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7/6 病気腎移植「先進医療」承認、重症腎不全患者が対象...厚労省2018:07:07:08:06:47

病気腎移植「先進医療」承認、重症腎不全患者が対象...厚労省

 読売新聞 18/07/06

がん患者から摘出した腎臓を別の患者に移植する病気腎移植について、厚生労働省の先進医療会議は5日、保険外の治療だが、入院費など一部で保険が使える「先進医療」に条件付きで承認した。倫理的な課題が解消されたと判断した。

 申請したのは徳洲会グループの東京西徳洲会病院(東京都)。宇和島徳洲会病院(愛媛県)とともに実施する。対象は重症の腎不全患者。ドナー(臓器提供者)は、直径7センチ以下のがんが腎臓にあり、がんの部分だけを切除するのが難しく、全摘出した腎臓の提供に同意した人がなる。

 2病院の計画では、有効性や安全性を確認するため、4年間で42例の移植を実施する予定で、移植後の5年間の生存率やがん発生がないかどうかなどを調べる。ただし、21例目までに4例で腎臓が機能しなければ中止する。
  https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180706-OYTET50004/?catname=news-kaisetsu_news



■NHKオンデマンド
ETV特集 「"悪魔の医師"か"赤ひげ"か~宇和島・腎移植騒動の12年~」

2006年、宇和島市の万波誠医師が行った手術が大きな波紋を呼んだ。がんなど病気の腎臓の患部を切除して移植する「病気(修復)腎移植」。特殊な医療を独断で行ったと学会やマスコミから「人体実験だ」など猛烈な批判を受けた。一方、患者たちからは移植医療の選択肢として万波医師を支持する切実な声も広がった。"医療のあり方"をめぐり論争を呼んだ騒動のゆくえを、当事者たちの証言とアメリカでの移植の現状を交え描く。

7月7日(土)23:00放送
 https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2018089572SC000/?capid=sns003