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大阪「南港病院」の総院長「私がハイパーサーミア導入を決めたワケ」2024:03:31:11:16:22

https://nordot.app/1145879603479183720?c=113147194022725109


→→南港病院が、今年1月から導入したのが、がん温熱療法「ハイパーサーミア」治療器。三木康彰総院長に話を聞いた。


ハイパーサーミアによるがん温熱治療とは、がんの塊が42.5度以上の熱に弱いとの性質を利用したがん治療法のこと。ラジオで使われる周波数帯の電磁波を使って、体外から狙い撃ちする。

がん細胞が死滅したり、増殖能が弱まったりする。がんの標準治療のひとつに採用している欧米の国もある。

「この治療法には5つのメリットがあります。1つは正常細胞を傷つけず、がん細胞だけを選択的に攻撃できること、2つ目は放射線や抗がん剤と併用することで、それぞれの治療効果を高められること、3つ目は血流が改善することで自身が持つ免疫細胞が元気になって免疫力が高まること、4つ目は目、脳、血液以外のすべてのがんが対象となり、一定の条件下では公的保険の対象なので治療費が安いこと、5つ目は治療法は患者さんが治療器の下で4050分間横たわるだけでよく、患者さんの負担が軽いことなどです」→→


日刊ゲンダイヘルスケア  2024/03/28