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8/21 大塚製薬、次世代がん免疫治療薬で阪大と提携2018:08:22:05:21:12


日経新聞 18/08/21

 大塚製薬は21日、次世代のがん免疫治療法「CAR―T(カーティー)」の研究開発などで大阪大学と組むと発表した。全ての領域のがんを対象に共同で基礎研究を進め、大塚製薬は全世界での臨床試験(治験)や製造・販売を独占的に請け負う。同社は4月にタカラバイオと組み、CAR―T事業に参入すると表明している。阪大と組み対象疾患を増やす考えだ。

 CAR―Tは異物を排除する「T細胞」と呼ぶ免疫細胞を強化してがん細胞への攻撃の効果を高める治療法。大阪大学は同治療法で血液がんの一種である多発性骨髄腫の研究を手掛けており、正常細胞を傷つけずに、骨髄腫細胞だけを排除できるのが特徴だという。

  https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3440704021082018916M00/