がん関連ニュースヘッドライン > 4/23 がん治療中の感染、医師「必ず重症化するものではない」

4/23 がん治療中の感染、医師「必ず重症化するものではない」2020:04:24:14:18:40

がん治療中の感染、医師「必ず重症化するものではない」
 朝日新聞 apital 20/04/23
 俳優の岡江久美子さんが23日、新型コロナウイルスによる肺炎のため63歳で亡くなった。所属事務所によると、昨年末に初期の乳がんのため手術を受け、今年1月末から2月半ばまで放射線治療を受けていたという。
 2月に米医師会雑誌に掲載された、中国で新型コロナに感染した4万4672人のデータによると、がんや糖尿病、高血圧などの持病があると重症化しやすいことが報告されている。全体の致死率は2・3%だが、がんの患者では5・6%だった。
 日本医大武蔵小杉病院の勝俣範之教授(腫瘍(しゅよう)内科)は「がん治療中の患者は、やや重症化しやすい傾向にあるが、ほかの基礎疾患に比べてとりわけ高いわけではないし、かかったら必ず重症化するというものでもない。過度に恐れる必要はない」と指摘する。
   https://digital.asahi.com/articles/ASN4R71K0N4RULBJ00L.html