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10/30 苦しむ有床診療所 10年で4割減 低い診療報酬人材難も 入院できるかかりつけ医どう守る2019:10:30:04:03:33

苦しむ有床診療所 10年で4割減 低い診療報酬人材難も 入院できるかかりつけ医どう守る
 西日本新聞 19/10/30

 地域に根差した「かかりつけ医」として利用される有床診療所(有床診)の苦境が深刻だ。医師の高齢化や後継者不足を背景に廃業したり、入院設備をなくしたりする施設が相次ぎ、その数は10年で4割減。初期診療からみとりまで多様な医療ニーズに対応し、高齢がん患者の受け皿として存在感を増す半面、3割超が赤字経営というデータもある。医師たちは「このままでは地域医療は成り立たない」と危ぶむ。
 熊本県荒尾市にある有床診、西原クリニック(中村光成院長)。高齢化率35%の同市で、生活習慣病やヘルニア、がんの緩和ケアなど幅広い診療に当たる。19床のベッドは60~90代の患者で埋まり、4割ががんを患う。入院期間は数カ月から2年以上。
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