がん関連ニュースヘッドライン > 9/6 切除不能肝細胞癌へのアテゾリズマブとベバシズマブの併用はALBIグレード1の患者でより高い効果の可能性【ILCA 2021】

9/6 切除不能肝細胞癌へのアテゾリズマブとベバシズマブの併用はALBIグレード1の患者でより高い効果の可能性【ILCA 2021】2021:09:06:23:24:45


 切除不能肝細胞癌(HCC)に対する1次治療としての抗PD-L1抗体アテゾリズマブとベバシズマブの併用は、ベースラインの肝予備能がグレード1と良好な患者でソラフェニブよりも効果がより高い可能性が明らかとなった。全身治療を受けたことのないHCCへのアテゾリズマブとベバシズマブの併用療法がソラフェニブ投与に比べて全生存期間(OS)と無増悪生存期間(PFS)を有意に延長することを示したIMbrave150試験の事後探索的解析として、ベースラインにおけるALBIグレードとmALBIグレード別に調べた結果示された。

 9月2日から5日まで開催されたILCA(International Liver Cancer Association)2021 Virtual Conferenceで、近畿大学の工藤正俊氏が発表した。