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11/13 血液検査怠り肝炎患者悪化、死亡 愛知県がんセンター謝罪2019:11:14:04:04:39

血液検査怠り肝炎患者悪化、死亡 愛知県がんセンター謝罪
  毎日新聞 19/11/13

 愛知県がんセンター(名古屋市千種区)は13日、B型肝炎ウイルスに感染している悪性リンパ腫の男性患者(70代)に対し、月1回の血液検査を怠ったため、B型肝炎による肝不全で死亡したと発表した。同センターは患者の遺族に経緯を説明して謝罪し、損害賠償について話し合いを進めている。

 男性は悪性リンパ腫と診断され、昨年6月11日、センターを受診し、同日の血液検査でB型肝炎ウイルスの抗体が陽性と判明。センターは同20日~10月2日に悪性リンパ腫の化学療法を行ったが、この間、日本肝臓学会のガイドラインで定められた月1回の血液検査を行わず、肝炎の活性化を発見できなかった。男性は同12月27日、黄疸(おうだん)などの症状が出たため他の病院に入院したが、今年1月18日に肝炎ウイルスによる肝不全で死亡した。
   https://mainichi.jp/articles/20191113/k00/00m/040/196000c