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2/17 新型肺炎、専門外来800カ所に 国内の医療体制拡充2020:02:18:03:27:13

新型肺炎、専門外来800カ所に 国内の医療体制拡充
   日経新聞   20/02/16

 中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎で、国内の感染者が増えるなか、政府は対策の重点を水際の封じ込めから医療体制の整備に移す。感染の疑いのある人を診察する専門外来は2009年の新型インフルエンザ並みの800カ所に拡充する。重症者向けの病床の確保も急ぎ、感染者の急増に備える。(略)
 ★感染が疑われる状況としては、強い倦怠(けんたい)感や呼吸困難が続くなどの状況が想定されている。高齢者、糖尿病や心不全などの持病がある人、免疫抑制剤や抗がん剤などの治療を受けている人は重症化リスクが高いとされる。

 ※中日新聞 新型肺炎「国内流行」否定 専門家会議、受診目安17日公表
 20/02/17

 感染経路が不明な新型コロナウイルスによる肺炎(COVID(コビッド)19)の患者が相次いで報告されたのを受け、政府は十六日、現在の状況と必要な対策を議論する専門家会議の第一回会合を首相官邸で開いた。加藤勝信厚生労働相は終了後に記者会見し「患者が増加する局面を想定した対策を今から取るべきだ」と国民に呼び掛けた。会見に同席した脇田隆字(たかじ)座長(国立感染症研究所長)も「不要不急の集まりを避けてもらいたい」と求めた。

 発熱しているなど感染が疑われる人が医療機関を受診する目安を、十七日に公表する方針も表明。新型肺炎の診療ガイドラインも策定する。