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難治性肺がんに光明か ~生存率向上へ新免疫薬~2026:05:14:13:41:34

https://medical.jiji.com/topics/4305

小細胞肺がんは難治性として知られる。病状進行が速いため、気付いた時には早期の段階を過ぎてしまい、長期生存が困難になる患者も少なくない。医療関係者が今後の治療の中心と位置付けているのは免疫療法だ。1年ほど前には有望視される新薬も発売され、患者からも積極的な使用に期待する声が上がる。

 「生き方考える余地出てきた」

 「昔は治るかどうか、生きられるかどうかだけで精いっぱいだった。今はどう生きるかを考える余地が出てきた」

 神奈川県を拠点とする肺がん患者の会ワンステップの長谷川一男理事長は、小細胞肺がんの患者が置かれた現在の状況についてこう話す。この病気は各種がんの中でも膵臓(すいぞう)がんなどと並んで治療が難しく、国立がん研究センターの統計では201415年に診断が下された人の5年生存率はわずか11.5%。発症初期に見つけた場合以外は思わしくなく、再発だと1年もたないケースが多かった。

 現在も厳しさが大きく好転したとは言えない状況だが、近年は免疫薬が選択肢に加わり、患者も先行きへの希望を見いだしつつある。長谷川さんは「仕事を続けたり、家族との時間を守ったり、日常を自分らしく過ごしたりできるようになった。進行がんでもあきらめるだけの時代ではなくなってきた」と、力強く話す。→→


時事メディカル 2026/05/13/ 05:01