がん関連ニュースヘッドライン > 6/28 3病院「肝硬変」新薬治験開始へ PRI-724

6/28 3病院「肝硬変」新薬治験開始へ PRI-7242018:06:29:04:57:23

3病院
「肝硬変」新薬治験開始へ 線維化溶かす物質投与
都立駒込病院と九大病院などの研究グループが7月から


毎日新聞2018年6月28日付

 今は移植手術しか治療法がない肝硬変を治す新薬の臨床試験(治験)を、東京都立駒込病院九州大病院国立国際医療研究センター国府台病院の研究グループが7月から始める。「線維化」と呼ばれる硬くなった組織を溶かす可能性のある物質を患者に投与し、有効性と安全性を調べる。5年以内の承認を目指すという。
  https://mainichi.jp/articles/20180629/k00/00m/040/021000c

6/25肝硬変治療薬PRI-724 企業による開発 治験間近
新規肝硬変治療薬 PRI-724に関するライセンス契約締結-大原薬品とPRISM Pharma
  QLifePro 18/06/25

医師主導P1試験が終了、早期の製造販売承認取得を目指す
 PRI-724はPRISMが創製した化合物で、Wnt/β-カテニンシグナル伝達系の活性化を抑制するCBP/β-カテニン阻害剤。がんの治療薬として開発が進められていたが、東京都医学総合研究所において、独自に開発した肝硬変モデルマウスを用いて、PRI-724が肝組織像を改善するなど抗線維化作用を有することを確認している。
 この研究成果に基づき、国内では、⽇本医療研究開発機構(AMED)の支援を受け、東京都立駒込病院において肝硬変の患者を対象とした医師主導での第1相臨床試験が終了している。

 http://www.qlifepro.com/news/20180625/license-agreement-concluded-with-prism-pharma-for-new-cirrhosis-drugs.html