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11/20 財政審、高額な医療機器の配置適正化を主張 19年度予算編成への建議で 2018:11:21:07:04:19

財政審、高額な医療機器の配置適正化を主張  19年度予算編成への建議で
  CBnews 18/11/20
 財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は20日、CTなど高額医療機器の配置の適正化などを求める、2019年度予算編成への提言(秋の建議)を取りまとめ、麻生太郎財務相宛てに提出した。社会保障費の自然増の圧縮については、どこまで踏み込むかの具体的な額は示さず、「決して財政健全化の手綱を緩めることなく、これまでと同様、改革を実現していく必要がある」という書きぶりにとどめた。【松村秀士】
 CTやMRIの設置台数については、都道府県によってばらつきがある。財務省が実施した18年度予算執行調査によると、都道府県別の人口当たりのCTとMRIの配置台数は、最も多い県が全国平均の約2倍で、最も少ない県との差は3倍以上ある。また、CTの人口当たりの台数は全ての都道府県で、OECD(経済協力開発機構)諸国を上回っているほか、MRIについても米国を除くOECD諸国を上回っているのが現状だ。