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4/25 がんゲノム医療の推進に向け、遺伝子パネル検査を先進医療で導入2018:04:26:23:22:38

がんゲノム医療の推進に向け、遺伝子パネル検査を先進医療で導入

 メディウォッチ 18/04/25付

 がんゲノム医療の推進に向けて、「遺伝子パネル検査」の保険収載を目指し、国立がん研究センター中央病院で先進医療として実施する―。
 4月25日に開催された中央社会保険医療協議会で、こういった報告が行われました。

 国立がん研究センター中央病院で、遺伝子パネル検査を先進医療として実施

 ゲノム(遺伝情報)解析技術が進み、「Aという遺伝子変異の生じたがん患者にはαという抗がん剤を、Bという遺伝子変異のある患者にはβとγという抗がん剤を併用投与することが効果的である」といった情報が明らかになってきています。こうしたゲノム情報に基づいた最適な治療法の選択が可能になれば、個々のがん患者に対して「効果の低い治療法を避け、効果の高い、最適な治療法を優先的に実施する」ことが可能となり、▼治療成績の向上▼患者負担の軽減▼医療費の軽減―などにつながります。

 http://www.medwatch.jp/?p=20277