体外照射2011:03:08:17:46:54

体の外側から放射線を当てます。エネルギーの高いX線をライナックという装置を用いてがん病巣に集中して照射します。X線写真を撮る時と同じように治療に伴う苦痛はありません。
放射線治療を受ける患者さんのほとんどは、外部照射を受けることになります。
外部照射装置にはいくつかの種類があります。しかし、これらの装置の治療効果はほとんど同じもので、治療する部位の深さによって最適な装置を選択します。
放射線治療は、手術と同じく、がんとその周辺のみを治療する局所治療です。がん細胞に外から高エネルギーのX線をあてて、増殖を抑えたり、死滅させたりします。局所治療なので、全身への影響は少ないのですが、一度照射した部位には再度(一定量以上)照射することはできません。