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5/17 抗癌剤、免疫抑制剤によるB型肝炎ウイルスの再活性化、C型肝炎治療薬でも2016:05:21:01:41:18

■Medical Tribune - ‎2016年5月17日
C型肝炎治療ガイドライン第5版を公開-BV,HIV共感染例などの治療対策を追加
 ガイドライン・診断基準
   https://medical-tribune.co.jp/news/2016/0517503487/
 日本肝臓学会は「C型肝炎治療ガイドライン(GL)」を改訂し,昨日(5月16日)第5版を公開した。
 今回は新薬の発売による改訂ではないが,以前から検討されていた
  1)B型肝炎ウイルス(HBV)共感染例
  2)HIV共感染例
  3)腎機能障害・透析例
  4)肝移植後再発例
  5)肝発がん後症例
についての治療対策が新たに追加された。

 注)C型肝炎治療におけるB型肝炎の治療については、今回改訂された「B型肝炎治療ガイドライン 2.2版」の76頁に記載されています。(西村補足)

■日本肝臓学会
 ▼ 5/16 日本肝臓学会編『C型肝炎治療ガイドライン』の公表について
    http://www.jsh.or.jp/medical/guidelines/jsh_guidlines/hepatitis_c

     ▼ 5/16  B型肝炎治療ガイドライン 第2.2版

http://www.jsh.or.jp/medical/guidelines/jsh_guidlines/hepatitis_b
          第2.2版の主な改訂内容
 1)HBV-DNA量の単位として、「log copies/ml」に「IU/ml」を必要に応じて追記
 2)表18「添付文書上B型肝炎ウイルス再燃の注意喚起のある薬剤」に新規薬剤を追加
 3)HBV再活性化の箇所にHBVワクチン、およびC型肝炎に対する抗ウイルス治療についての記載を追記