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5/10 希少がん、情報見極め適切な治療を 萩原健一さん襲ったGIST2019:05:11:07:16:11

希少がん、情報見極め適切な治療を 萩原健一さん襲ったGIST
 産経新聞 19/05/10
 3月に68歳で死去した歌手で俳優の萩原健一さんが患っていたGIST(ジスト)(消化管間質腫瘍)。放送中のNHK大河ドラマ「いだてん」に出演するなど、病気であることを感じさせない活躍を見せていた萩原さんの死に、衝撃を受けたファンは多い。萩原さんを襲ったGISTとはどんな病気なのだろうか。(平沢裕子)
  GISTは、消化管の粘膜の下に腫瘤(こぶ)状の病変を形成する悪性腫瘍の一種で、「肉腫」と呼ばれるがんだ。7割が胃にでき、他に十二指腸や小腸にできることもある。罹患(りかん)率は年間10万人に1~2人と患者が少ない希少がんで、日本の患者は約1千人。50~60代での発症が多く、萩原さんも60歳ごろに診断され、闘病していたという。