がん関連ニュースヘッドライン > ノーベル賞の阪大・坂口博士の「制御性T細胞」は何がすごいのか。中外製薬、アストラゼネカも注目...国内外で進む創薬競争

ノーベル賞の阪大・坂口博士の「制御性T細胞」は何がすごいのか。中外製薬、アストラゼネカも注目...国内外で進む創薬競争2025:10:08:13:31:44

https://www.businessinsider.jp/article/2510-nobelprize-medicine-sakaguchi/


私たちの身体の中では、毎日のように「小さな戦い」が繰り広げられています。微生物やウイルスといった「異物」と、それを排除するための仕組み「免疫」による戦いです。

106日、そんな免疫の仕組みに関する発見をした、大阪大学免疫フロンティア研究センターの坂口志文(さかぐち・しもん)特任教授ら3名に、2025年のノーベル生理学・医学賞が贈られることが発表されました。

ノーベル賞受賞のポイントは、「免疫の制御」にかかわる画期的な発見をしたこと。実は免疫反応は強ければ強いほどよい......というほど単純ではありません。ときには、免疫が暴れすぎないようにする"ブレーキ"こそが、私たちの命や健康を守る「鍵」になります。

坂口博士が見出した「制御性T細胞」は、なぜ画期的なのか。中外製薬やアストラゼネカといったメガファーマも注目するその理由を、Business Insider Japanのサイエンス担当記者の目線で解説します。

(三ツ村崇志 : Business Inside Lapan編集部)→→ 


BUSINESS INSIDER 2025/10/08 06:00