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10/8 浜松発リンパ浮腫検査 浜医大病院×浜ホト、医師主導の治験開始2019:10:09:10:32:09

浜松発リンパ浮腫検査 浜医大病院×浜ホト、医師主導の治験開始

 静岡新聞 19/10/08付

 浜松医科大付属病院(浜松市東区)などが、リンパ浮腫の診断や手術で活用されている「ICG(インドシアニングリーン)蛍光リンパ管撮影法」の保険適用を目指して医師主導の治験に乗り出した。浜松ホトニクスの赤外観察カメラを用いる浜松で生み出された撮影法で、肝機能検査などで使われる検査試薬のICGがリンパ管内で蛍光を発する性質を利用する。他の3大学の付属病院と連携して有用性を検証する。
 リンパ浮腫はリンパ液の流れが悪く手足がむくむ病気で、多くが乳がんや子宮がんなどの手術から数年後に発症する。同病院によると、患者は世界で4千万人以上いるとされ、コンピューター断層撮影(CT)やエコーなど一般的な検査では診断が難しいという。