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10/25 アストラゼネカのイミフィンジとトレメリムマブの併用療法 第Ⅲ相HIMALAYA試験において切除不能な肝がん患者さんの一次治療として全生存期間を有意に延長2021:10:26:05:48:58

アストラゼネカのイミフィンジとトレメリムマブの併用療法 第Ⅲ相HIMALAYA試験において切除不能な肝がん患者さんの一次治療として全生存期間を有意に延長
 PRTIMES 21/10/25
イミフィンジ単剤療法はソラフェニブと比較して、副次評価項目である全生存期間の非劣性を達成
 本資料はアストラゼネカ英国本社が2021年10月15日に発信したプレスリリースを日本語に翻訳し、みなさまのご参考に提供するものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先します。
 アストラゼネカ(本社:英国ケンブリッジ、最高経営責任者(CEO):パスカル・ソリオ[Pascal Soriot])は、第Ⅲ相HIMALAYA試験の良好な結果から、切除不能な肝細胞がん(HCC)患者さんのうち、全身療法による前治療歴がなく、局所療法が適さない患者さんの一次治療として、イミフィンジ(R)(一般名:デュルバルマブ[遺伝子組換え])に免疫反応を誘導(プライミング)する高用量のトレメリムマブ単回投与を追加した併用療法が、ソラフェニブと比較して統計学的に有意かつ臨床的に意義のある全生存期間(OS)の延長を示したことを発表しました。抗CTLA-4抗体であるトレメリムマブおよびイミフィンジのこの新規の用量および投与スケジュールは、STRIDEレジメン(Single Tremelimumab Regular Interval Durvalumab)と呼ばれます。この併用療法は良好な安全性プロファイルを示しており、イミフィンジにトレメリムマブを追加しても重度の肝毒性の発現が増加することはありませんでした。
 イミフィンジ単剤療法は、OSにおいてソラフェニブに対する非劣性を示し、数値上は良好な傾向にありました。さらにソラフェニブと比較して忍容性プロファイルの改善が認められました。