地域連携クリティカルパス2011:03:07:17:47:43

がん診療連携拠点病院と地域の医療機関などが作る、診療役割の分担表・共同診療の計画表・患者用の診療計画表からなる、患者に対する診療の全体像を表わした表です。
手術などを受けた病院から早期に自宅に戻り、住み慣れた地域で診療を受けられるような計画を作成し、治療を受ける全ての医療機関で共有して用いるものです。
院内クリティカルパスと同様に、これによって診療の標準化、インフォームドコンセントの充実、業務の改善、チーム医療の向上、加えて入院日数の短縮などの 効果が期待されます。課題としては、 地域の医療従事者にクリティカルパスの理解が十分浸透していないこと、系列の医療機関どうしではスムーズにいっても、複数の病院や医療圏においてうまく運 用できるか、などがあげられています。