 患者支援連携センター
06-6992-1231
(代)
(平日午後9時~17時まで)

佐藤病院 第234回市民健康セミナー

日時 :66日(木)14301515

   場 : 佐藤病院 西館 5階会議室

     (573-1124 枚方市養父東町65-1)

「乳がんを知ろう」

講師:乳腺外科 部長 松方 絢美

 

詳細・お申し込みはチラシをご覧ください。

  チラシ

 

お問い合わせ先   

佐藤病院 栄養部         072-850-8743(栄養部直通)

       

東住吉森本病院 がん患者サロン

日時:2024年524日(金) 12301330

場所:東住吉森本病院 1階応接室

(大阪市東住吉区鷹合3266

ミニレクチャー 

「もうひとつのがん治療"緩和ケア"~痛みの治療について~」

緩和薬物療法認定薬剤師 猪熊 なおみ

 

がん患者サロンのご案内(詳しくはこちらから)


(
当院以外の病院におかかりの方もご参加いただけます)

【問合せ】東住吉森本病院 がん相談支援センター
TEL:
 0666060010(代)

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/report/202404/583492.html 

 

患者支援団体のNPO法人「がんと共に生きる会」は20231126日、「あなたを支えます! がんリハビリテーション~一緒に動いてみましょう」と題したオンライン公開講座を開催した。大阪国際がんセンターリハビリテーション科理学療法士の木下翔太氏が第1部でがんリハビリテーションについて講演。同会の会員をモデルに、センターのリハビリテーション室で具体的なリハビリ体験も実施した。第2部ではがんの患者・家族から寄せられた質問に、木下氏とリハビリテーション科部長の田宮大也氏が回答した。(福島安紀 : 医療ライター)→→


■主なトピックス

・まずは「がんロコモ」になっていないかチェックを

・予防から緩和まで心身の状態に応じたリハビリが重要

・維持的・緩和的リハビリでは廃用症候群の予防が大切

・自宅での筋トレと有酸素運動の継続を

・がん患者のリハビリを支援する「がん専門運動療法士」の養成も開始


がんナビ  2024/04/09

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD305LS0Q4A430C2000000/


藤田医科大学病院(愛知県豊明市)は30日、放射性物質を含む薬剤を患者に投与してがんなどを診断・治療する「セラノスティクスセンター」の開所式を開いた。放射性医薬品のもとになる「核種」の製造から放射性医薬品の合成、患者への投与を一元的に集約した施設は国内初という。51日から本格稼働する。

センターは放射線治療の一分野である核医学の臨床・研究施設。放射性物質を含んだ薬剤を静脈注射や服薬で患者の体内に投与し、薬剤ががんなどの病巣や臓器に集まる様子を可視化して診断や治療につなげる。→→


日本経済新聞 2024/04/30 19:00 

https://www.yomiuri.co.jp/medical/20240429-OYT1T50037/


 海外で承認された薬が日本で使えない「ドラッグロス」の問題を改善するため、厚生労働省は、小児がんなどの希少疾患の新薬について、承認申請の要件を緩和することを決めた。日本人の臨床試験データがなくても申請できる新たな仕組みを、5月にも導入する方針だ。海外の製薬企業による申請を促し、薬の実用化の時期を早める狙いがある。→→


読売新聞オンライン  2024/04/29 05:00

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/04/29/kiji/20240428s00041000878000c.html


がん治療の最前線、米国で働く日本人医師が現場から最新の情報を届ける「USA発 日本人スーパードクター これが最新がん治療」。テキサス州ヒューストンにある米がん研究最大の拠点「MDアンダーソンがんセンター」で治療に取り組む小西毅医師による第22回は、米国におけるがんの「民間療法」についてです。


≪通常の西洋医学と民間療法の違い≫
 がん専門の医師をしていると、日本、米国を問わずたくさんの患者さんから、いわゆる民間療法に関する質問を受けます。
 「友人からキノコ粉末のサプリを薦められた」 「がんは糖分で育つから、糖分を減らせと食事療法の本に書いてあった」
 インターネットにはたくさんの情報があふれ、患者さんはどれが正しいか分かりません。結論から言えば、これらの民間療法の多くは医学的な根拠に乏しく、有効性がないどころか、有害なものすらあるのが実情です。中には患者さんの気持ちにつけ込み、高額な請求をする業者やクリニックもあります。しかし一方で、民間療法の中には無視できない有効性が確認されるものもあります。→→


スポニチアネックス 2024/04/29 05:00

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1139215?display=1


 岡山大学と岡山の企業が、共同研究で早期胃がんの進行具合が診断できるシステムを開発し、先月(3月)、製造・販売について国内で初めての承認が下りました。岡山から世界の胃がん治療の力強い支援システムとして期待されます。→→


TBS NEWS DIG 2024/04/26 18:00



https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20240425-OYO1T50040/


がんの中でも治療が難しい 膵臓(すいぞう) がんは、がん細胞を取り巻くように蓄積する大量のコラーゲンが抗がん剤の効き目を悪くしていることを確かめたと、岡山大や東京大、東北大などのチームが発表した。コラーゲンの蓄積を抑える薬剤を併用すれば、抗がん剤の治療効果を高められる可能性があるという。→→


読売新聞オンライン 2024/04/25 15:30 

https://diamond.jp/articles/-/342198


日本の医療費は毎年数千億円ペースで増えており、厚労省発表の最新の数字では、過去最高の46兆円(2022年度)に達した。薬漬けやムダな検査にメスを入れて、医療費削減を狙う厚労省を、現場の医師はどう見ているのか。※本稿は、松永正訓『開業医の正体 患者、看護師、お金のすべて』(中公新書ラクレ)の一部を抜粋・編集したものです。→→


DIAMOND online  2024/04/24  16:00

https://www.sankei.com/article/20240423-GKPTLTE4EVIQPOCQP2WHQ6OZIM/

    回答 がん研有明病院 院長補佐 乳腺内科部長 高野利実 医師

──昨年7月、右乳がんと診断。HER2とホルモン受容体はともに陽性、腫瘍の大きさは1・5センチでリンパ節転移はなく、ステージⅠでした。術前にAC療法(アドリアマイシンとシクロホスファミド)を4コースと、抗がん剤ドセタキセル、抗HER2薬のハーセプチン(一般名トラスツズマブ)、パージェタ(同ペルツズマブ)の3剤併用療法を4コース受け、12月に右乳房の部分切除術を受けました。

「手術後の病理診断は」

――大きさ1・1センチの浸潤がんで、リンパ節転移はなし。術前薬物療法の効果はありましたが、十分ではなかったと言われました。

「担当医から今後の治療方針を説明されましたか」

──はい。ホルモン療法のタモキシフェン内服を5年間の予定で始めました。加えて、右乳房への放射線治療を16回行い、抗HER2薬のカドサイラ(同トラスツズマブエムタンシン)を投与の予定です。これ以外にも再発を抑える有効な治療があれば全部やりたいと考えています。→→

産経新聞 2024/04/23 09:00 
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcf4558433893ec65319474b5133e70accea6133

三重大学医学部付属病院は18日、最新の手術支援ロボットを使って、このほど国内で初めて胸を切らない肺がん手術に成功したと発表しました。 

三重大学医学部付属病院が今年1月に導入した最新の手術支援ロボットは、アメリカで開発された「Da Vinci(ダ ヴィンチ)SP」で、全国の国立大学病院では初めて導入されました。  

これまでの肺がん手術では、神経を損傷させないよう胸を開いて骨を切り離すなど、患者に大きな負担がかかっていましたが、多方面に曲げることができる1本のアームを持つこのロボットを使って今年2月、全国で初めて胸を切らずに、腹部の小さな穴からの手術に成功したということです。  

18日の記者会見で、三重大学医学部付属病院の川口晃司准教授は「早期に退院できるなど患者の負担を大きく減らすことができた」と話しました。  今後は、手術支援ロボット「ダ ヴィンチSP」」を他のがん手術にも応用していきたいということです。

 

YAHOO! JAPAN ニュース(三重テレビ放送2024/04/19 12:50  

■三重大学医学部附属病院 発表PDF

本邦初の単孔式ロボットを使用した 「胸を切らない肺がん手術」に成功

https://www.mie-u.ac.jp/about/item/1e34bde202125968ed0c5bb039d78d80.pdf


https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/news/202404/584042.html


 受動喫煙は、能動喫煙とは異なるメカニズムで肺癌の遺伝子変異を誘発し、初期の腫瘍細胞が悪性化するのを促進する可能性がある――。これは、国立がん研究センター研究所ゲノム生物学研究分野・分野長の河野隆志氏らの研究グループが女性の肺腺癌患者を対象に行った研究から示されたもので、2024416日の記者会見で報告された。受動喫煙歴のある肺癌患者では、遺伝子変異誘発活性を有するAPOBECapolipoprotein B mRNA editing enzyme, catalytic polypeptide)タンパク質群により生じたと考えられる遺伝子変異の発現割合が高く、非喫煙者で受動喫煙を受けなかった患者と比べて遺伝子変異数が有意に多いことが明らかになった。(中西亜美:日経メディカル)→→

 

がんナビ  2024/04/17

https://www.sankei.com/article/20240416-SWOPUDTXQVNJ7JOBAFMC2BNDIE/

    回答 がん研有明病院元婦人科部長 瀧澤憲医師

――約15年前の平成20年に子宮体がんを手術と術後化学療法で治療しました。昨年11月に性器出血が続き、手術を担当した主治医を受診。綿棒でこすると、1・5センチくらいの膣壁ポリープが剥脱(はくだつ)しました。病理検査の結果、子宮体がんに類似した腺がんで、転移再発と言われました。PET―CT検査ではポリープ基部の膣壁にだけ陽性所見がありました。子宮体がんが15年もたってから再発することがあるのでしょうか。

 

「子宮体がんが膣壁に転移することは珍しくありません。手術の際、がんがこぼれ落ちて生着したり、子宮からリンパ路を通って膣壁にたどりついたりして再発しますが、多くは2年以内に起こります。膣壁の粘膜は扁平(へんぺい)上皮細胞で覆われていて、がんが原発で発生しにくく、原発腺がんは極めてまれです。よって今回は15年ぶりに体がんの膣壁転移再発が起きたと考えます」

――PET―CTでは膣壁にしか陽性所見がありませんでした。化学療法(抗がん剤治療)を受けたほうがよいでしょうか。→→

 

産経新聞 2024/04/16 18:00    

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