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9/22 がん遺伝子検査外来 県立医大に10月開設2018:10:14:07:29:23


和歌山新報 18/09/22

 和歌山県立医科大学付属病院は10月から、がん遺伝子検査外来を開設する。検査では一度に複数のがん組織の遺伝子を調べる「多遺伝子パネル検査」を採用し、個々に適した治療薬を選ぶことにつながる。同大学によると、こうした取り組みは県内で初めてだという。

 がん治療法はこれまで、発症する臓器によって選択していたが、研究により一部のがんは発症する臓器にかかわらず特定の遺伝子異常で発症することが判明。厚生労働省は、がん遺伝子情報を調べ、変異に従って個々に最適な治療を行う「がんゲノム医療」を本格導入し、全国で11カ所を中核拠点病院、100カ所を医療連携病院に指定した。

 http://www.wakayamashimpo.co.jp/2018/09/20180922_81676.html