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2/7 乳がん「マイクロ波マンモ」で極小がんも発見可能に がん検査技術の最新事情2020:02:08:07:45:34

乳がん「マイクロ波マンモ」で極小がんも発見可能に がん検査技術の最新事情
 AERAdot 20/02/07
 がんに備えるにはリスクを把握すること、そして早期に見つけることが大事だ。AERA2020年2月10日号は、日々進化する検査技術の最前線を取材した。
 ムギュッとつかまれ引っ張られ、挟まれたと思ったら、これでもかと押さえつけられる──。

 経験者はもう何のことかおわかりだろう。

「早期発見のためには仕方ない」と諦めていたX線マンモグラフィーのあの痛みから解放される日が、近づいている。しかも、痛くないだけでなく、従来のX線マンモや超音波検査に比べても精度が格段に高いという。それが、神戸大学発ベンチャー「インテグラル・ジオメトリー・サイエンス」(IGS)が開発中の「マイクロ波マンモグラフィー」だ。

 この新しい検査機では、乳房表面をなぞりながら、電波の一種であるマイクロ波を乳房内部に放射状に照射。がん組織に当たって跳ね返った波動を数秒で解析し、3D画像に映し出す。その画像はまるで乳房の中を透視しているかのよう。がんの姿がくっきりと浮かび上がり、1ミリ未満の極小がんも発見できるというから驚きだ。
 https://dot.asahi.com/aera/2020020600021.html?page=1