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飲酒ガイドライン、国が発表 少量でもリスクは高まるが...【内科医・酒井健司の医心伝心】2024:03:11:14:10:23

https://www.asahi.com/articles/ASS2S3SH6S2STIPE003.html


 219日、厚生労働省が、国としての初めての「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を発表したというニュースが各メディアで報道されました。具体的な数値では「1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上」で生活習慣病のリスクを高めるとされています。純アルコール量20gは、ビールなら500mL日本酒なら1合弱に相当します。飲酒ガイドライン自体は初ですが、こうした数値は以前から「健康日本21」などで取り上げられており目新しいものではありません。

 「酒は百薬の長」と言われていたように、かつては少量の飲酒は健康によいという研究もありました。しかし、以前の研究にはバイアスがあり、丁寧にバイアスを排除すれば少量でもアルコール摂取には健康面の害があるとする研究が増えてきました。男性40g未満、女性20g未満なら大丈夫だというわけではありません。ガイドラインをよく読めば「これらの量は個々人の許容量を示したものではありません」と書いてあります。→→


朝日新聞デジタル 2024/02/26 09:00