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12/20 全ゲノム解析 がんと難病患者9万2000人分を先行解析の方針 2019:12:21:03:55:53

全ゲノム解析 がんと難病患者9万2000人分を先行解析の方針
 NHK news Web 19/12/20

 患者のすべての遺伝情報を調べて、効果的な治療や新しい薬の開発につなげる「全ゲノム解析」について、厚生労働省は20日今後の実行計画を公表しました。これから3年ほどかけて、がんと難病患者の最大で9万2000人分を先行的に解析する方針です。
 ゲノム医療は患者の遺伝情報を調べて最も適した薬を探し出すなどして治療につなげるもので、これまでは解析する遺伝情報の対象が一部に限られ、治療に十分生かせていないなどと指摘されていました。
 これを受けて厚生労働省は、がん患者と難病患者について、すべての遺伝情報を分析する「全ゲノム解析」を国として進めていくことになり、20日、その実行計画を公表しました。
  https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191220/k10012222541000.html
 
■全ゲノム解析、9万2千人分で実施へ がん治療へ活用
  朝日新聞 19/12/20
 がんや難病患者のすべての遺伝情報を網羅的に調べる全ゲノム解析について、厚生労働省は20日、実行計画をまとめた。がんと難病の患者計約9万2千人分の検体を対象に最大3年間かけて解析。その結果を踏まえて本格的な解析をして、予防や診断、治療法の開発につなげる。
 全ゲノム解析は、人間のDNAにある遺伝情報をすべて調べるもの。がんに関係する一部の遺伝子を調べるパネル検査などではわからない病気の原因を見つけ、治療につなげられると期待されている。

   https://digital.asahi.com/articles/ASMDM75SWMDMULBJ00X.html?iref=sp_nattop_feature_list_n

全ゲノム解析、9万2千人分で実施へ がん治療へ活用